温泉に浸かるお猿さん?を見てきた

世界で唯一温泉に入る猿(ニホンザル)を見られると言うことで、日本はもとより世界中で有名な地獄谷野猿公苑に出掛けた。場所は長野県北部の横湯川の渓谷に位置する。
地獄谷温泉無料駐車場に9時50分ころ着くと、すぐに誘導員が駐車場所に誘導してくれた。平日でも今の時期は混みあうとのコメントがあったので、ちょっと気をもんだが、まだ10台ほど停められているだけだった。それでも準備していると、次々に車がやって来るので、早いに越したことはなさそうだ。実際帰ってきた11時過ぎにはほぼ満車状態だった。
トイレに立ち寄ったが、キレイに維持されている。

駐車場
駐車場

日付:2020年2月28日(金)
天気:晴れ
場所:長野県山ノ内町

アプローチ

カメラ、手袋を持って出発する。
駐車場から出ると車道の傾斜が続く。しかも雪とアイスバーンのミックスで、油断すると滑ってしまいそうだ。
すでに降りて来る観光客とすれ違いながら、170mほどで地獄谷野猿公苑入口に着く。INFO&GIFT SHOPがある。

地獄谷野猿公苑入口
地獄谷野猿公苑入口

湯道遊歩道

この日は道の両端に積雪があるものの、人の歩く中央はほとんど溶けかけて、シャーベット状か泥んこ状態。スニーカーやハイヒールなどはもってのほかで、スノーシューズなど防水で滑らない靴がベストだろう。私はコロンビアのチャケイピ チャッカ オムニヒートを履いた。冬に雪山登山や雪国の観光などで愛用している。

野猿公苑入口
野猿公苑入口

川向こうに温泉宿が見えてくると、遊歩道は行止りになり、右のゲートをくぐり石段を上がると、ほどなく売店に着く。
ここまでノンビリと歩いてほぼ30分ほど。

地獄谷野猿公苑

野猿公苑チケット売り場
野猿公苑チケット売り場

入口で入苑料800円を支払い、チケットを貰い入口を入る。

チケット
チケット

チケットの裏に見学の注意事項が記載されているので、確認しておこう。

橋を渡ると右手に温泉があり、親子3匹と単独の1匹がお湯に浸かっている。
柵はあるもののかなり間近まで寄れる。

親子で湯浴み

次々と他の猿がやって来て、一匹でノンビリとお湯に浸かったり、美味しそうに温泉を飲んだり、毛繕いをしたりしている。

ノンビリと湯浴み
ノンビリと湯浴み

中には夫婦かなと思われる2匹もやって来てお互い毛繕いを始めた。

夫婦で湯浴み
夫婦で湯浴み

崖の上や橋の下にも多くの猿が見られ、人を恐れる様子はなく、すぐ脇を走り回ったりする。小猿も多く、崖に渡されたケーブルを滑り降りたり、雪まみれで戯れあったりしている。

ケーブルで遊ぶ子ザルたち

回りは外国人が半分以上だろうか。
いつまでも見ていられそうだが、20分ほど堪能して帰路に着く。

おまけ〜渋温泉金具屋

このまま帰るのは惜しいので、ちょっと足を伸ばして(のんびり歩いて30分ほど)渋温泉の金具屋の見学に行ってきた。
渋温泉で一番目立つ建物で、「千と千尋の神隠し」のモデルとなったといわれている老舗旅館。

金具屋
金具屋

宿泊客ではないので中に入ることはできないが、確かに見事な木造建築で、一見の価値がある。これは夜のライトアップが見たくなる。

プチ情報

地獄谷温泉無料駐車場

満車の場合、臨時駐車場やスノーモンキーパークバス停駐車場を案内される。

営業時間

冬季:9:00〜16:00、夏季:8:30〜17:00

入苑料

大人:800円、子供:400円

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