日蓮正宗発祥の寺として知られる「下之坊」の境内に咲く藤の花。。。そろそろ満開とのことで込み合うGW前に見てきた。
県内屈指の藤の名所として知られ、墓地を囲むように続く総延長400mの藤棚、そして藤の花と富士山とお堂のコラボも見られた。
日付:2024年4月26日(金)
場所:日蓮正宗 下之坊 静岡県富士宮市下条2021
天気:晴れ
藤棚の回廊
県道184号線(白糸富士宮線)から駐車場に入ると、いきなり駐車場の幅いっぱいの藤棚が目に入り、その背後に富士山の姿も見えている。
藤棚を見上げながら東に移動する。
駐車したあたりは疎ら(6〜7分咲き)で、すでに最盛期を過ぎたのか、まだ早いのか、種類が違うのか。。。などと思いながら進むと、思い描いたような見事な藤棚が続くようになる。
折り返した墓地の北側の藤棚は再び疎らで、萎えかけた気持ちの私を、お堂前の立ち木造りの藤が満開で迎えてくれた😄。
藤の花と富士山とお堂のコラボ
藤の花と言えば藤棚が普通だが、これは大きな鉢植えのような藤で、間近に花を見られたり香りを聞くことができる。ほぼほぼ満開で、花房の垂れ下がり方も良い感じだ。
そして、ここが下之坊の藤のハイライトで、藤の花と富士山そしてお堂のコラボを見ることができる。静岡県に何箇所かある藤の名所でも、富士山とのコラボが見られるのはここだけだと思う。
お堂の周りに咲く色とりどりのツツジも目を楽しませてくれる。特にお堂の裏では、ツツジ越しに富士山が見られる。
プチ情報
Webサイト
見頃
例年4月下旬〜5月中旬
所要時間
15分(駐車場からゆっくりと右回り)
下之坊の名前の由来
当寺から北へ2kmほどにある大石寺を「上の御坊」と呼んだのに対し、「下の御坊」と呼ばれたことからその名が付いた。
駐車場
おおよそ60台
トイレ
お堂右奥
感想
今年の気温の高さから、すでに満開を過ぎているかも知れない、と思いつつ訪れた。
駐車場の藤棚の花の少なさを見て、やはり遅かったと思ったのは、その先入観があったからかも知れない。満開と思ったお堂前の藤も良く見れば、まだまだ蕾が多いことが分る。そう、まだちょっと早かったのだ。
GWの中盤あたりが見頃となりそうだ。そのときは花房が垂れ下がり、見応えのある藤棚になるのだろうか。。。
満開の頃にまた訪れてみたい。
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