茅ヶ岳、金ヶ岳
2023.06.12
茅ヶ岳 1,074m 金ヶ岳 1,764m
◎ 山行情報
山行日 2023年6月5日(月) 晴れ
山頂所在地/山域 静岡県/甲信越
アクセス/出発地 車/金ヶ岳登山口から周回
行程詳細 金ヶ岳登山口(7:45-8:00)→ 林道前山大明神線出合(8:09)→ 千本桜経由茅ヶ岳登山口(8:26)→
千本桜展望台(8:48-8:55)→ 茅ヶ岳登山道道標(8:58)→ 千本桜分岐(10:27)→ 茅ヶ岳山頂(10:33-10:56)→
石門(11:12)→ 観音峠分岐(11:34)→ 金ヶ岳南峰山頂(11:39)→ 金ヶ岳山頂(11:47-12:57)→
頂上まで1.1km道標(13:29)→ 頂上まで2km道標(13:51)→ 林道前山大明神線出合(14:03)→
金ヶ岳登山口(14:11)
所要時間/距離 行動時間:4時間31分 休憩時間:1時間40分 合計:6時間11分/11.4km
服装/装備 半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
7:45 金ヶ岳登山口に到着(写真)。
路肩に駐車。5〜6台ほど停められそう。
富士山や鳳凰山が見られる。
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8:00 金ヶ岳登山口を出発。
看板(写真)の前から未舗装の林道に入る。
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8:09 林道前山大明神線出合に到着(写真)。
9分ほどで前山大明神林道に出る。左へすぐで金ヶ岳への登山道がある。
右折し、ひたすら林道を歩く。ゆるやかな下りなのでペースが上がる。
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8:26 千本桜経由茅ヶ岳登山口に到着(写真上)。
ヤマレコでこの名称なので千本桜経由茅ヶ岳登山口としたが、道標を見ると違うと思う。
ゲートを越え未舗装の林道に入りゆるやかに登って行く。 20分足らずで尾根に乗ったところで道標(写真下)を左に折れ、桜並木が広がる千本桜公園に入る。
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8:48 千本桜展望台に到着(写真上)。小休止。
展望台は完全に朽ち果てているが、木立の合間に富士山や鳳凰山が見られる。 三角点(写真下)もある。
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8:55 袖千本桜展望台を出発。
さらに桜並木をたどると、茅ヶ岳登山道の道標(写真)があり、本格的な登山道になる。ここが茅ヶ岳登山口といって良いと思う。
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しばらくはゆるやかに尾根道をたどるが、半分欠けた道標(写真上)の先から急登となる。傍らにはフタリシズカ(写真下)が咲いている。
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長い長い急登(写真上)から主尾根(写真下)に乗ると、東に向きを変える。しばらくはゆるやかな登りが続き、P1404を越えると露岩が目立つようになる。
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山頂まで1.1kmの道標(写真上)を過ぎると、そこここに満開のヤマツツジ(写真下)が見られるようになる。
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おだやかな尾根から小石の浮いた急登になると、ほどなく千本桜分岐(写真)に出て左折する。ここからは露岩の目立つ尾根道をやや急登すれば、ほどなく山頂に飛び出す。
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10:33 茅ヶ岳山頂に到着(写真右上)。小休止。
大きな岩が露出する山頂の中央に方位盤、囲むように山頂標識や標柱(写真右中)、三角点(写真右下)がある。
潅木が少し邪魔だが、岩に上がればほとんど360度の展望が得られ、富士山や南アルプス、北アルプス、八ヶ岳、奥秩父山塊などを一望する(写真下)。
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10:56 茅ヶ岳山頂を出発。
北側の尾根に入り金ヶ岳に向かう(写真)。
短い急下降からゆるやかな下りとなり、鞍部から登り返すとすぐに大きな岩に行き当たる。
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左に回り込むと大岩に小さな岩がもたれ掛かっている石門(写真)がある。良く見ると大岩と小さな岩の間にも別の岩が挟まっているように見える。
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くぐり抜けると露岩の急登が続き、登り切ると観音峠分岐(写真)に出る。金ヶ岳南峰山頂の一角で、急峻な観音峠方面のルートの注意する案内板がある。
左に進むとすぐに金ヶ岳南峰山頂に着く。
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11:39 金ヶ岳南峰山頂に到着(写真)。
小さな手作りの山頂標識があるが、目だ立たないため見逃してしまいそうだ。また、山頂らしさもない。
山頂から短く急下降する途中で単独の女性と擦れ違い、やや急な登りからポンと金ヶ岳山頂に飛び出す。
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富士山、茅ヶ岳 |
11:47 金ヶ岳山頂に到着(写真上)。昼食。
茅ヶ岳に比べてかなり狭い。 展望は南側に限られるが、富士山と茅ヶ岳(写真下)そして南アルプスが見えている。
先着2人が昼食中で、その後1人が上がってきたがすぐに茅ヶ岳へと戻っていった。
その後先着2人が下山すると、入れ替わるように女性が1人上がってきた。
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12:57 金ヶ岳山頂を出発。
南西の尾根に入るとすぐに岩混じりの急下降(写真)が始まるが、その後は比較的ゆるやかな下りが続く。
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頂上まで1.1kmの道標(写真)あたりは急下降が続き、特に急な尾根では左に外して下ることもある。
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頂上まで2kmの道標(写真)を過ぎるとゆるやかな尾根道が続き、10分ほどで前山大明神林道に降り立つ。
すぐ左に朝右折した分岐がある。
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14:03 林道前山大明神線出合に到着(写真)。
往路を戻る。
14:11 金ヶ岳登山口に到着。
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◎ 感想
2005年に深田記念公園駐車場から登りは沢ルート、下りは尾根ルートを歩いていたので、今回は異ったルートを歩きたくて金ヶ岳登山口から周回した。
登山道は明確で、危険な場所もない。
千本桜公園の先から主尾根に乗るまでの急登は30分ほどなのだが、単調なためかすごく長く感じた。主尾根に乗ってからは小さなアップダウンがあるものの、急登はなく満開のヤマツツジを見ながらの尾根歩きを楽しめた。
金ヶ岳からは直下の岩場と頂上まで1.1kmの道標前後の急下降以外は、快適な尾根下りが続く。
千本桜展望台や両山頂からの展望は良く、富士山や南アルプスなどが見られる。特に茅ヶ岳からはほぼ360度の展望が広がる。
さすがに人気の山で、平日にもかかわらず、金ヶ岳山頂では4組5人、途中でも2人の登山者と擦れ違い、合計7人の登山者と出会った。極め付けは下山後の駐車場で、1人金ヶ岳へと出発して行った。聞くと「甲斐百山」だったかに挑戦中とのこと。