霧山、観音山
2023.05.21
霧山 430m 観音山 575m
◎ 山行情報
山行日 2023年5月18日(木) 晴れ
山頂所在地/山域 静岡県/東海
アクセス/出発地 車/都田川ダム駐車場から周回
行程詳細 都田川ダム駐車場(7:30-7:50)→ 赤松山展望台(8:40)→ 霧山登山口(沢コース)(8:55)→ 霧山山頂(9:23-9:34)→
見晴らし台(9:48)→ 水位計(9:54)→ 三等三角点「丸ボツ」(9:58)→ 霧山登り口(10:47)→
関所(104)(11:44-11:50)→ 関所(12:17)→ 送電線展望台(12:28-12:48)→ 富士見峠(13:07)→
観音山山頂(13:36-13:43)→ 登山道入口(14:21)→ にしやま山頂(14:56-15:00)→ 都田川ダム駐車場(15:43)
所要時間/距離 行動時間:7時間5分 休憩時間:48分 合計:7時間53分/21.9km
服装/装備 半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
 |
この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
7:30 都田川ダム駐車場に到着(写真)。
いなさ湖の都田川ダム駐車場に停める。ちなみに「みやこだがわ」と読む。 何かの工事で若干狭くなっているが、それでも20台ほどは停められそう。
|
7:50 都田川ダム駐車場を出発。
駐車場を出て右に見えるダム(写真)に向かう。堤体上を道なりに進み、丁字路を右・左・左と進み、右の野外活動センターへの道に入る。
|
20分ほどで赤松山展望台の道標(写真)を左に入り、林の中をゆるやかに登ると、ほどなく赤松山展望台の標識が見えてくる。
|
8:40 赤松山展望台に到着(写真)。
潅木に囲まれ展望はまったくない。なぜ展望台?かつては開けていたのか? すぐに引き返す。
|
元の車道に戻り最初の丁字路を直進し、左に駐車場が見える丁字路(写真)を左に入る。野外活動センターの建物の左に回り込むように進むと、霧山登り口を見逃したようで、ルートから外れていく。引き返そうか迷っていると、「霧山山頂」の道標が現れた。
|
8:55 霧山登山口(沢コース)に到着(写真上)。
道標に従い左に進むと、道標の立つくらやみ沢(写真下)に出る。 沢の両岸に道標があるため迷ったが、右岸のルートっぽい形跡たどることにした。だが、すぐに形跡はなくなり、沢沿いをひたすら登ることになる。
|
5分ほどで「くらやみの大かべ」の道標(写真)に行き当たる。 このまま沢を遡上すれば何でもなかったはずが、「く」を矢印と間違えて左に折れ、藪状の潅木を掻き分けることになる。
|
10分ほどGPSを確認しながら、そして潅木と格闘しながら、なんとか尾根上のルート(写真)に出る。一安心。。。
ゆるやかに尾根をたどり、鉄塔をくぐり、220の分岐を右に取れば、ほどなく鉄塔の立つ山頂が見えてくる。
|
 |
観音山(富士山の方向) |
尉ケ峰、富幕山、下の浅間山、上の浅間山 |
9:23 霧山山頂に到着(写真上)。小休止。
山頂は小広く、東西が開け展望がある。 東には富士山が観音山のすぐ左に見えるはずだが、霞が掛かっているのか見えない(写真中)。西側にはかつて登った尉ケ峰から富幕山、下の浅間山、上の浅間山と一望する(写真下)。
マウンテンバイカーが2人休憩中だ。
|
9:34 霧山山頂を出発。
見晴らし台に向かう。 ゆるやかな下りから分岐(写真)に出る。沢コースを正しく上がってきたら、ここに出るのかも知れない。
|
左に進み、ゆるやかなアップダウンから10分あまりで見晴らし台(写真)に着く。幾つもベンチがあるが、まったく見晴しはない。
|
右に野外活動センターヘの道を見送ると、わずかで金網のフェンスに囲まれた水位計(写真)に着く。こんもりとした盛土のような頂点に水位計がある。 なぜこんなところにと不思議に思いながら先に進み、林道分岐の間の尾根を登りP423.9に出る。
|
9:58 三等三角点「丸ボツ」に到着(写真)。
潅木際に三等三角点「丸ボツ」がある。
|
すぐに引返し、水位計の左を下って行くと、5分あまりでおそぶち口(写真)に着く。十字路になっていて、直進は野外活動センター、右は見晴らし台になる。 左のつりばし尾根に入ると、しばらくは沢っぽい斜面の下りが続き、林道への分岐を過ぎてやっと尾根らしくなってくる。
|
ベンチのある「サルワタリの森」の看板(写真)、沢登りコース入口を2箇所過ぎ、進入禁止を右へ下る。斜面を下り、沢沿いをゆるやかにたどり林道に降り立つ。
|
10:47 霧山登り口に到着(写真上)。
少し左に行くと久留女木大橋袂だが、擁壁の上がり口にピンクテープが見える(写真下)。ここを上がると、尾根上の進入禁止に出るのだろう。
|
久留女木大橋を渡り、県道299号線を右折、5分ほどで折り返すように左の林道(写真)に入る。
すぐに127と128の丁字路を右に入り、左に私道が分かれる三差路を右の未舗装路に入る。 しばらくは道なりに進み、渓流の流れる沢を横切り、少しして大きな沢に着く。
|
11:44 関所(104)に到着(写真)。小休止。
渓流で顔を洗う。気持ちいい!!
|
11:50 関所(104)を出発。
沢沿いの登りから沢を横切りゆるやかに登ると、290の分岐(写真)に出る。直進すれば送電線展望台の東側に出るはずだ。ここは沢を横切り、隣の沢沿いを登る。
|
石垣の間を抜けると、ほどなく尾根上の関所(写真)に登り着く。 右に折れ尾根上をゆるやかにたどる。
|
12:28 送電線展望台に到着(写真)。昼食。
展望台というにはちょっと見える範囲が狭く、富幕山や上の浅間山が見える程度だ。
昼食を取るが、バテバテで食欲がなく、大きめのおにぎり1個をムリヤリ水で流し込む。
|
12:48 送電線展望台を出発。
290からの道を右に見送り、林道を横切る。 ゆるやかな登りから富士見峠(写真上)を越え、P545を左に巻き観音堂前(写真下)に出る。バテバテでゆっくり見る余裕もなく先に進み、ゆるやかな登りから観音山山頂に着く。
|
13:36 観音山山頂に到着(写真上)。小休止。
立派な山頂標識(写真下)があるが、あまり山頂らしさはない。展望もまったくない。
|
13:43 観音山山頂を出発。
山頂の説明板と富士山展望台の道標を見て山頂一角を東に進む。 南東に向きを変えると、展望台の道標(写真)が置かれ、下山方向と異る東側の尾根を指している。 立ち寄る気力はなく、どうせ霞んでいるだろうと言い聞かせスルーする。
|
すぐにヤマレコで激急下りと噂(?)の下り(写真)が始まる。防火帯のような幅広い登山道にロープが張られているが、実際降りてみるとそれほど急に感じることも難しくもない。 いったんゆるんで、2箇所目の急下降に入る。こっちの方がややゆるいが長い。
|
通行止めの道標(写真上)を右に入り、501を左、500を右に折れ、さらに小さく折れて間の沢山彦広場(写真下)に出る。
|
その先のエコパ・アクトポイント(写真)では、残念ながら霞んでいて、ともに確認できなかった。
|
にしやまへは林道から左の登山道(写真)に入るのだが、登山道を示す道標はなく、代わりに19があるだけで見逃しそうになった。
登山道はザレ気味のうえ枯れ葉や枯れ枝が散乱し、滑りやすい。
|
P303の東側の分岐(写真)は右の尾根に進む。板の破片のような残骸があるが、道標などはない。そのまま直進すると、P303を巻いてしまうので注意が必要だ。
やや急な登りが10分ほど続き、限界を超えた足には堪える。
|
14:56 にしやま山頂に到着(写真)。小休止。
狭く林に囲まれた山頂は、らしくなく、展望もない。
ひらがなで「にしやま」と書かれた山頂標識がある。なぜひらがななのだろう?
|
15:00 にしやま山頂を出発。
南西の尾根を短く急下降する。 傾斜がゆるむと、荒れ気味の道やシダの生い茂った道など、歩き難くとてつもなく長く感じる。
何とか林道に飛び出し(写真上)ホッとする。林道から県道299号線に出て、都田川ダムへの道路(写真下)に入る。
15:43 都田川ダム駐車場に到着。
|
◎ 感想
野外活動センターから尾根への入口を見過ごし、沢コースに入ってしまったが、踏み跡不明瞭で目印もないのでお薦めできない。しかも、かなり遠回りで、良いことは1つもない。
展望は霧山山頂や送電線展望台、エコパ・アクトポイントの3箇所あるが、この日は気温が高く霞気味でちょっと残念な状況。特に霧山山頂から望めるはずの富士山は、霞みのせいだろう、見通しが悪く見えなかった。
麓では30度近く、ピーク上でも25度前後の気温で、本当の暑さに慣れていない身体にはかなり応えた。しかも、久々の20km超えで、最後はバテバテの状態で駐車場に戻った。