２回目以降のWebで確定申告

2018.03.04

2回目以降で、昨年度作成・保存した確定申告書データを読み込んでの確定申告のやり方を詳細に説明します。

事前準備

私が事前に準備したのは・・・

  1. 昨年度作成・保存した確定申告書データ（「h28syotoku.data」の型式で保存されています）
  2. 収入金額等：公的年金（老齢年金、企業年金）、個人年金の源泉徴収票（原本）
  3. 所得から差し引かれる金額：国民健康保険税納付済額のお知らせ（原本）
  4. 本人確認書類・・・マイナンバーカード（表裏のコピー）

以上、b.c.d. は初年度と同じです。

確定申告書等作成前の確認事項

  1. 確定申告書等作成コーナーへアクセス
    作成コーナートップ　→　［保存データを利用して作成］をクリック
  2. 保存データ利用方法の選択
    ［新規作成］をクリック
  3. 税務署への提出方法の選択
    ［印刷して提出］をクリック
  4. 申告書等印刷を行う前の確認
    推奨環境や利用規約の確認　→　［利用規約に同意して次へ］をクリック
  5. 作成する申告書等の選択
    ①［令和2年分の申告書等の作成］をクリック　→　②［所得税］をクリック

昨年度作成・保存した確定申告書データ読み込み

  1. 過去の年分のデータの利用確認
    ①［選択］をクリック　→　昨年度のデータを選択　→　選択したデータの名称確認　→　②［保存データ読込］をクリック
  2. 読込内容の確認
    「読み込んだデータの本人情報」の確認　→　［次へ］をクリック
  3. 読込項目の選択
    チェック項目を確認（変更しない）　→　［上記項目の読込］をクリック

確定申告書等作成開始

  1. 申告書の作成をはじめる前に
    ①生年月日を入力　→　②「申告内容に関する質問」の一項・二項を確認、三項に回答する　→　③［次へ進む］をクリック
  2. 収入金額・所得金額の入力
    「総合課税の所得」−「雑所得」−「公的年金等」の［入力する］をクリック
  3. 公的年金等の入力
    ［編集］をクリック
  4. 公的年金等の入力 − 厚生労働省
    ①「支払者は厚生労働省ですか？」で［はい］をクリック　→　②手元の源泉徴収票に従って、該当「区分」をチェックし、「支払金額」「源泉徴収税額」を入力　→　③「社会保険料の金額」を入力　→　④「支払者」が合っているか確認　→　⑤［続けてもう1件入力］をクリック
    （注意）私の場合はこの後企業年金等を入力するため、⑤で［続けてもう1件入力］をクリックし、「12.公的年金等の入力 − 企業年金等」に移動したが、公的年金の入力が終了ならば、⑤で［入力内容の確認］をクリックする。
  5. 公的年金等の入力 − 企業年金等
    ①「支払者は厚生労働省ですか？」で［いいえ］をクリック　→　②手元の源泉徴収票に従って、該当「区分」をチェックし、「支払金額」「源泉徴収税額」を入力　→　③「社会保険料の金額」を入力（例は0円なので空白のまま）　→　④「支払者」が合っているか確認　→　⑤［続けてもう1件入力］をクリック
    （注意）私の場合、さらに企業年金等を入力するため、⑤で［続けてもう1件入力］をクリックし、入力を繰り返したが、公的年金の入力が終了ならば、⑤で［入力内容の確認］をクリックする。
  6. 公的年金等の入力 − 入力内容の一覧
    入力内容を確認　→　［次へ進む］をクリック
  7. 収入金額・所得金額の入力 − 公的年金等入力値確認と個人年金入力
    ①公的年金等入力値を確認　→　②「業務・その他」の［入力する］をクリック
  8. 雑（その他）所得の入力 − 個人年金
    ①「種目」で「個人年金」を選択　→　②「収入金額」、「必要経費」、「源泉徴収額」（例では、0円なので空欄）を入力　→　③「所得の生ずる場所」を入力　→　④「報酬などの支払者の氏名・名称」を入力　→　⑤［入力終了（次へ）］をクリック
    （注意）続けて入力する場合：⑤で［続けてもう１件入力］をクリック　→　①から繰り返す
  9. 雑（その他）所得の入力 − 入力内容の一覧
    16.で入力した内容を確認　→　［次へ進む］をクリック
  10. 収入金額・所得金額の入力 − 全入力値確認
    全ての入力内容を確認　→　［入力終了（次へ）］をクリック
  11. 所得控除の入力
    ［読込内容を確認］をクリック
  12. 社会保険料控除の入力
    ①「公的年金等の源泉徴収票に記載されている金額」が合っているか確認　→　②［削除］をクリック　→　③「確認」ダイアログで［はい］をクリック　→　④さらに削除が必要ならば繰り返す　→　⑤［次へ進む］をクリック
    （注意）前年度までは源泉徴収ではなく別入力していたため、「入力内容の一覧」に「国民健康保険」「介護保険」が表示されている。このままではエラーになるので削除する。
  13. 収入・所得金額の入力 − 確認
    ①再度入力内容を確認　→　②［入力終了（次へ）］をクリック
  14. 税額控除・その他の項目の入力
    私は該当項目がないので、何も入力せずに［入力終了（次へ）］をクリック
    （注意）該当項目があれば［入力する］をクリックして、入力する。
  15. 計算結果確認
    問題なければ［次へ］をクリック
  16. 住民税等の入力
    ないので何もせず［入力終了（次へ）］をクリック
  17. 住所・氏名等入力
    「受取方法の選択」「住所・氏名等の入力」の読込値が合っているか確認　→　［次へ進む］をクリック
    （注意１）税務署から「確定申告のお知らせ」が送付されている場合は記入します。
    （注意２）手書きが可能なので空白のまま印刷し、提出日に記入します。
  18. マイナンバーの入力
    ①「入力値を表示する」にチェック　→　②マイナンバーを入力　→　③［次へ進む］をクリック　→　「確認」ダイアログでメッセージを確認　→　④［閉じる］をクリック

申告書等印刷

  1. 申告書等印刷（PDFファイルとして保存後、ファイルを開いて印刷）
    ①「印刷に当たっての留意事項」を確認　→　②「印刷する帳票の選択」を確認　→　③「帳票表示・印刷」を確認　→　④［帳票表示・印刷］をクリックし、PDFファイルを保存する　→　ファイルを開き、印刷（後でも良い）　→　⑤［次へ進む］をクリック
  2. 申告書を印刷した後の作業について
    ①［入力データを保存する］をクリック　→　②「確定申告書データの保存」で［入力したデータをダウンロードする］をクリックし、ファイルを保存する　→　③「確定申告書データの保存」で［戻る］をクリック　→　④「申告書Ｂ第一表」「申告書Ｂ第二表」をクリック・確認　→　⑤「本人確認書類」をクリック・確認　→　⑥［アンケートに回答する］をクリック（任意）　→　⑦［終了する］をクリック　→　⑧「確認」ダイアログで［はい］をクリック


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