立須の峰、三岳山

立須の峰 378m 三岳山 467.2m

 山行情報

山行日       2023年3月29日(水) 晴れ

山頂所在地/山域  静岡県/東海

アクセス/出発地  車/引佐総合公園すぽるてん東側駐車場から周回

行程詳細      引佐総合公園すぽるてん東側駐車場(7:50-8:20)→ 登山口(8:44)→ 登山道分岐(8:59)→
          引佐県営林万城寺線終点(9:31)→ 登山道入口(9:38)→ P304三角点(10:04-10:10)→ 立須下(10:33)→
          立須の峰山頂(10:50-11:00)→ 三岳神社(11:21)→ 三岳山山頂(11:42-12:42)→ 兎荷山山頂(12:52)→
          登山口(13:09)→ 引佐総合公園すぽるてん東側駐車場(13:48)

所要時間/距離   行動時間:4時間12分 休憩時間:1時間16分 合計:5時間28分/12.4km

服装/装備     長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

7:50 引佐総合公園すぽるてん東側駐車場に到着(写真)。

西側駐車場の方が広いが、ルートを考えこっちを選んだ。
Googleマップで見るより広く感じる。管理棟にトイレあり。

8:20 引佐総合公園すぽるてん東側駐車場を出発。

駐車場を出て車で来た道を逆にたどり、溜め池の先の民家手前の脇道を左に入る。すぐに車道に出て左折し、三差路を右に進む。
5分ほどで丁字路を左折し、左に兎荷山(とつかやま)や三岳山を見ながらゆるやかに10分ほどど登ると、林道入口に着く(写真)。ここが登山口になっているようだが、それを示すものは何もない。


林道に入りP174の北側を巻くように進み、尾根を越えかけるところのピンクテープを左の登山道(写真)に入る。

薄い踏み跡をピンクテープを拾いながらたどり、1本目の鉄塔から短く急登する。
2本目の鉄塔(写真上)を過ぎるとおだやかな尾根道は隠れ小ピークから細長いピークと越え、引佐県営林万城寺線終点に降り立つ(写真下)。

林道を北上し、雑草が目立つ左カーブで尾根のすぐ右に取り付く(写真)。
いったん尾根を乗り越し、すぐに折り返すように尾根に乗る。


階段の急登(写真上)から巡視路を左に取り(写真下)、隠れ小ピークやピークを越え、短い急登からP304に登り着く。

10:04 P304三角点に到着(写真)。小休止。

三角点があるだけで、展望などはない。



10:10 P304三角点を出発。

右から林道が合わさる鞍部(写真)で藪を左から回り込み、正面の尾根に乗る。踏み跡は不明瞭だが、ピンクテープを拾いながらゆるやかに登る。

短い急登がゆるむと、石灰岩のカルスト地形の岩場が始まる立須下(写真上)に出る。

右側から岩場に取り付き、ピンクテープを拾いながらたどる(写真下)。

鋭利に尖った岩でケガをしないよう気を使いながら、15分ほどで岩峰を見上げる立須の峰基部(写真)に出る。ここからひと登りで立須の峰山頂に立つ。

10:50 立須の峰山頂に到着(写真右上)。

最高地点の岩(写真右下)のすぐ下の少し平な場所で一息入れ、展望を楽しむ。八高山や粟ヶ岳からアクトタワーを中心とした浜松市街、浜名湖、これから向かう三岳山など360度の大パノラマが広がる(写真下)。残念ながら富士山は雲に隠れている。

八高山、粟ヶ岳 浜松市街(中央にアクトタワー) 三岳山

11:00 立須の峰山頂を出発。

基部まで降り、短く北上し「立須」の道標を右に下る(写真上)。道は途中でP378の東側山腹をたどり、立須の峰登山口(写真中)となる林道に出る。

目の前にドデカイ風力発電の風車が建っているが、近過ぎて少し林道を進んで振り返りやっと全体を見ることができる(写真下)。


2010年のときは
「立須」の道標を直進し、尾根伝いに下り林道の三叉路あたりに降り立った。

林道をゆるやかに下り、右の三岳神社への道に入る。
ほどなく三岳神社(写真上)が右上に見えてくる。駐車場の桜(写真下)が満開だ。

すぐ先の案内板(写真上)で境内への道を右に見送り直進し、右下に三岳神社を見ながらゆるやかに登り、折り返すと急登(写真下)が続くようになる。


途中タチツボスミレ(写真上)の群落が続く。
ほどなく尾根上の鞍部に登り着き、右の二の城址(説明板があるだけ)(写真下)を往復する。

浜名湖

11:42 三岳山山頂に到着(写真上)。昼食。

広い草地に史跡三嶽城跡の標柱(写真中上)や二等三角点三岳村(写真中下)などがある。
ちょうどアセビが満開だ。

南側が大きく開け、浜松市街から浜名湖方面(写真下)を一望する。

ハイカーが何組か上がってきたが、三岳神社駐車場からだろう。

12:42 三岳山山頂を出発。

下り始めてすぐ急な窪地を越えるが、おそらく堀の跡だろう。

鞍部からはほとんど平坦で、ほどなく林の中の兎荷山山頂(写真)に着く。

南西に延びるなだらかな尾根に乗り、岩場を越えるとなかなかの急下降から登山口となる林道に降り立つ(写真)。


20分ほど林道を下ると果樹畑(写真)に入り、ひたすら下って行く。

前方にテニスコートが見えてくる(写真)と、ほどなく駐車場入口に着く。

13:48 引佐総合公園すぽるてん東側駐車場。


 感想

2010年に竜ヶ岩洞駐車場から立須の峰、三岳山、竜ヶ石山と周回している。そのときはほとんどが市街地歩きだったため、今回は引佐総合公園から立須の峰、三岳山を周回。それでも車道・林道歩きが長かった。
立須の峰までは踏み跡が不明瞭な場所があるが、ピンクテープがしっかり付いているので迷うことはないだろう。
三岳神社から三岳山山頂に登るハイカーが何組もいた。それ以外は登山者もなく、静かな山行になった。
三岳山山頂からも浜松市街の展望は良いが、立須の峰からは360度の大パノラマがお勧めだ。岩場で狭いが、ザックを下ろせるスペースはあるので、ノンビリと楽しみたい。