金時山 1,212.4m
◎ 山行情報
山行日 2019年11月15日(金) 晴れ
山頂所在地/山域 神奈川県/箱根山
アクセス/出発地 車/夕日の滝キャンプ場駐車場から周回
行程詳細 夕日の滝キャンプ場駐車場(9:20-9:36)→ 金太郎分岐(9:57)→ 夕日の滝分岐(10:29)→ 足柄峠林道ゲート(10:31)→
猪鼻砦跡(丸鉢山山頂)(10:49-10:54)→ 新柴分岐(11:02)→ 金時山山頂(11:20-11:55)→ 新柴分岐(12:09)→
猪鼻砦跡(丸鉢山山頂)(12:16)→ 金太郎分岐(13:08)→ 夕日の滝キャンプ場駐車場(13:26)
所要時間/距離 行動時間:3時間10分 休憩時間:40分 合計:3時間50分/8.8km
服装/装備 長袖シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
過去の山行記録 2011年12月30日(金) 金時山、明神ヶ岳、明星ヶ岳、塔ノ峰
2011年2月16日(水) 金時山、明神ヶ岳
◎ 山行記録
9:20 夕日の滝キャンプ場駐車場に到着(写真)。
地蔵堂から駐車場までは車道が狭いので注意。 キャンプには時季外れで、平日ということもあるのか、他に駐車なし。
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9:36 林道駐車スペースを出発。
駐車場を出て左に夕日の滝への道を見送り直進する(写真)。
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石がゴロゴロする道をゆるやかに登る。 途中2箇所崩壊(写真)した場所を通過する。今年の台風の爪痕だろうか?
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歩きやすいフラットな道に変わり東屋(写真)を過ぎると、ほどなくヒノキが何本も倒れた沢出合に出る。
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9:57 金太郎分岐に到着(写真)。
大小の沢が3つ合わさる。
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倒木を越え右の小沢の入口から尾根に取り付き(写真)、真ん中の沢を高巻くようにゆるやかに登る。
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支沢を横切り堰堤の右を越える(写真上)と、道標や目印が少ないやや踏み跡の薄い道から沢出合で細い小尾根に乗る(写真下)。 高度を上げるにつれ尾根は広くなり、やや急登から足柄峠林道に飛び出す。
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10:29 夕陽の滝分岐に到着(写真)。
数台の車が駐車している。 左に80mほどでゲートに行き当たる。
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10:31 足柄峠林道ゲートに到着(写真)。
傍らの道標には竹之下稲子場と書かれている。
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ゲートを抜け、紅葉(写真)している木々を見ながら、林道をゆるやかに登る。 途中左の土手上の登山道をたどってみる。林道に戻りわずかで、なだらかなピーク上に出る。
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10:49 猪鼻砦跡(丸鉢山山頂)に到着(写真)。小休止。
小広い場所で夕日の滝への道が分かれる。進行方向に金時山、ベンチ側に富士山が見られるが、残念ながら富士山は雲の中。 猪鼻砦跡の解説板はあるが、丸鉢山を示すようなものは何もない。一般的ではないのだろうか。
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10:54 猪鼻砦跡(丸鉢山山頂)を出発。
金時山を正面に見ながらゆるやかに下り、登り返すと小屋の前(写真)に出て、土留めの階段を急登して新柴分岐に登り着く。
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11:02 新柴分岐に到着(写真)。
道標の上で金太郎が見守る(写真)。
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ここから金時山山頂直下の急登が始まる。 階段(写真上)に鉄の短いハシゴ(写真下)を交えて急登し、笹が目立つようになると、ポンと金時娘の茶屋前に飛び出す。
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11:20 金時山山頂に到着(写真上)。昼食。
10数人の登山者が思い思いに休憩しているなか、乙女峠方面と金時神社方面から次々と登山者が上がってくる。 西側の岩場で南側の箱根山や芦ノ湖(写真中)、さらに愛鷹連峰などを見ながらノンビリ昼食を取る。 昼食を終える頃には20名以上と大賑わいになる。外国の登山者も多い。 雲に隠れていた富士山(写真下)も、その姿を現してくれた。
11:55 金時山山頂を出発。
往路を戻る。
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12:16 猪鼻砦跡(丸鉢山山頂)に到着。
右のハコネダケの間の登山道に入る(写真上)。 急下降からすぐに気持ちの良い、ゆるやかな尾根(写真下)下りが続くようになる。
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途中で沢に降りると様相は一変する。 まずは大きく抉られた支沢で登山道が途切れ(写真)、迂回を余儀なくされる。
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登山道に戻ったのも束の間、押し出された土砂や倒木(写真)を除けながら、右岸と左岸を行き来しながらたどるようになる。 沢沿いをたどるものの、この間道標や目印などはなく、GPSを頼りに進むことになる。
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渓流を越える(写真)と見覚えのある倒木群に出る。
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13:08 金太郎分岐に到着(写真)。
往路を戻る。
13:26 夕日の滝キャンプ場駐車場に到着。
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◎ 感想
金時山は今回で4回目。今回は歩いたことのない夕日の滝からのコースを周回した。あちこちで今年の台風などの爪痕と思われる崩壊が見られた。特に猪鼻分岐から金太郎分岐間の沢の崩壊は大きく、登山道を寸断していた。沢沿いをたどるとは言え、道標も目印などもほとんどないので、ここを歩くのであればGPS必携だろうと思う。
山頂は平日にもかかわらず20人以上の登山者で賑わい、さすが人気の山を思わせる。
雲が掛かっていた富士山も姿を現してくれて、2日遅れながら良いバースデイ登山になった。