登り尾 1,056.8m
◎ 山行情報
山行日 2023年5月4日(木) 晴れ
山頂所在地/山域 静岡県/伊豆半島
アクセス/出発地 車/二階滝駐車場から周回
行程詳細 二階滝駐車場(8:30-8:45)→ 二階滝(8:56)→ 寒天橋(8:59)→ 登り尾入口(9:32-9:35)→ 新山峠(9:51-9:55)→
登リ尾山頂(10:26-11:38)→ 見出標257(12:16-12:20)→ 国道414号線(12:52)→ 踊子歩道入口(13:10)→
二階滝駐車場入口(13:34)→ 二階滝駐車場(13:36)
所要時間/距離 行動時間:3時間28分 休憩時間:1時間23分 合計:4時間51分/11.5km
服装/装備 長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
|
この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
8:30 二階滝駐車場に到着(写真)。
新天城トンネル手前の水生地下駐車場はほとんど満車状態だったので、GWなのでもしかしたらここもと思ったが、駐車しているのは5台ほどと余裕だった。 トイレと東屋がある。
|
8:45 二階滝駐車場を出発。
駐車場中央奥の石段を上がり(写真)、国道と平行してゆるやかに登り踊子歩道(旧道)に出る。
|
途中ショートカットし、二階滝展望台で二階滝(写真)を見て先に進む。
目的は滝ではないのでサッと見るだけ。
|
すぐ先の寒天橋(写真)で右のバス専用寒天林道に入り、しばらくは渓流沿いに林道を登って行く。 傾斜を増して何度か折り返して高度を上げ、P830を過ぎると傾斜がゆるみ登り尾入口に着く。
|
9:32 登り尾入口に到着(写真)。小休止。
左カーブのガードワイヤーの支柱に「登り尾歩道」の道標が付けられている。
道標は目立たないので見逃してしまいそう。
|
9:35 登り尾入口を出発。
沢の右岸に降り、3つの木橋を渡り左岸に渡る。 その後杉林をゆるやかに登るが、登山道はかなり荒れている(写真上)。途中唯一の道標を左折すると、ますます登山道は荒れ、石がゴロゴロ(写真下)する道から新山峠に登り着く。
|
9:51 新山峠に到着(写真)。小休止。
地形図では十字路になっているが、登り尾方面以外はかなり不明瞭だ。
|
9:55 新山峠を出発。
右の尾根道をゆるやかに登るが、踏み跡は薄くピンクテープを拾いながら登る(写真上)。 P1014を越え、ヒメシャラの目立つ雑木林の中をアップダウンを繰り返しゆるやかに高度を上げて行く。 だだっ広いなだらかなピーク(写真下)では踏み跡も目印もほとんどなく、方向を見誤らないようにGPSでチェックしながらたどる。
|
10:26 登リ尾山頂に到着(写真上)。昼食。
広々としているが、展望はまったくない。 まだ新しい山頂標識(写真中)が2つと三角点(写真下)がある。
ちょっと早い昼食を取る。
|
11:38 登リ尾山頂を出発。
西側(写真)から南西に延びる尾根に入ったが、もう少し左寄りのほうが良かったかも知れない。 尾根はかなり不明瞭で、目印もなく方向を定め難い。
|
わずかに右に傾斜しているため、やや左に方向を定めたどると、地形図の破線より少し北寄りでピンクテープ(写真)を見つけた。このまま目印を拾いながらたどると、やがて地形図の破線と重なり、尾根もハッキリと認識できるようになる。
|
標高900mあたりで右に現れた窪地に沿って道なりに進むと、右に曲がってしまい尾根も不明瞭になる(写真)。すぐにおかしいと気付きGPSを確認して、左に見える主尾根に戻る。窪地に気を取られ過ぎたのかも知れない。
|
復帰した主尾根は明瞭で、ゆるやかに下るとほどなく見出標253(写真)に着く。右にも薄い踏み跡が延びている。 そのまま直進すると傾斜が増し、立て続けに見出標254,255と見送る。
|
木の赤いペイントが目立つようになると、左が切り開かれた鞍部の見出標257に着く。
|
12:16 見出標257に到着(写真)。小休止。
ここでルートは左に折れる。 直進の尾根上に赤テープが1つだけあるが、踏み跡はなさそう。もしかしたら尾根伝いに旧道に降りられるのだろうか。
|
12:20 見出標257を出発。
左に下り、すぐに林道を左に見送る。赤テープを拾いながらゆるやかに下り、見出標258(写真)の先で再び林道を左に見送る。無難に下るならここで左の林道に入ることになる。
|
さらに見出標259を過ぎ5分ほど下ると、見出標260(写真)に着く。
右のペイントが地形図の破線のようだが、沢へ急下降しそうなので、なだらかな左の尾根をたどる。
|
ところが、目印がまったくなくなり、急斜面に行き当たる。なだらかな左に行きかけたが、先に堰堤が見えたため戻り、右のやや急な斜面を降りる。運良くすぐに左下に林道が見えてきて(写真)、難なく降り立つことができた。
|
左カーブで杉林の中にペンキのマークを見つけ入ると、見出標261(写真)を見つける。地形図の破線のようだ。
再び林道に出てたどれば、ほどなく国道414号線が見えてくる。
|
12:52 国道414号線に到着(写真上)。
20分ほど国道を歩き踊子歩道入口(写真中)を入り、25分ほどで二階滝駐車場へ降りる(写真下)。
13:36 二階滝駐車場に到着。
|
◎ 感想
2006年に同じように南西の尾根を下ったが、どんなルートだったのかを確認の意味で周回した。
2006年のメモを頭に入れて望んだが、ほとんど参考にならなかった。一致したのは見出標257だけで、当時もここで休憩を取っていた。
山頂に注意看板があるように、下山ルートは踏み跡も目印もない場所があるので、安易に踏み込まないほうが良さそうだ。入るならコンパス+地形図またはGPS必携だろう。
登り尾入口から新山峠までは登山道は明確だが、土留めが朽ちたりしてかなり荒れている。
新山峠から登り尾までは特に広い尾根では踏み跡が不明瞭になるが、注意深く探せばピンクテープなど目印が見つかる。
見出標257からは南に下ったが、直進方向の赤テープが気になる。尾根伝いに旧道に出られそうな気がするので、いつか機会をつくって確認してみたい。
GWということもあり、国道414号線は引っ切りなしに車が通る。下り坂でスピードが出ているので、路肩があるとは言え注意が必要だった。