多度山、美濃松山、石津御嶽

多度山 402.8m 美濃松 612.7m 石津御嶽 629.1m

 山行情報

山行日       2023年11月21日(火) 晴れ

山頂所在地/山域  三重県/養老山地

アクセス/出発地  車/愛宕神社線駐車場 度山中道登山口〜健脚コース登山口

行程詳細      愛宕神社線駐車場(8:25-8:35)→ 多度大社(8:44)→ 多度山中道登山口(8:50)→ 多度山中道四合目(9:19)→
          多度山中道分岐(9:42-9:45)→ 多度峡分岐(9:50)→ 多度峡近道分岐(10:02)→ ハンググライダー発射場(10:43)→
          三笠山社(10:51)→ 石津御嶽山頂(10:54-10:58)→ 石津御嶽神社奥ノ院(11:02-11:04)→
          ハンググライダー発射場(11:13-11:53)→ 美濃松山山頂(12:15-12:21)→ 多度山30番鉄塔(12:31)→
          多度峡近道分岐(12:40)→ 多度峡分岐(12:52)→ 多度山中道分岐(12:56)→ 多度山山頂(13:12-13:22)→
          8合目(13:33)→ 健脚コース登山口(13:55)→ 愛宕神社線駐車場(13:56)

所要時間/距離   行動時間:4時間16分 休憩時間:1時間5分 合計:5時間21分/15.4km

服装/装備     長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

8:25 愛宕神社線駐車場に到着(写真)。


先着1台、途中で1台来た。
ここに10台ほど、すぐ上の健脚コース登山口に4台停められる。

:35 愛宕神社線駐車場を出発。

駐車場を出て多度大社へ向かい、千手橋を渡り多度大社境内(写真)へ入る。
境内で奥にある多度大社に向かって登山の安全を祈願する。

参道を降り多度大社前駐車場の先を右に折れ、住宅街を道なりに進む。

8:50 多度山中道登山口に到着(写真)。

住宅街の一角で、道標はない。事前に確認してないとわからないだろう。

ロープの張られた右横の小径に入り、すぐにフェンスの扉を抜け沢沿いに進む。
行き止まりのようにある岩を越え、さらに沢沿いを進む。

次第に沢を離れ、尾根の左下のゆるやかなトラバースが続く。

尾根を微妙に外しながらのゆるやかな登りが続き、多度山中道四合目(写真上)を通過する。すぐ先には桑名消防の救助ポイント(写真下)がある。N0.304となっているが、少なくともこの数だけポイントがあるってことか!?
P353手前で木の板がぶら下げられた休憩所っぽい場所を通過し、尾根をゆるやかにたどり20分ほどで多度山中道分岐に着く。

9:42 多度山中道分岐に到着(写真)。小休止。

ベンチが置かれている。

9:45 多度山中道分岐を出発。

少し先で林道ゲートを左に進む。この林道は後で何度か見ることになる。

すぐに案内板の立つ多度峡分岐(写真)を右に進み、ほとんど平坦な道をたどる。

さっき分けた林道が何度か右下に見える尾根状の道をたどり、多度峡近道分岐(写真上)を道なりに直進すると、すぐ先で丁字の分岐(写真下)に出る。左は沢沿いの道、右は多度山30番鉄塔経由の尾根道になる。


沢沿いの道に入り、ゆるやかに登る。次第に石がゴロゴロして歩き難くなり(写真)、鞍部で尾根道と合わさる。



美濃松山(P612.7)の左を巻いて行くと、少し先に美濃松山への道標がある。
その先の分岐(写真)を右に折れるが、地形図ではほぼ直進になっているため、間違って直進の鉄塔巡視路に入る登山者が多いのだろう、道標が複数立てられている。




おだやかな尾根道を自然とペースアップしてたどると、左に林道が合わさる。登山道が途切れている(ように見える)が、実際には右の松の蔭になっているだけだ(写真)。
ただ、一瞬?となった。

ピークを巻くようにゆるやかに下り、再び左に林道が合わさると、ほどなく開けたハンググライダー発射場に出る。

休憩は取らず林道を進み、舗装が途切れた十字路(写真)を右折する。茂みに道標が隠れている。


すぐに三笠山社の祠(写真)が祀られた三差路を右に進み、建物の右奥をわずかに下れば三角点が見えてくる。

10:54 石津御嶽山頂に到着。小休止。

地形図では隠れピークを読み取れなくもないが、三角点がなければただのゆるい斜面だ。
山頂標識はないが、四等三角点「杉生平」(写真)がある。

10:58 石津御嶽山頂を出発。

時間に余裕があるので石津御嶽神社奥ノ院に向かう。道標には1分と書かれている。

すぐに落ちた標識(写真)を見て鳥居をくぐる。

11:02 石津御嶽神社奥ノ院に到着(写真)。小休止。

扉は開かない。軽く登山の安全を祈願する。

11:04 石津御嶽神社奥ノ院を出発。

往路を戻る。

11:13 ハンググライダー発射場に到着(写真上)。昼食。

広々とした草地で、板を渡しただけのベンチがある。

台の上に立ってみる(写真下)と、やはり高度感があり、名古屋市方面を一望する。

食事中に2組の登山者がやってきた。


11:53 ハンググライダー発射場を出発。

往路を戻り、美濃松山への道標(写真)を左に上がる。わずか1分で山頂に出て、拍子抜けする。

12:15 美濃松山山頂に到着(写真)。小休止。

手作りの山頂標識と三等三角点「多度」がある。展望は余り良くない。

 

12:21 美濃松山山頂を出発。

南側の斜面を下り登山道に復帰し、少し先で分岐(写真上)を左の尾根道に入る。
すぐに美濃松山駅への道を左に見送り、ゆるやかにたどれば、ほどなく鉄塔手前の丸太ベンチが置かれた休憩所(写真下)に着く。


目の前の多度山30番鉄塔(写真)をくぐりひたすら下り、往路でたどった沢道と合流し往路を戻る。


多度峡近道分岐、多度峡分岐と通過し、多度山中道分岐(写真)を左に下る。


10分余りで右に健脚コース(写真上)、すぐにヤング広場への道(写真下)を続けて分け、正面の階段を上がり山上公園へ向かう。
すぐに舗装路に出て左に行けば、ほどなく山上公園に着く。

名古屋市

13:12 多度山山頂に到着(写真上)。小休止。

ベンチやテーブルのある展望台があり、傍らに三角点(写真中)があるが、山頂標識は見当たらない。
ここからも名古屋市方面を一望する(写真下)。

13:22 多度山山頂を出発。

南側の階段を下り舗装路を右にたどるが、すぐに左の脇道に入りヤング広場に出る。
ただの草地で何がヤングなのか分らない。中央に立つ1本のイチョウの黄葉(写真)は七割ってとこだろうか。。。


南側の登山道に入り急斜面の細い道をたどると、ほどなくケルンの積まれた9合目(写真)に飛び出す。


やや急な下りから8合目(写真上)で登山道は尾根を右に外すが、尾根上の愛宕神社跡展望所に行ってみる。
展望台(写真下)はすぐ先にあるが、展望は今一ですぐに引き返す。


花崗岩の砂利道が目に付く7合目、花のリースとコメントが記された板が付けられた6合目(写真)、ケルンの積まれた5合目を通過し、階段をひたすら下る。


1合目(写真)に降り立ちフェンスの扉を抜けると、ほどなく健脚コース登山口に降り立つ。

13:55 健脚コース登山口に到着(写真)。

13:56 愛宕神社線駐車場に到着。


 感想

全体に良く整備され、問題になるところはない。
中道は急登もなく思いの外登りやすいが、概ね林の中で展望はなく面白みはないかも知れない。
多度山中道分岐からも、若干のアップダウンはあるものの歩きやすい。
多度山からの下りの健脚コースは、言うほどではない。合目がキチンと表示されているので、数えながら登り降りすると良いだろう。

帰路に時間が合って、展望もそれなりの場所で昼食を取る予定でいたが、ハンググライダー発射場を選択した。大きく開けて展望も良く、選んで正解だった。多度山という選択肢もあるだろうが、人が多いだろうと最初から外した。

ハンググライダー発射場と多度山から名古屋方面の展望が広がる。やや霞気味ながら、名古屋駅のビル群が見られた。