幕山、南郷山

幕山 626m 南郷山 611m

 山行情報

山行日       2024年1月24日(日) 晴れのち曇りのち雪

山頂所在地/山域  神奈川県/箱根山

アクセス/出発地  車/幕山公園第1駐車場から周回

行程詳細      幕山公園第1駐車場(9:20-9:34)→ 幕山公園管理棟(9:37-9:43)→ 幕山登山口(9:44)→ 梅林最高地点(9:54-9:57)→
          山頂周回コース分岐(10:30)→ 幕山山頂(10:42-10:52)→ 南郷山登り口(11:26)→ 南郷山山頂(11:37-12:17)→
          自艦水(12:33-12:35)→ 自鑑水分岐(12:39)→ 大石ヶ平(13:03-13:08)→ 幕山公園管理棟(13:25)→
          幕山公園第1駐車場(13:28)

所要時間/距離   行動時間:2時間48分 休憩時間:1時間6分 合計:3時間54分/10.2km

服装/装備     ソフトジャケット、長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

9:20 幕山公園第1駐車場に到着。

登山口に近い幕山公園駐車場は満車だった。

9:34 幕山公園第1駐車場を出発。

幕山橋から幕山と梅園を一望する(写真)と、ところどころで梅は咲いているみたいだ。

9:37 幕山公園管理棟に到着(写真)。トイレ小休止。

トイレを済ます。

9:43 幕山公園管理棟を出発。

管理棟前の階段を上がり、右手の幕山登山口(写真)を入る。
梅園の中は遊歩道が巡らされているが、山頂を示す道標に従って登って行く。

少し登ると、何本かの満開の白梅(写真上)や紅梅(写真下)が見られるようになり、冬晴れの中春の訪れを感じさせてくれる。


さらに登ると、左の桃源郷岩に貼り付く何人ものロッククライマーの姿が見えてくる(写真)。


9:54 梅林最高地点に到着(写真)。小休止。

暑くなりソフトジャケットを脱ぐ。
梅林はここで終わりのようだ。

大島、初島



9:57 梅林最高地点を出発。

雑木林の中の土留めの階段の登りが続き、東屋を過ぎると折り返しのやや急登に変わる。途中南側の木立の合間に真鶴半島や大島、初島(写真)などを見ながら登る。



山頂周回コースとの十字路(写真)に出たら山頂はすぐそこだが、まずは周回コースに入るため左折する。

冬の木漏れ日を浴びて気持ち良く歩く(写真上)。
右にカーブして尾根を乗り越しゆるやかに登るとカヤトの道(写真下)に変わり、ほどなく北側の山頂周回コース入口に出る。
すぐ先の山頂への道を右に見送り左に進み、最初の分岐を右折すればほどなく山頂に出る。

真鶴半島


10:42 幕山山頂に到着(写真上)。小休止。

山頂標識は折れ、案内板も無残なことに(写真中上)。。。傍らの桜の木(写真中下)は健在のようで良かった。
冬枯れの芝生の広い山頂だが、木立に囲まれ展望はあまり良くなく、南東側に真鶴半島(写真下)だけが見えている。大島と初島は木が邪魔で良く見えない。


10:52 幕山山頂を出発。

北東の登山道に入る。
山頂周回コース入口を左に見送り、折り返して下る。
北東のなだらかな隠れピークの山腹をたどり、左カーブに差し掛かったところで、ピンクテープを目印に直進方向の雑木林に入る(写真)。
ピンクテープを拾いながら進むと、すぐに沢へと急下降する。


沢に降りると右先にピンクテープと境界杭が見える(写真上)が、地形図の破線の方向と違っているため、左前方のちょっとゆるやかな斜面に取り付く(写真下)。
右に折り返し、地形図の破線に乗ろうと試みるが、棘混じりの藪に阻まれ右往左往する。


破線に乗るのを諦めたところで、左上に見つけたカーブミラー方向(写真)に進み、なんとか白銀林道に飛び出す。
白銀林道を東にたどり、自艦水への道を左に、五郎神社への降り口を右に見送る。


11:26 南郷山登り口に到着(写真上)。

登り口の階段を上がり尾根に取り付き、ハコネダケのトンネル(写真下)をゆるやかに登る。
トラバースから北側の尾根上で折り返すと、急登からカヤトを抜け南郷山山頂に飛び出す。



11:37 南郷山山頂に到着(写真)。昼食。

カヤトを切り開いた山頂は狭いが、山頂標識と三角点、案内板がある。
冬枯れでも木々が煩く、展望はあまり良くない。
途中で単独の女性が自艦水側から上がってきて、すぐに南郷山登り口へ下って行った。
いつの間にか空一面厚い雲に覆われている。

12:17 南郷山山頂を出発。

北西に延びる尾根をたどり、白銀林道への分岐を直進、次の自艦水ヘの分岐(写真)を左に入る。
ハコネダケの狭い道を急下降し、鞍部の分岐で白銀林道ヘの道を左に見送り直進する。
ところどころに脇道があるが、規制ロープが張られたり道標が立っているので迷うことはない。

12:33 自艦水に到着(写真)。小休止。

自艦水の説明板と石碑がある。
何回か訪れているが、今回はかなり水量が少ない。

12:35 自艦水を出発。

ハコネダケの中の道を下り、白銀林道を横切る。
左に幕山への道が延びる自艦水分岐(写真上)を右折し、杉林と雑木林の間の下りからハコネダケの中(写真下)をひたすら下って行く。
涸れた細い沢を横切り、カヤトを過ぎるとほどなく大石ヶ平に降り立つ。

13:03 大石ヶ平に到着(写真)。小休止。

一息入れる。

13:08 大石ヶ平を出発。

林道を南下する。
山の神(写真上)やしとどの窟ヘの分岐を過ぎると、突然大粒の雪(写真中)が降り始めた。
少し先で雪が降る中、白梅紅梅が固まって咲いている(写真下)。

13:28 幕山公園第1駐車場に到着。


 感想

幕山公園の梅はまだ早いと思っていたが、一部の木は満開で陽射しとともに春を感じさせてくれた。一方帰りの林道では思い掛けない降雪で、梅と雪のコラボが見られた。春と冬を一篇に感じられた😊👍。

正式な登山道を歩く限り危険も道迷いもない。
幕山からの下山で自艦水分岐に行かず、手前からピンクテープを頼りに沢越えのショートカットをしてみた。沢までは問題なく降りられた。沢からは地形図の破線は直進方向だが、ピンクテープは右の沢沿いに延びている。方向が違うと判断し、比較的なだらかな左から地形図の破線に乗ろうとしたら、棘混じりの藪に阻まれ右往左往。たまたま左上にカーブミラーを見つけ、なんとか林道に出られたが、なかったらもっと彷徨ったかも知れない。
ピンクテープをたどるのが正解だったのか!?

駐車場はあれだけ埋まっていたが、出会った登山者は二人だけ。観梅の客がいるわけでもないので、ほとんどロッククライマーなのだろうか?