富士山グランドキャニオン、小富士
2022.01.28
富士山グランドキャニオン 小富士 1,979m
◎ 山行情報
山行日 2016年10月12日(水) 晴れ
山頂所在地/山域 静岡県/富士山
アクセス/出発地 車/ふじあざみライン旧馬返手前駐車スペースから周回
行程詳細 ふじあざみライン旧馬返手前駐車スペース(8:05-8:20)→ 旧登山道入口(旧馬返し)(8:25)→
グランドキャニオン入口(8:34)→ 馬返し上(8:50)→ 狩休県道交差点(9:02)→ 旧登山道分岐(9:31)→
雲霧神社跡(9:39)→ 御室浅間神社跡(9:40)→ 旧二合目(9:54)→ 小富士遊歩道(9:58)→
小富士山頂(10:10-10:25)→ 三角点(10:31-11:25)→ 渓谷出合(12:01)→ (グランドキャニオン)→
ふじあざみライン旧馬返手前駐車スペース(12:18)
所要時間/距離 行動時間:2時間49分 休憩時間:1時間9分 合計:3時間58分/7.27km
服装/装備 長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、トレッキングシューズ
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
過去の山行記録 2011年9月7日(水) 富士山グランドキャニオン、小富士
◎ 山行記録
8:05 ふじあざみライン旧馬返手前駐車スペースに到着(写真)。
勝手知ったる駐車スペース。車が1台停められていた。 青空に浮かぶ秋の雲と富士山を見ながら、朝食のおにぎりを2個食べる。
8:20 旧馬返手前駐車スペースを出発。
右に堰堤を見送り、ふじあざみラインをゆるやかに登る。
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8:25 旧登山道入口(旧馬返し)に到着(写真)。
富士急行のバス停のすぐ先に旧登山道入口がある。旧馬返しと旧登山道と刻まれた石柱の間を入り、東富士演習場地域無断立入禁止の看板の横をすり抜けて行く。
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下草を踏み分けて明瞭な踏み跡が続く。細い沢状の溝のすぐ右をたどり、先が悪くなり溝を横切る(写真)と、ほどなくふじあざみラインに飛び出す。
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8:34 グランドキャニオン入口に到着(写真)。
グランドキャニオン方面に幅広い道が延びるが、ここにも東富士演習場地域無断立入禁止の看板が立ち、ロープが張られている。 入口の数メートル先の旧登山道に入り踏み跡をたどる。 次第に薄くなる踏み跡を5分ほどたどると、そのままでは車道に出てしまうため、車道から離れるように踏み跡のない草地を進む。
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右の沢状の溝に沿って登ると、すぐに明確な踏み跡と合わさり車道に飛び出す(写真)。車道を数メートル歩くが、入口がみあたらないため、カーブから直線になる辺りで右に入る。
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とりあえず高度を上げるようにたどるが、踏み跡が見つからないまま車道に出そうになる。車道のカーブ辺り(写真)で薄い踏み跡に出合いたどると、ほどなく馬返し上の道標に着く。
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8:50 馬返し上に到着(写真)。
富士浅間神社を指し示す方向からは明確な登山道が上がってきている。途中で道を間違えたのだろうか。
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あらためて登山道をたどり、二分する踏み跡で赤い道標に従って右に道を取る(写真)。踏み跡は比較的はっきりしている。しばらくして木立の合間にグランドキャニオンが見えると、そこから6分ほどで駐車場のある車道に飛び出す。
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9:02 狩休県道交差点に到着(写真)。
カーブの先の1段上がったところに駐車場がある。 車道に出る手前で右に外し溝を渡ると、明確な踏み跡と合流する。
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しばらくすると、左前方に道標(狩休上道標)が現れ(写真)、その右にガイドロープが設置されている。道標の裏が見えているということは、踏み跡がほとんどないことも合わせて、今歩いているところではなく、もっと左から回り込むのが正しいのだろう。実際ガイドロープ沿いに明確な道がある。 道は大きく抉れた溝の中をたどるが、足元が細く掘れていたり、崩れて段差や倒木などで少し歩き難い。
道標の左右にピンクテープも見える。
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9:31 旧登山道分岐に到着(写真)。
このあたりから抉れの浅い歩き易い道が続き、雲霧神社跡の標柱を見送ると、すぐに御室浅間神社跡に着く。
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9:40 御室浅間神社跡に到着(写真)。
雲霧神社跡にはそれらしい物は何もなかったが、ここには標柱の傍に祠か何かの残骸と場違いなベンチが置かれている。10分ほど登り左に車道を見ると、ほどなく石柱の立つ旧二合目に着く。
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9:54 旧二合目に到着(写真)。
道標を見るとここで左に折れて200mほどで須走口五合目になっている。 上の方から声が聞こえてきたので、道標を無視してそのまま登る。
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すぐに誘導ロープの張られた小富士遊歩道に出る(写真)。須走口五合目方面を見ると道標が見えたので、旧二合目の道標に従って進むとそこに出るのだろう。 遊歩道を右に折れ、10分ほど樹林帯を歩くと開けた砂礫の小富士山頂に出る。
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10:10 小富士山頂に到着(写真)。
山頂には標識などないが、大小2つのケルンがあり、先のケルンには守られるように祠が祀られている。 北東側尾根の少し先からの展望が良く、御坂山地、三ツ峠山塊、富士吉田市街、忍野村、道志山塊、山中湖を望む。
10:25 小富士山頂を出発。
三角点へと続く尾根の右を下り、樹林帯を抜け砂礫帯に出る。
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道志山塊、山中湖、三国山稜 |
10:31 三角点に到着(写真上)。昼食。
三角点のある砂礫帯は風が強くて寒いため、樹林帯の陰で昼食を取る。 雲の合間に三ツ峠山塊、忍野村、道志山塊、山中湖、三国山稜などのパノラマが広がる(写真下)が、次第に雲が厚くなり展望が悪くなる。 食事が終わる頃ツアーの団体が降りてきた。
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11:25 三角点を出発。
小富士から三角点に続く尾根を下り、1696m辺りで樹林帯の手前(写真)を右の沢に向かって下る。すぐに樹林帯に入り尾根に乗り返し、右が切れ落ちた谷沿いの尾根をひたすら下る。
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尾根の崖っ縁に行き当たると、道は左の木に付けられたロープで狭く浅い谷へと降りて行く(写真)。 倒木が折り重なった谷をわずかにたどれば、前方にグランドキャニオンが見え先ほどの谷との出合に出る。
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グランドキャニオン |
12:01 渓谷出合に到着(写真上)。
グランドキャニオン(写真下)を見ながらノンビリと下る。 グランドキャニオンの景観が終わり堰堤を幾つか過ぎると、ほどなく前方に旧馬返手前駐車スペースが見えてくる。
12:18 ふじあざみライン旧馬返手前駐車スペースに到着。
グランドキャニオンの上にニホンカモシカが現れるらしいが。。。
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◎ 感想
グランドキャニオンは3回目だが、旧登山道入口から旧登山道を登るのは初めてだった。ところどころ不明瞭な場所があったり、道標も少なく整備されているとは言い難い。道を見失ったら、山頂に向かって登るか、溝状になったところに沿って行けば踏み跡に出合うだろう。左にはふじあざみラインが走っているので、いざとなれば真南へ移動すれば良い。