金時山、明神ヶ岳
2022.02.20
金時山 1,212.4m 明神ヶ岳 1,169m
簡易ルート図 |
◎ 山行情報
山行日 2011年2月16日(水) 晴れ
山頂所在地/山域 神奈川県/箱根山
アクセス/出発地 車/公時神社登山口駐車場~宮城野BS
行程詳細 公時神社登山口駐車場(7:56-8:05)→ 金時神社(8:10)→ 林道出合(8:22)→ 金時の宿り石(8:29)→
稜線分岐(9:00-9:05)→ 金時山山頂(9:28-9:48)→ 稜線分岐(10:05)→ 矢倉沢峠(10:26)→
金時隧道分岐(10:28-10:33)→ 火打石岳説明板(12:18)→ 明神ヶ岳山頂(13:37-13:47)→ 宮城野分岐(14:22)→
宮城野BS(15:40)→ (箱根登山バス)→ 仙石BS(15:53)→ 公時神社登山口駐車場(16:08)
所要時間 行動時間:7時間10分 休憩時間:40分 バス移動時間:13分 合計:8時間3分
服装/装備 ジャケット、長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
◎ 山行記録
7:56 公時神社登山口駐車場に到着。
20台ほど駐車できる。 無料、トイレあり。
8:05 公時神社登山口駐車場を出発。
トイレ横の石段(写真)を上がり、少し行くと公時神社を左に見る。 ガリガリに凍った雪を踏みながら、杉林の中をゆるやかに登る。
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8:22 林道出合に到着。
ハコネダケの目立つ雑木林を登る。
8:29 金時の宿り石に到着(写真)。
大岩を左に回り込み、ヒノキ林の山腹を東にトラバースし、ゆるやかに高度を上げる。
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次第に傾斜が増し、小さくジグザグに急登する。一部路面が掘れて段差の大きな場所がある(写真)。 再度のトラバースから右へ折り返すと、右手に展望が広がり、駒ヶ岳を始めとした箱根の山々を一望できる。
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9:00 稜線分岐に到着(写真)。小休止。
右から仙石原の金時登山口からの道が合流する。 暑くてジャケットを脱ぐ。
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9:05 稜線分岐を出発。
左の道を急登するが、部分的に雪解けで泥濘んでいて歩き難い。 2ヶ所目の平坦地で外輪山を一望し、露岩の道(写真)を急登すると、前方の木立の合間に山頂の建物が見えてくる。
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9:28 金時山山頂に到着(写真右)。小休止。
南東から北西にかけて展望が広がり、箱根の外輪山や愛鷹連峰、富士山、わずかながら富士山の裾野付近に南アルプスが見られる(写真下)。
9:48 金時山山頂を出発。
往路を稜線分岐まで戻る。次々と登ってくる登山者とすれ違う。
金時山山頂からのパノラマ |
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10:05 稜線分岐に到着。
ハコネダケの間のU字に削られた道(写真上)は、ゆるやかな下りが続き、途中急下降を経て平坦になるとうぐいす茶屋のある矢倉沢峠(写真下)に降り立つ。 右に金時登山口への道を見送り、左に道を取ればすぐに金時隧道と明神ヶ岳への分岐に出る。
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10:28 金時隧道分岐に到着(写真)。小休止。
こっちが矢倉沢峠と勘違いしていた。
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10:33 金時隧道分岐を出発。
右の明神ヶ岳への道に入る。 前方にはハコネダケの原が広がり、やや左になだらかなP963が見える(写真)。 ハコネダケの間のゆるやかな登りから小さなピークを越えて、ジグザグの急登からP963を越える。
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ところどころでハコネダケが雪の重みでアーチ状(写真)になり、しゃがみ込んでも抜けられず、這ったり回り込んだりと、想定外の障害に大きく時間をロスする。 途中で手袋、次に帽子の紛失に気付くが、戻る気にもなれず諦める。
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金時山、富士山、丹沢山塊、道志山塊 |
P946に立つと、背後には歩いてきた稜線の向こうに金時山と左に富士山、右に丹沢山塊や道志山塊の大パノラマが広がる(写真)。
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さらにハコネダケの間をたどると、道は稜線を外れ火打石岳の北側(写真)を巻いて潅木の中を進み、東側のコルに出る。
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12:18 火打石岳説明板に到着(写真上)。
少し先のピークで前方に稜線へと続く道が見え、先に目を移せば明神ヶ岳から明星ヶ岳への稜線を一望できる(写真下)。
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金時山、富士山 |
杉カヤトの道をゆるやかに下りP958を越えると、丸太止めの階段をジグザグに登る。 途中の背後には金時山と富士山が重なって見えている(写真)。 潅木の中の急登を過ぎると、なだらかな開けた場所に出る。ここからも金時山と富士山、さらには南アルプスも望める。 なだらかな稜線をたどり左に最乗寺奥の院への分岐を見送ると、灌木帯をゆるやかに登り抜け、平坦路からほどなく明神ヶ岳山頂に飛び出す。
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13:37 明神ヶ岳山頂に到着(写真)。小休止。
山頂は広く展望も良いが、方位盤と説明板を兼ねた山頂標識がある。 ノンビリと昼食をと考えていたが、広さが災いし風が吹き抜け寒く、立ったままオニギリを食べる。
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13:47 明神ヶ岳山頂を出発。
ゆるやかに下り、2ヶ所の最乗寺への分岐、潅木の中での昭和天皇の登山記念碑(写真)、さらには矢佐芝・塚原駅への分岐を左に見送る。 その後短い急下降を交えてハコネダケの中をひたすら下り、宮城野への分岐に出る。
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14:22 宮城野分岐に到着(写真)。
右の宮城野への道に入りジグザグに急下降する。 堰堤を過ぎると傾斜がゆるみ、右に車道を見て別荘地の東側をひたすら下る。
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右側が石積みになると車道に飛び出し、左前方のガードレールと道標の間を入り(写真上)、再び車道に出て正面の駐車場左を下る(写真下)。
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三度車道に出て振り返ると明神ヶ岳近道の青い道標が目に入る(写真)。 車道を左に下り、さらに道標に従ってT字路を左、右、右と進む。 宮沢橋手前を左に入り、川沿いを行けば国道138号線に出て、右の新宮橋を渡れば宮城野BSがある。
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15:40 宮城野BSに到着(写真)。
財布を出そうとザックを下ろすとバスが来て、慌てて乗り込む。
15:53 仙石BS降車。320円。
国道138号線を金時神社方面に向かう。
16:08 公時神社登山口駐車場に到着。
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◎ 感想
思っても見なかった笹のアーチで標準時間の2倍掛かり、明星ヶ岳を回る時間がないと判断し、諦めて宮城野分岐から下山した。
それにしても落とし物はするは、予定通りにいかないはで、散々の山行だった。無雪期にリベンジを果たしたい。
金時山からの下りの雪解けにはスリップしないように注意が必要だ。
その他ではそれほどの急登急下降はなく、危険な場所もないので時間さえあれば展望を楽しめる山行になる。
特にP946から明神ヶ岳までは進むにつれ高度が上がり、金時山と富士山の位置関係、南アルプスの見え方などの変化も楽しめる。