美し森、天の河原、天女山

美し森 1,542.5m 天の河原 1,620m 天女山 1,528.9m

 山行情報

山行日       2025年6月22日(日) 曇りのち晴れ

山頂所在地/山域  山梨県/八ヶ岳連峰

アクセス/出発地  車/美し森無料駐車場から周回

行程詳細      美し森無料駐車場(7:55-8:17)→ 美し森山頂(8:27)→ 羽衣池(8:47-8:50)→ 天女山・たかね荘分岐(9:05)→
          川俣川徒渉点(9:14-9:17)→ 休憩所(9:44-9:49)→ 県道620号線(10:12)→ 天女山分岐(10:23)→
          天の河原登り口(10:25)→ 天の河原(10:35-10:50)→ 天女山山頂(11:01-11:46)→ 天女山登山道口(12:00)→
          八ヶ岳倶楽部バス停(12:07)→ 中止の滝・まきば公園分岐(12:24)→ 八ヶ岳牧場(12:28)→
          吐竜の滝(13:04-13:12)→ 清泉寮(14:02)→ 八ヶ岳高原ライン(14:14)→ 美し森無料駐車場(14:35)

所要時間/距離   行動時間:4時間59分 休憩時間:1時間19分 合計:6時間18分/15.4km

服装/装備     半袖シャツ、アンダーシャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、トレッキングシューズ、トレッキングポール

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

7:55 美し森無料駐車場に到着。

広い。
トイレ、まだ開いてないが観光案内所、売店がある。

8:17 美し森無料駐車場を出発。

観光案内所横(写真上)から石段を上がり、右の石段も上がると、折り返しの木段(写真下)が続く。ドウダンツツジを見ながら登り、石畳に変わるとほどなく美し森山頂に着く。

8:27 美し森山頂に到着(写真上)。

開けたなだらかな山頂で、立派な標石(写真下)がある。記念撮影用と思われる窓枠もある。

三角点の確認を忘れたが、たまたま撮影した全景の中に写り込んでいた。多分右の旗の下(写真上)のがそうだろう。


ここから始まる八ヶ岳横断歩道をドウダンツツジ(写真)を見ながらたどる。
すぐに右から林道が平行し、少し先で合流する。

再び石畳の遊歩道に入り、たかね荘手前で林道を横切る。

雑木林をゆるやかにたどり、足に堪える土留めの急階段(写真)を登り切ると羽衣池の前に出る。

8:47 羽衣池に到着(写真上)。周回。

反時計回りに周回する。
水量は少なく、池というより湿地帯って感じだ(写真下)。
モウセンゴケやアサマフウロなどが見られるようだが、まだ早いようだ。

8:50 羽衣池を出発。

八ヶ岳横断歩道に戻り、気持ちの良い笹原(写真)を歩く。

大きな尾根を乗り越すと、急な下りに変わり、間もなく林道に降り立つ(写真)。
天女山・たかね荘分岐で形的には十字路だが、天女山へは林道を横切り平行するように右に進む。



途中に咲くクリンソウ(写真)を写真に取り先に進む。

ほどなく川俣川(写真上)に行き当たり徒渉する。すぐ上流にある滝(写真下)を写真に取る。良い感じの滝なのに、名前はなさそう。勿体ない。。。



大きく2度折り返すと八ヶ岳牧場で、放牧牛(写真)を見ながら鉄条柵の間を進む。
間もなく牧場管理道路が合わさる。


足元にセイヨウノコギリソウ(写真上)が群生する道(写真下)をゆるやかに登り、南東に延びる尾根に乗りひたすら下る。

笹道から防火帯のような広い道に変わると、ほどなく休憩所に着く。

9:44 休憩所に到着(写真)。小休止。

ベンチとテーブルがある。
展望が良さそうだが、雲が掛かって何も見えない。

ほとんど同時に反対側から団体が上がってきて、大賑わいになる。

9:49 休憩所を出発。

広い尾根を下り林道を横切り、すぐに沢(写真上)を越え再び牧場(写真下)に出て横切って行く。

大きな涸れた沢を越えると、折り返しの急登から県道620号線を横切り登山道に入る。すぐに分岐(写真)で、道標の指す右に入る。直進方向は地形図にないが、天女山山頂からの道のようだ。

笹原をゆるやかにたどると土留めの階段(写真上)に変わり、やや急登から尾根上の分岐(写真下)に飛び出す。ただの尾根上の分岐だと思っていたが、道標からここはすでに天女山になるようだ。

右にすぐで天女山上駐車場に出て、西側に回り込み天の河原登り口(写真)を入る。

尾根上の笹道を登り、天の河原に続くザレ場を左に回り込むと、南に延びる尾根に乗り右へわずかで天の河原に着く。

南アルプス


10:35 天の河原に到着(写真上)。小休止。

標識とテーブルがある。

休憩していると南東側の雲が取れてきて、鳳凰山から間ノ岳、北岳、アサヨ峰、甲斐駒ヶ岳など、南アルプス(写真下)を一望する。

10:50 天の河原を出発。

往路を戻り、尾根上の分岐を直進ですぐに天女山山頂に出る。

富士山


11:01 天女山山頂に到着(写真上)。昼食。

大きな山頂標石(写真中)や方位盤、東屋、幾つかのベンチがある。

木がやや煩いが展望はまずまずで、富士山(写真下)や南アルプス、奥秩父山塊などが見られる。
多くの登山者で賑わっているが、ほとんどが一つの団体で、下山した途端一気に人気がなくなった。

木陰になっているベンチで昼食を取る。


11:46 天女山山頂を出発。

南東の尾根に入り、少しして林道を横切り笹原(写真上)をゆるやかに下って行く。

天女山登山道入口(県道620号線)(写真下)に降り立ち、右の県道11号線が交差する天女山入口交差点を直進し、県道28号線に入る。


5分ほどで八ヶ岳倶楽部バス停(写真上)を左に入り、中止の滝への遊歩道入口を探す。っが見つけられず、地形図の破線のあたりを強引に上がると、すぐに踏み跡(写真下)に出合えた。
笹原の薄い踏み跡をたどり、15分ほどで丁字路に行き当たる。


12:24 中止の滝・まきば公園分岐に到着。

道のわりには立派な道標(写真)が立っている。



コンクリートの橋を越えると、間もなく八ヶ岳牧場のフェンス(写真)に行き当たる。案内板や道標に従って、フェンス沿いを南下する。やや薄いながら踏み跡があり、少ないながらピンクテープもある。


途中でフェンス沿いに東に向きを変えると、ほどなく沢に行き当たり、下を覗くと橋(写真)が見えた。やや朽ちかけてはいるが、鉄製の枠のため崩れ落ちることはなさそうだ。


すぐにフェンス(写真)に阻まれ南下しようとしたが、生い茂った雑草で踏み跡はなく行き詰まる。
一番確実なフェンスを乗り越え、牧場を横切ることにした。


乗り越えてしまえば、右に奥秩父山塊(小川山、金峰山、曲岳、茅ヶ岳など)を見ながら草地を進み、東の端で再びフェンスを越え、川俣川東沢の右岸斜面に入る。
途中規制ロープ(写真上)に従って斜面をトラバース気味に下ると、地形図の破線から少し北側に外れる。ただ、土留めの階段の残骸があり、間違ってはなさそうだ。その後ピンクテープ(写真下)を発見し、沿ってたどると、吐竜の滝の案内板の背後に出た。

吐竜の滝


13:04 吐竜の滝に到着(写真上、下)。小休止。

なかなか見応えがあり、多くの観光客で賑わっている。


13:12 吐竜の滝を出発。

案内板のところから川俣川東沢を北上し、清泉寮へ向かう。

大きな岩(写真上)を縫うように進んだり、ガレ気味の沢を越えたり、沢底から鉄梯子(写真下)を上がったり、と思いの外ハードなルートだ。

途中「御座石(九段の瀬)」や「覚円峰」、「蘭庭曲水」など、何箇所か標識が出てくるが、何を指しているのか良く分らない。


獅子岩橋(写真)を渡り、川俣川東沢左岸を急登する。
途中で団体さんとすれ違ったが、登山には見えなかった。自然観察だろう。。。

登り切り細い沢を越えると、清泉寮のホテル&コテージ前から清泉寮に着く。

奥秩父山塊


14:02 清泉寮に到着(写真上)。

さすがに休日は多くの観光客で賑わっている。
前の広々とした草原越しに、奥秩父山塊(写真下)を一望する。



大泉清里ラインから八ヶ岳高原ラインに行き当たり、正面の砂利道からすぐ右の遊歩道に入る。気持ち良く笹原をたどる。
林道に出て右にとると、ほどなくゲート(写真)を抜け観光案内所横に降り立つ。


14:35 美し森無料駐車場に到着(写真)。


 感想

八ヶ岳倶楽部バス停から吐竜の滝のルートは一部廃道状態だが、薄いながら踏み跡も目印もあり、なんとか吐竜の滝にたどり着けた。ただ、お勧めできるルートではない。
中止の滝への道は取り付きが不明のため適当に上がり、なんとか踏み跡に出合え、そこから中止の滝分岐までは雑草が生い茂っているものの、踏み跡はなんとか分る。
中止の滝分岐から八ヶ岳牧場までは明瞭な道がある。
八ヶ岳牧場から吐竜の滝は廃道のようだが、フェンス沿いに割と明瞭な道があり、目印や規制ロープも残っている。ただ、沢に架かる橋は朽ちかけているので、注意が必要だ。
それ以外では前半2箇所の階段を除いて、概ねハイキング気分で気持ち良く歩けた。

前半は曇り空で霧も出て空気がひんやりしていたが、後半は青空も出てかなり暑く感じた。その天気の回復のお陰で、天の河原では南アルプス、天女山では富士山と南アルプスを見ることができた。また、清泉寮前では草原越しに奥秩父山塊を一望できた。展望はそれほど期待してなかっただけに、うれしい誤算だった。

滝あり、展望あり、花あり、と遠出をした甲斐のある良い山行になった。