入笠山(積雪期)
2023.03.05
入笠山 1,955.4m(積雪期)
◎ 山行情報
山行日 2023年2月26日(日) 快晴
山頂所在地/山域 長野県/南アルプス前衛
アクセス/出発地 車/沢入登山口駐車場から周回
行程詳細 沢入登山口駐車場(8:20-8:40)→ 法華道分岐(9:25)→ 遊歩道出合(9:31)→ お花畑入口(9:37-9:47)→
岩場コース・迂回コース分岐(10:01)→ 入笠山山頂(10:12-10:22)→ 首切登山道分岐(10:24)→
岩場コース・迂回コース分岐(10:30)→ 御所平登山口(10:36-11:10)→ 山彦荘(11:18-11:22)→
法華道分岐(11:28-11:32)→ 沢入登山口駐車場(12:10)
所要時間/距離 行動時間:2時間28分 休憩時間:1時間2分 合計:3時間30分/7.7km
服装/装備 アウタージャケット、インナージャケット、長袖アンダーシャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、雪山登山靴、
アイゼン、トレッキングポール
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
8:20 沢入登山口駐車場に到着(写真)。
予想通りほぼ満車状態(残り3台ほどだったと思う)だったが、何とかトイレ前に駐車できた😌。
八ヶ岳PAで朝食を取っていたので、のんびりと準備をする。
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8:40 沢入登山口駐車場を出発。
まったく雪のない登山口(写真)を入る。 少し上がってやっとポツポツと雪が見られるようになるが、本当に雪山登山なのか(?)と思いつつゆるやかに登り尾根に乗る。少し雪が増えるものの、土の露出、凍結、圧雪のミックスで、アイゼンを何処で履くか迷いながら登っていく。
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雨量観測所(写真)を過ぎ道は山腹をたどるようになり、しばらくはP1799の南側を巻くようにゆるやかに登って行く。 相変わらず土の露出、凍結、圧雪のミックスが続く。
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9:25 法華道分岐に到着(写真上)。
左の急斜面をトラバースして湿原からの沢を横切りゆるやかに登り返せば、ほどなく遊歩道(写真下)に飛び出す。 左に道を取り沢に架かる橋を渡ると、道は林道と出合うがそのまま遊歩道を進みお花畑入口に出る。
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9:37 お花畑入口に到着(写真)。アイゼン装着。
今回は最初からスノーシューではなくアイゼンと決めていたが、お花畑内の圧雪状態を見ると正解だった。
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9:47 お花畑入口を出発。
ゲートを入り、最初はお花畑内の遊歩道の杭に沿って登る。途中で遊歩道は折返しになっているが、そのまま真っ直ぐに登り(写真)、花畑分岐の道標から尾根に上がる。 狭い尾根から広くゆるやかになると、ほどなく岩場コース・迂回コース分岐に出る。
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10:01 岩場コース・迂回コース分岐に到着(写真)。
雪が少なめなので、入笠山案内図も分岐の道標もしっかりと見えている。 岩場コースに入りジグザグに登って行く。
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10:12 入笠山山頂に到着(写真右)。小休止。
広々とした山頂はほとんど風がなく、多くの登山者で賑わっている。 遮るもののない360度の大パノラマが広がり、富士山を始めに南アルプス、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプス、八ヶ岳、秩父山地と日本の主立った名山を一望する(写真下)。
八ヶ岳 |
富士山、南アルプス |
中央アルプス、御嶽山 |
乗鞍岳、北アルプス |
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10:22 入笠山山頂を出発。
東南側の道標から迂回コースに入る。 すぐに首切登山道分岐(写真)を左に入り、入笠山の東斜面をゆるやかに下って行く。
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10:30 岩場コース・迂回コース分岐に到着(写真上)。
往路を下り、お花畑からの登り口を右に見送り尾根を下って行く(写真下)。
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10:36 御所平登山口に到着(写真)。昼食。
手前の広場(駐車場)のベンチで、お花畑越しに八ヶ岳が見ながら昼食を取る。
写真の右奥にあるベンチで昼食。
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11:10 御所平登山口を出発。
マナスル山荘前(写真)を右に折れ、ゆるやかに林道を下って行く。
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11:18 山彦荘に到着(写真)。小休止。
下山に備えて一息入れる。それほど大層な下山でもないが。。。😅💦💦
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11:22 山彦荘を出発。
入笠湿原に降り、大きな標識(写真上)の前から東南に向かいゲート(写真下)を抜ける。
11:28 法華道分岐に到着。小休止。
この先しばらくは圧雪路があるものの、ここでアイゼンを外す。
11:32 法華道分岐を出発。
この時間でもところどころに残る凍結に手子摺りながら下って行く。
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12:10 沢入登山口駐車場に到着(写真)。
まだ多くの車が残っている。
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◎ 感想
冬型の気圧配置ってことで強風を覚悟していたが、思いがけずおだやかな山頂で大パノラマを満喫できた。
積雪期の入笠山はこれで3回目だが、一番雪が少なかった。特に法華道分岐までは土の露出、凍結、圧雪のミックスで、アイゼンの装着タイミングが難しかった。結局はお花畑入口でアイゼンを履くことに。。。
下りでは昼近くでもまだ凍結が残り、スリップの恐怖との戦いになった。