大野山

大野山 722.8m

 山行情報

山行日       2022年5月6日(金) 曇り

山頂所在地/山域  神奈川県/丹沢山地

アクセス/出発地  車/北山つぶらの公園駐車場から周回

行程詳細      北山つぶらの公園駐車場(8:20-9:00)→ 登山道出合(9:14)→ 十字路(9:24)→ 舗装路出合(9:43)→
          休憩所(9:46)→ 反射板(9:53)→ 大野山山頂(9:58-11:08)→ イヌクビリ(11:13)→
          地蔵岩コース入口(11:16)→ 地蔵岩(11:48)→ 地蔵岩コース登り口(11:50)→ 共和小学校横トイレ(11:56)→
          丹沢クリステル・キャサリン(12:00)→ 大野山登山口(12:11)→ 北山つぶらの公園駐車場(12:44)

所要時間/距離   行動時間:2時間34分 休憩時間:1時間10分 合計:3時間44分/10.2km

服装/装備     半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、トレッキングシューズ、トレッキングポール

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

8:20 北山つぶらの公園駐車場に到着(写真)。

広々とした駐車場で、奥にトイレあり。
先着2台、その後4台到着。
早過ぎるので、背後のさくら山に上がって遮るもののない展望を楽しむ。なかなか見応えあり。

9:00 北山つぶらの公園駐車場を出発。

トイレ横を降り、臨時駐車場への道に入る(写真上)。すぐに臨時駐車場を右に見送る。舗装が途切れると、初めて見るツタバウンラン(写真下)が目に入る。

9:14 登山道出合に到着(写真上)。

角に紫と赤のヤマツツジ(写真中、下)が咲いている。
すぐ先で右の土留めの階段に入る。ステップが長くそれほどキツクはない。

高圧線鉄塔(写真上)を過ぎるとシャガ(写真下)が目立つようになり、ポンと林道に飛び出す。

9:24 十字路に到着(写真)。

東屋でチェーンソーアートのキジが出迎えてくれる。無人販売の野菜や果物が置かれるのだろう、金額が書かれた紙が貼られたバケットが置かれている。

すぐ先でフェンスを抜け、傍らのハルジオン(写真上)やイワニガナ(写真下)を見ながら登る。

再びフェンスを抜けるとカヤトの原に変わり、「スカイツリーと同じ高さ」と書かれた道標(写真)に着く。ウサギとフクロウが置かれている。

わずかで舗装路終点(写真)に登り着き、柵に沿って左へ回り込む。

富士山や愛鷹山、箱根山を一望する休憩所(写真)を過ぎ、先ほどの舗装路を横切る。

ひと登りで反射板(写真)に出て、林の際から再び舗装路に出て右折する。

9:58 大野山山頂に到着(写真右上)。昼食。

山頂は広々としている。西側にチェーンソーアートの置かれた山頂標柱(写真右中)、東屋、幾つものベンチとテーブル、方位盤、祠などがある。三角点(写真右下)のある場所は、柵で立ち入れないようになっているため、南側の林道からアプローチすることになる。
気持ちの良い風が吹き、ノンビリ・マッタリと過ごす。
山頂からは愛鷹連峰は樹林に邪魔され一部しか見えないが、富士山や丹沢山塊(不老山、菰釣山、畦ヶ丸山、加入道山、大室山、檜洞丸など)、眼下に丹沢湖や三保ダムの大パノラマ(写真下)が広がる。

三角点へのアプローチ
トイレ横の南側斜面から林道に降り立ち、すぐ右のゲートを抜ける。100mほど行った直角に曲がるところで、右の笹竹が刈り払われている場所から林に入る。木の陰に三角点がある。

富士山 富士山、三国山稜 不老山、御正体山、菰釣山 大室山、檜洞丸、蛭ヶ岳

11:08 大野山山頂を出発。

舗装路を進み、電波塔手前の分岐を右に下る。南に広がる景色を見ながら下り、大野山山頂駐車場の先で林道が交差するイヌクビリ(写真)に着く。
直進方向にさらに下り、ゲートが閉じられた分岐に着く。

11:16 地蔵岩コース入口に到着(写真上)。

すぐにかなり急な土留めの階段の下り(写真中)が続く。途中やはり「スカイツリーと同じ高さ」と書かれた道標(写真下)がある。
林に入りジグザグの下りから山腹を巻き上流下流に堰堤のある小沢を横切る。

沢に渡されていた桟道が崩壊したため付け替えられた道(写真上)を過ぎると、しばらくは気持ちの良いトラバース道(写真下)が続く。

見過ごしそうな地蔵岩の道標のある分岐(写真上)を尾根に上がると、すぐに数体の地蔵が安置されたお堂に出る。小さな地蔵3体(写真中)と大きな地蔵2体(写真下)が安置されている。
元の登山道に戻ると、すぐに林道に降り立つ。

登山道に戻ったところにも地蔵岩の道標があり、こちらの方が分りやすい。

11:50 地蔵岩コース登り口に到着(写真上)。

至る所でシャガの群生を見ながら林道三叉路を直進、傍らにトイレのある旧共和小学校の先を左折する(写真下)。ここには分かり易い道標がある。

小学校の門を過ぎ、T字路(道標あり)を右に下り、次の丁字路に行き当たる。
丹沢から越してきた丹沢クリステル・キャサリンの姉妹(写真)が出迎えてくれる。
さらに丁字路(道標あり)を右折し道なりに下れば、ほどなく車道に降り立つ。

12:11 大野山登山口に到着(写真上)。

少し先の東名高速高架下の十字路を右折(写真下)し、ひたすら車道を登って行く。概ねだらだら登りだが、中間点では急な部分があり、かなり足に堪える。

12:44 北山つぶらの公園駐車場に到着。


 感想

2009年に谷峨駅から登り山北駅に下山したが、今回は北山つぶらの公園から周回することにした。

1時間ほどで山頂に到着し、富士山や丹沢の山並を見ながらノンビリ・マッタリと過ごす。広々とした山頂はさわやかな風が吹き向け、本当に気持ちの良い至福の時間だった。林の中の三角点も見つけられた??。
登りでは春を感じるツタバウンランやヤマツツジ、シャガ、ハルジオン、イワニガナ、そして見事なチェーンソーアートを見ながらで、途中の急登もアッという間だった。
下りの目玉はコース名にもなっている地蔵岩と丹沢から越してきた丹沢クリステル・キャサリン姉妹だろうか。
全行程整備された道標と登山道でまったく問題ない。
東名高速の高架からは終始だらだら登りで、途中にはかなりの急傾斜もあり萎えた。逆周りにすれば良かった。。。