金峰山 2,599m
◎ 山行情報
山行日 2023年9月14日(木) 晴れ
山頂所在地/山域 山梨県・長野県/奥秩父山塊
アクセス/出発地 車/大弛峠林道路肩から往復
行程詳細 大弛峠林道路肩(7:35-7:45)→ 大弛峠駐車場トイレ(7:48-7:50)→ 大弛峠登山口(7:52)→ 朝日峠(8:18)→
展望岩場(8:37)→ 朝日岳山頂(8:46-8:51)→ 鉄山山頂(9:17-9:25)→ 金峰山山頂(9:54-10:54)→
朝日岳山頂(11:44-11:54)→ 展望岩場(12:02)→ 朝日峠(12:20)→ 大弛峠登山口(12:44)→
大弛峠林道路肩(12:45)
所要時間/距離 行動時間:3時間35分 休憩時間:1時間25分 合計:5時間/9.4km
服装/装備 半袖シャツ、アンダーシャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
7:35 大弛峠林道路肩に到着(写真)。
大弛峠駐車場はすでに一杯で、前後の路肩にも溢れているため、80mほど先の川上村側の林道路肩に駐車する。
7:45 林道路肩を出発。
すでにみんな出発した後で誰も居ない登山口を通り過ぎ、駐車場の南端にあるトイレに向かう。
7:48 大弛峠駐車場トイレに到着。トイレ休憩。
7:50 大弛峠駐車場トイレを出発。
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7:52 大弛峠登山口に到着(写真上)。
コメツガやシラビソの鬱蒼とした樹林帯に入り、ゆるやかに登って行く(写真下)。露岩や浮き石でちょっと歩き難い。 ゆるやかな尾根道からP2447、さらに隠れ小ピークを越えると、ほどなくケルンの積まれた鞍部に立つ。
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8:18 朝日峠に到着(写真上)。
ケルンと言うには大小様々な石を雑多に積まれている。 引き続き樹林帯の中の折返しのゆるやかな登りが続き(写真下)、P2447越えからやや急登を過ぎるとポンと岩場に飛び出す。
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8:37 展望岩場に到着(写真)。
ガスって何も見えない。天気が良ければ、国師ヶ岳や富士山、南アルプス、甲武信ヶ岳や和名倉山などの奥秩父山塊を一望するはずだ。 岩場を抜け立ち枯れの目立つ尾根を進む。
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8:46 朝日岳山頂に到着(写真)。小休止。
東西に細長い山頂には目新しい山頂標柱がある。
ここもガスで何も見えない。天気が良ければ、富士山や南アルプス、これから向かう金峰山などが見られるはずだ。
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8:51 朝日岳山頂を出発。
下り始めの岩場から折返しのガレ場を短く急下降し(写真)、すぐ先の小ピークを越えるとしばらく下りが続く。
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鞍部から少し登ると登山道が右に巻き始め、直進方向の緑色のロープの先に明確な踏み跡が続く(写真)。傍らの朽ちて横たわる道標には「鉄山」の文字が見て取れる。
鉄山への登山道と確信し入り、なだらかな登山道をひと登りで山頂に着く。
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9:17 鉄山山頂に到着(写真)。小休止。
山頂は石楠花とコメツガに囲まれ狭く展望はない。
立派な山頂標柱があり、「甲府名山」と記されている。なのに登山道からの取り付きが明示されていないのはなぜだろう?
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9:25 鉄山山頂を出発。
踏み跡は薄いが、オレンジ色のテープを拾いながら進めば(写真)、ほどなく巻き道と合流する。 すぐに鉄山西の鞍部に出て、ゆるやかに登り返す。
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シラビソからシャクナゲに変わり、まもなく森林限界となりハイマツと花崗岩の岩稜帯に飛び出す。 稜線の左折ポイントに来ると展望が良く、瑞牆山や八ヶ岳などを一望する。 ここで一息入れても良いが、山頂までは300mほどなのでそのまま進む。 北西から南西へと方向を変え、ハイマツ帯の間の花崗岩のゴロゴロした稜線(写真上)をたどる。 最後は大岩を縫うように進み、岩のゲート(?)(写真下)をくぐり金峰山山頂に飛び出す。
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9:54 金峰山山頂に到着(写真右上)。昼食。
すでに多くの登山者が休憩したり記念撮影をしたりしている。 五丈岩(写真右下)の基部に降り、昼食場所を探す。 残念ながら南側は一面の雲海でほとんど展望が利かない。 北側は雲が掛かるものの、南アルプスや八ヶ岳、瑞牆山、浅間山などを一望(写真下)できるため、北側斜面の岩場に陣取りで昼食を取る。
食事中に雲海上に富士山(写真下)が姿を見せてくれた。
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10:54 金峰山山頂を出発。
往路を戻る(写真)。
11:44 朝日岳山頂に到着。小休止。
相変わらずガスで何も見えない。
11:54 朝日岳山頂を出発。
この時間になってもこれから山頂に向かう登山者がひっきりなしにやって来る。
12:44 大弛峠登山口に到着。
12:45 大弛峠林道路肩に到着。
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◎ 感想
2009年に同じルートで登っている。そのときは土曜日で同じような場所に駐車したが、今回は平日で30分早い7時30分頃到着で、混雑振りはまったく変わらず。さすがの人気だ。
露岩や浮き石など、歩き難い場所がある程度で、多分初心者でも問題ないと思う。
鉄山の登り口は道標はないが、山頂直下で右に迂回する形になるので、それに気付けばルートもわかるはず。
展望岩場や朝日岳ではガスって何も見えず、諦めモードで到着した金峰山だったが、雲が掛かりがちながら八ヶ岳や南アルプス、浅間山などの大パノラマを楽しめた。昼食中にはすっかり雲海に隠れていた富士山が姿を見せてくれた。
前回スルーした鉄山にも登頂できて、大満足の山行だった。