足和田山(五湖台)

足和田山(五湖台) 1354.9m

 山行情報

山行日       2024年4月28日(日) 晴れ

山頂所在地/山域  山梨県/御坂山地

アクセス/出発地  車/なるさわクリエーションパーク第3駐車場から周回

行程詳細      なるさわクリエーションパーク第3駐車場(7:10-8:15)→ 羽根子山登り口(9:10)→ 羽根子山山頂(9:22-9:32)→
          大嵐山山頂(9:40)→ 大嵐天神社(9:44)→ 機織り窪(9:52)→ 東海自然歩道分岐(10:00)→ 段和山山頂(10:22)→
          足和田山(五湖台)山頂(10:45-11:00)→ P1237.5三角点(11:25)→ 三湖台山頂(11:45-12:35)→
          紅葉台展望レストハウス(12:43)→ 紅葉台展望台(12:55)→ 東海自然歩道入口(13:02)→
          紅葉台入口バス停(13:09)→ 道の駅なるさわ交差点(13:26)→ なるさわクリエーションパーク第3駐車場(13:32)

所要時間/距離   行動時間:4時間2分 休憩時間:1時間15分  合計:5時間17分/16.4km

服装/装備     半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

7:10 なるさわクリエーションパーク第3駐車場に到着(写真)。

最初は道の駅なるさわ第1駐車場に停めたが、GWでかなり賑わうだろうと、なるさわクリエーションパーク第2駐車場へ移動した。
出発には早過ぎるので、ブラブラとなるさわクリエーションパーク第3駐車場まで歩いてみると、この時間は10台ほどとガラガラ。道の駅から距離があり混まないだろうと、再び駐車場所を変えた。

隣接する鳴沢村活き活き広場から芝生越しに雄大な富士山を遮るものなしに見られる。

8:15 なるさわクリエーションパーク第3駐車場を出発。

すぐに国道139号線に出て右折する。

国道139号線から若彦通り、県道714号線(鳴沢富士河口湖線)と歩き継いだ大嵐入口バス停の
先に羽根子山入口がある。

9:10 羽根子山登り口に到着(写真)。

道標はない。

林道をゆるやかに登り、稜線鞍部の分岐を右へわずかで、秋葉神社の裏手から羽根子山山頂に出る。

富士山

9:22 羽根子山山頂に到着(写真下)。小休止。

1組の家族連れが休憩している。
広い山頂で山頂標識やベンチがあり、東の端に2体の石仏(写真下)が置かれている。

秋葉神社(写真下)のお堂の中には神輿が保管されている。
傍らにイカリソウ(写真下)が1株咲いている。
北側に河口湖、南側に富士山(写真右)が見える。

羽根子山山頂
2体の石仏 秋葉神社 イカリソウ


9:32 羽根子山山頂を出発。

分岐を直進し、ピークを巻いて稜線をたどる。
ひと登りで足和田山を示す道標があり、すぐ右が大嵐山山頂になる。三角点(写真)があるが山頂標識はない。


ゆるやかに下るとすぐに鞍部に建つ大嵐天神社(写真)に降り立つ。簡単に参拝して、分岐で大嵐バス停への道を左に見送り直進する。



登り返しは、この日一番の土留めの急階段(写真上)が続く。登り切るとすぐに機織り窪の標柱(写真下)がある。こんなところに機織り?いったいどんな謂れがあるのか。。。
再び続く急な登りの途中で、ヒトリシズカが数輪目に入る。

やがて稜線を左に外すと、ほどなく東海自然歩道分岐(写真上)を右折し、ゆるやかに登って行く。
ちらほらとタチツボスミレ(写真下)が見られる。
何度か折り返して登ったP1128付近で南側の視界が開け、三ッ峠山や鹿留山、杓子山、富士山が見られる。右の一段高い場所にはベンチがあり、登山者が休憩している。

ゆるやかな稜線の登りが続き、急な稜線を巻くような道を左に見送り直進方向にやや急登する。



10:22 段和山山頂に到着(写真)。

山頂標識がないと、通り過ぎてしまいそうだ。

おだやかな稜線が続き、再び急な稜線を巻くような道を左に見送り、直進方向にやや急登する。
ピークを越えると先ほどの道が合わさり、すぐ先で場違いな展望盤が現れる。木立の狭い間から富士山が見える。かつて展望台だったのだろうか?
なだらかな土留めの階段から車止めの杭を抜けると開けて、ほどなく足和田山(五湖台)山頂に登り着く。

富士山

10:45 足和田山(五湖台)山頂に到着(写真下)。小休止。

広々とした山頂には展望台や展望盤、山頂標識(足和田山、五湖台表記の2本)(写真下)、崩れ落ちそうな三角点(写真下)、ベンチなどがある。

南側が開け、富士山(写真右)を一望する。やや雲がかかり始めている。

山桜が満開だ。

足和田山(五湖台)山頂 「五湖台」標柱 「足和田山」標柱 三角点


11:00 足和田山(五湖台)山頂を出発。

すぐに文化洞トンネル方面への道を右に見送ると、しばらくゆるやかな下りが続く。
鞍部で巻き道を左に見送り、土留めの階段からピークを越える。
急下りから巻き道が合わさると、おだやかな稜線歩きが続く。
再び鞍部で巻き道を左に見送り、崩れ掛けの土留めの階段(写真上)からピークに立つ。道標の傍にP1237.5三角点(写真下)がひっそりとある。


ゆるやかに下る途中、数輪咲くヒトリシズカ(写真)を見る。

おだやかな稜線歩きが続き、三湖台の道標で巻き道を左に見送る(写真)。
なだらかな土留めの階段が続き、三湖台の一角の分岐に登り着き、右へわずかで三湖台に出る。

11:45 三湖台山頂に到着(写真右上)。昼食。

広々として気持ちが良く、多くの登山者が休憩している。

山頂標柱(写真右中)やカラフルな展望盤(写真右下)、東屋、多くのベンチ、三湖台や東海自然歩道などの説明板が設置されている。

北側突端が展望台になっていて、毛無山地から南アルプス、御坂山地などを一望する(写真下)。
振り返って南側に富士山が大きいが、山頂付近は雲に隠れ気味だ。

強い陽射しが降り注ぎ、半袖の腕に焼けつくようだ。

大室山、毛無山 南アルプス 王岳、鬼ヶ岳 十二ヶ岳、三ッ峠山



12:35 三湖台山頂を出発。

分岐のすぐ先にひっそりとある三角点(写真)を、GPS頼りで見つける。登山道から一段高くなった場所にあるため、多くの登山者は気付かないかも知れない。

ゆるやかに下り、左から巻き道が合わさると、ほどなく紅葉台に出る。
ここまで車で来ることができる。
三角点があるはずだが、探すのを忘れてしまった。
紅葉台展望レストハウス(写真)の右を下り、林道を横切り登山道に入り直す。


12:55 紅葉台展望台に到着(写真上)。

広い草地で、万葉の歌碑から富士山を望む。

ゆるやかな下りから鞍部で左に折れる(写真下)と、すぐに林道の東海自然歩道入口に出る。

体験乗馬のできる紅葉台木曽馬牧場、紅葉台ドライブインと過ぎると、ほどなく国道139号線に行き当たる。

13:09 紅葉台入口バス停に到着(写真)。

左折し、道の駅なるさわに向かう。
朝と打って変わり、河口湖町方面がかなり混んでいる。

13:26 道の駅なるさわ交差点に到着。

13:32 なるさわクリエーションパーク第3駐車場に到着。


 感想

2005年に道の駅かつやまを起点にバスで紅葉台入口に移動し、羽根子山遊歩道入口へと縦走した。
今回は昼食を三湖台でと思い、道の駅なるさわから反時計回りに歩くことにした。

一部急な登下降はあるものの、概ねおだやかな稜線で歩きやすい。

GW2日目と言うこともあり、多くの登山者が休憩していた三湖台だけでなく、全行程で多くの登山者と出会い、特に家族連れやグループの登山者が目立った。

昼食場所を三湖台にして大正解だった。広々として、多数のベンチがあり、富士山や南アルプス、御坂山地などの展望を楽しみながらノンビリできた。
一方、半袖の腕に陽射しがジリジリと照りつけ、帰宅後の入浴でヒリヒリして日焼けを実感した。