富士山グランドキャニオン、小富士

富士山グランドキャニオン 小富士 1,979m

簡易ルート図

 山行情報

山行日       2011年9月7日(水) 曇り時々晴れ

山頂所在地/山域  静岡県/富士山

アクセス/出発地  車/ふじあざみライン旧馬返手前駐車スペースから往復

行程詳細      旧馬返手前駐車スペース(9:00)→ (グランドキャニオン)→ 渓谷分岐(9:20)→ 三角点(10:24-10:34)→
          小富士山頂(10:34-11:15)→ 渓谷分岐(12:00)→ (グランドキャニオン)→ 旧馬返手前駐車スペース(12:15)

所要時間      行動時間:2時間24分 休憩時間:51分 合計:3時間15分

服装/装備     半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、トレッキングシューズ


 山行記録

9:00 旧馬返手前駐車スペースを出発。

車道を横切りすぐ先に堰堤の見える渓谷に入る。
3つの堰堤を右から乗越え、砂礫の渓谷をゆるやかに登って行く。
10分ほどでグランドキャニオン(写真)に入り、ニホンカモシカの姿を探しながら進む。

9:20 渓谷分岐に到着(写真)。

渓谷は直進方向に延びているが、右の狭い沢へと入る。
入口の足元の石に白ペンキの矢印が付いている。
斜面が崩れて倒れた木をすり抜け、10mほど先で左斜面を上がると、踏み跡が左右に分岐する。
踏み跡がハッキリしてテープも付けられた左に道を取り、笹薮をひと登りするとなだらかな自然林に変わる。

5〜6分ほどで左の崖沿いの道となり、展望が開け前方に富士山、左に愛鷹連峰、背後に御殿場方面の街並みが広がる。
自然林に入ると沢へと左にゆるやかに下り、1660m辺りで再び尾根へと向かって登る。その後は石に付けられた白ペンキを拾いながら、尾根通しにひたすら登って行く(写真)。

三ッ峠山、杓子山、御正体山

途中振り返ると、眼下に三ッ峠山、杓子山、御正体山、山中湖などを一望できる(写真)。

10:24 1905.6(三角点)に到着(写真)。

三角点の先の樹林を抜け、ひと登りでなだらかな小富士山頂に着く。

八ヶ岳、御坂山地、奥秩父山塊
富士山

10:34 小富士山頂に到着(写真上)。昼食。

富士山山頂に向けてカメラを構える人が1人いるだけだったが、少しして登山スタイルの3組とキノコ狩りと思われるカップルが来た。
八ヶ岳や御坂山地、奥秩父山塊などを一望する(写真中)。
富士山頂はガスが掛かっていたが、時折ガスが取れ顔を見せてくれた(写真下)。
早めの昼食を簡単にとる。

11:15 小富士山頂を出発。

往路を戻る。

12:00 渓谷分岐に到着。

12:15 旧馬返手前駐車スペースに到着(写真)。


 感想

最後の山行(8月12日栗駒山)から1ヶ月近く間が開いたため、急登のある小富士を足慣らしに選んだが、休憩を除くと往復2時間30分ほどの行程では、はたしてその効果は如何に。。。
休日には賑わう小富士だが、やはり平日はさみしく、写真撮影が目的と思われる人が2人、観光登山が2組、キノコ採りと思われる2人連れが1組だけだった。
最初は雲に隠れていた富士山も数分後には顔を見せてくれた。思わず一眼レフのシャッターを切る。