プリウス スタッドレスタイヤに履き替える

いつもは11月中旬に交換していたが、今年は諸事情(?)あり、ほぼほぼ一ヶ月遅れになってしまった。
YouTubeに動画を載せたのを機に、新たに加わったトルクレンチと電動空気入れの使い心地も含め、ブログに残すことにした。

どんな道具が必要か

まずはタイヤ交換のための道具類を準備し、漏れがないか確認します。

①トルクレンチ ・・・・・ Samuriding トルクレンチ SIG-T101
②十字レンチ
③エアゲージ ・・・・・ エーモン エアゲージ(ホース付) 最大測定値500kPa ケース付
④電動空気入れ ・・・・・ KUKIIRE スマート空気入れ
⑤コーティング剤 ・・・・・ Gold Glitter EVOLUTION PLUS 濃縮タイプ
⑥軍手
⑦洗車ブラシ
⑧マイナスドライバー
⑨油圧パンタジャッキー ・・・・・ マサダ製作所 シザーズジャッキ DPJ-1000DX
⑩タオル(2枚)
⑪水(バケツ)

タイヤ交換の動画を見る

プリウス スタッドレスタイヤに交換

ジャッキアップ

私は水平な駐車場でやるため輪留めは使わないが、サイドブレーキは確実にかけます。
まずタイヤのナットを5本とも緩める。ただし、ゆるゆるにはせず、概ね1/4回転ほど緩めます。
油圧パンタジャッキをおおよそジャッキアップポイントの下になるように置き()、手でハンドルを操作し軽く当たるまで上げる。ジャッキ頭部の凹みとジャッキアップポイントの凸が噛み合ったら()ハンドルをセットして、タイヤと地面の間に手の平が楽に入る程度車体をあげる。

タイヤを入れ換える

ナットをすべて外し夏タイヤを外したら、極力速やかにスタッドレスタイヤをセットします。

ナットを外す順番は、下から上に外して行くようにしている。以前上から下に外したとき、タイヤが傾いて落ちそうになったことがあります。

プリウスは195/65R15なので両手で持ち上げてセット可能だが、どうしても中腰になりがちで腰痛の心配がある。腰痛防止のため大雑把にホール位置だけ合わせ、座ってからハブにセットしている。必要なら両足のつま先も使って持ち上げれば、楽にセット出来る。

プリウスのホイールならそれほど苦労しない

スタッドレスタイヤのナットを締める

まずは5本のナットをゆるゆるの状態(2〜3回転)で取り付ける。外すときとは逆に、上から取り付けるとやりやすい。
次に星型の順に少しずつ締めていき、仮締めする。
ここで重要なのは、星型に締めることと、仮締めは強過ぎずゆる過ぎず、十字レンチを惰性で回して止まればOK。

星型に締めるのが鉄則

5本の仮締めが済んだらジャッキを下ろし、タイヤを完全に接地させる。
油圧弁の開放は慎重かつ繊細に行おう。車体の降り具合を見ながら、ジワジワと開放しましょう。開放始めの回転角度としては、1度2度ってとこじゃないでしょうか。一気に開くと車体が勢いよく落ちる(降りるではない)ので、怖い思いをします。
トルクレンチの設定値(プリウスの締めつけトルクは103N・m)を確認し、本締めします。このときも星型に締めます。また、思いっきり力をかけると締めすぎになるので注意!!

トルクレンチ導入前の本締めのやり方
①ディーラーで締められたナットを緩め、その力加減を覚える。
②十字レンチでナットを本締めする。
③ナットを緩める。このとき①と同じ力加減になるまで②③を繰り返し、同じになったら②の感覚を覚えておく。

外したタイヤを洗う、保管する

私は洗車後にタイヤ交換をしますが、ホイールの内側は洗えないので、仕舞う前にサッと汚れを落としコーティングします。
愛用しているのは「Gold Glitter EVOLUTION PLUS 濃縮タイプ」です。これを希釈して使います。車の内装・外装のほぼあらゆるところに使えます。
詳細はこちら → ゴールドグリッターエボリューションプラス 使用方法

タイヤを保管するときは、溝に挟まった小石を取り除きます。特に今回とは逆のスタッドレスタイヤを仕舞うときは、細かいサイプに多くの小石が挟まっているので、念入りに取り除きましょう。

空気圧点検・充填

タイヤを乾かす間に空気圧を点検、充填します。
買ったばかりの「KUKIIRE スマート空気入れ」を使います。事前に空気圧を設定しておきバルブに接続したら、パワーオンで現在の空気圧も表示され、充填が終わるのを待つだけです。唯一音が大きいのが難点かな。。。
設定値に到達すると自動停止するので、念のためエーモン エアゲージでも確認して完了です。

ちなみにプリウスの空気圧は
前輪:250kPa(2.5kg/cm2)、後輪:240kPa(2.4kg/cm2)です。
下の写真では規定空気圧を251kPaに設定しています。バルブから外すとき僅かながら空気漏れが発生するためですが、ちょっと考え過ぎかも。。。

これは本当に便利です

試し走行と走行後の確認

急発進・急停車をしないよう10kmほど走行し、トルクレンチで確認します。
その後100km程度走行後も確認します。

感想・まとめ

タイヤ交換は1つ間違えると大事故にもなります。十分な準備と安全を確保しましょう。

4年前にパンタジャッキを購入したときも、それまでの車載のジャッキに比べかなり早く楽にできるようになって感動したが、今回は「KUKIIRE スマート空気入れ」に感動した。
今まで使っていた足踏み式空気入れではゲージは付いているものの大雑把で不正確なため、何度もエーモン エアゲージでの確認が必要だったが、空気の抜け工合にもよるが数十秒で正確に完了。音の煩さなんて何でもない!!

「Samuriding トルクレンチ SIG-T101」も今回初導入だが、こっちは早さとかやりやすさに寄与するものではなく安全のためのもの。
本文に書いたように今まではホイールは自分の感覚で十字レンチで締めていたが、以外にもほぼほぼ正確だったことがわかった。トルクレンチで締めた後、試しに十字レンチで今までのように締める、逆に十字レンチで締めた後トルクレンチで締める、をやってみた。ともにさらに締まることがなかった。ってことは、今までもいい感じで締められていたってことだろう、っと勝手に解釈している。

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