不逢山、中藤山、破風山

不逢山 1,562m 中藤山 1,665.5m 破風山 1,674m

 山行情報

山行日       2024年5月4日(土) 晴れ

山頂所在地/山域  山梨県/御坂山地

アクセス/出発地  車/すずらん群生地登山者用駐車場から周回

行程詳細      すずらん群生地登山者用駐車場(7:20-7:55)→ 大石峠入口(9:03)→ 大石峠(9:44-9:55)→
          不逢山山頂(10:03-10:08)→ 中藤山山頂(10:49-10:59)→ 新道峠(セカンドテラス)(11:19-11:22)→
          FUJIYAMAツインテラス(ファーストテラス)(11:23-12:06)→ 新道峠第一展望台(12:11-12:16)→
          破風山山頂(12:21)→ すずらん峠(12:33)→ 林道出合(12:53)→ すずらん群生地登山者用駐車場(13:09)

所要時間/距離   行動時間:3時間57分 休憩時間:1時間17分 合計:5時間14分/13.4km

服装/装備     長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

7:20 すずらん群生地登山者用駐車場に到着(写真)。

登山者用駐車場は車道からすぐと、500mほど奥の2箇所あり、車道側はほぼ満車だったが、空いていた入口脇に停められた。
トイレは駐車場を出て80mほど上がり、水洗トイレの案内板を入った先にある。
ちなみにそのままトイレの先を進むと、すずらん群生地に至る。

7:55 すずらん群生地登山者用駐車場を出発。

車で上がってきた林道を下り、20分ほどで右に釈迦ヶ岳登山口(写真)を見送る。
さらに6分ほどで三差路を左に入り、橋を渡って丁字路を右折する。


10分ほどで県道719号線を横断し、林道をたどり再び県道に出て左折し、70mほど先にある道標(写真)で左の大石峠への林道に入る。


林道はゆるやかな登りだが、次第に暑くなり長袖を脱ぐ。

さらに林道をたどり、直進方向が通行止めの分岐(写真上)を左に下り、立て続けに2箇所の沢(写真下)を横切る。


写真下は最初の沢。

なおも林道歩きが続き、しばらくして終点(写真)にたどり着く。

9:03 大石峠入口に到着。

林道終点に「大石峠入口」の道標(写真)が立っている。


すぐに沢沿いの道(写真上)に変わり、道標の先で尾根に乗りジグザグに急登する(写真下)。

30分ほどで大きく折り返すようになると、ほどなく大石峠に飛び出す。

富士山


9:44 大石峠に到着(写真上)。小休止。

草地の広い峠で、真正面に富士山(写真下)が大きい。

十字路になっていて、西は鬼ヶ岳や節刀ヶ岳、東は新道峠や黒岳、南は若彦トンネル入口バス停、北(上がってきた登山道)はすずらんの里入口バス停になる。

9:55 大石峠を出発。

稜線を新道峠や黒岳方面にゆるやかに登る。途中ミツバツツジ(写真)が満開だ。



10:03 不逢山山頂に到着(写真)。小休止。

山頂標識があるが、なだらかでらしさはあまりない。
木陰に富士山が見えるだけで、展望はほぼない。

10:08 不逢山山頂を出発。

少し山頂一角をたどり、露岩の稜線をゆるやかに下る。
鞍部から小さな岩峰(写真上)を越え、岩壁を右に迂回すると、おだやかな稜線の登り(写真下)が続くようになる。

タチツボスミレ(写真)がポツポツ見られる。

右が開け富士山と河口湖を見ると、ほどなく中藤山山頂に着く。

10:49 中藤山頂に到着。小休止。

山頂標識(写真上)と三角点(写真下)がある。
ここもなだらかなピークで、あまり山頂らしさはない。

ちょっと木々が気になるが、富士山と河口湖を一望する。

10:59 中藤山山頂を出発。

わずかにアップダウンはあるものの、おだやかな稜線が続く。

なだらかなP1617を越えると、ほどなく新道峠(写真)に着く。

11:19 新道峠(セカンドテラス)に到着(写真)。小休止。

多くの観光客で賑わっている。

FUJIYAMAツインテラスの2個目なので、セカンドテラス。バス停から上がって来るとこっちが最初なのに、なぜセカンドなんだろう?

11:22 新道峠(セカンドテラス)を出発。

ゆるやかに80mほど舗装路を登る。

11:23 FUJIYAMAツインテラス(ファーストテラス)に到着(写真右)。昼食。

FUJIYAMAツインテラスの1個目なので、ファーストテラス。
こっちの方が広くて、ベンチがある。
全体を見渡せる、小高い場所で昼食を取る。

富士山のほか、御正体山から鹿留山、杓子山、石割山、箱根外輪山、箱根山などが見られる。また、2機のハンググライダーが富士山をバックに飛び交っている(写真下)。

御正体山、杓子山、石割山、箱根山 富士山と河口湖 富士山とハンググライダー


12:06 FUJIYAMAツインテラス(ファーストテラス)を出発。

いったん短く下り、鞍部から登り返すと「新道峠第一展望台」の道標(写真)があり、右が展望台になっている。

12:11 新道峠第一展望台に到着(写真)。小休止。

ここからも富士山と河口湖を望む。

12:16 新道峠第一展望台を出発。

さらにゆるやかに登って行く。

 

12:21 破風山山頂に到着(写真上)。

ここはP1674の西側のピークで、山頂標識(写真下)がある。

展望はないためそのまま通過し、P1674を越える。

ヤマレコではP1674を破風山としているが、山頂標識は西側のピークにある。

12:33 すずらん峠に到着(写真上)。

ここで左に入り黒岳の西斜面をトラバースし、やや崩壊気味の沢(写真下)を横切る。



黒岳から西に延びる尾根沿いをひたすら下り、林道を横切りすずらん群生地への道に入る(写真)。


樹林帯から林道に出て、登山者用駐車場(写真上)の先ですずらん群生地への道を右に見送る(写真下)と、ほどなく朝の登山者用駐車場に飛び出す。

13:09 すずらん群生地登山者用駐車場に到着。


 感想

FUJIYAMAツインテラスはGW中なので込み合うことは想定済みだったが、これほどの富士山が見られればそれも納得だ。
ここ以外でも、大石峠や中藤山手前の稜線、中藤山山頂、新道峠第一展望台からも見事な富士山が見られる。

大石峠入口から大石峠まではジグザグの急登が続くが、その後はおだやかな稜線歩きが楽しめる。
全体に危険や迷いそうな場所はない。

目立ったのはタチツボスミレだが、ミツバツツジも見られた。あと写真は撮らなかったが、名前の分らない黄色の小さな花も多く見られた。