三頭山

三頭山 1,531m(中央峰)

 山行情報

山行日       2022年11月8日(火) 快晴

山頂所在地/山域  東京都/奥多摩

アクセス/出発地  車/檜原都民の森駐車場から周回

行程詳細      檜原都民の森駐車場(8:20-8:40)→ 里山休憩小屋(8:50)→ 立岩(9:07-9:10)→ 砥山山頂(9:25-9:30)→
          鞘口峠(9:53)→ ブナの路・登山道分岐(10:06)→ ブナの路・登山道分岐(10:17)→ 巻き道分岐(10:41)→
          三頭山東峰展望台(10:44-10:48)→ 三頭山東峰山頂(10:49-10:53)→ 三頭山中峰山頂(10:54)→ 御堂峠(10:57)→
          三頭山西峰山頂(11:00-11:45)→ ムシカリ峠(11:54)→ 三頭山避難小屋(11:55-11:57)→ 大沢山山頂(12:03)→
          ハチザス沢ノ頭(12:13)→ 三頭大滝(12:55-13:00)→ 森林館(13:14)→ 檜原都民の森駐車場(13:18)

所要時間/距離   行動時間:3時間30分 休憩時間:1時間8分 合計:4時間38分/9.7km

服装/装備     長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

8:20 檜原都民の森駐車場に到着。

まだガラガラ。売店とトイレあり。

8:40 檜原都民の森駐車場を出発。

売店前の坂道(写真上)をゆるやかに登り、三頭大滝ヘの道を左に見送る(写真下)。森林館下のトンネルをくぐり、木材工芸センターの右を進む。

里山休憩小屋手前(写真上)を右に折返し、里山の路(写真下)に入る。里山休憩小屋横の登山道がメインなので(?)、里山の路側に道標はない。
何度か大きく折り返して登り、尾根下のトラバースからジグザグに登り尾根に乗る。

9:07 立岩に到着(写真)。小休止。

ルート図と道標がある。

飛龍山、三ツ山、雲取山

9:10 立岩を出発。

急な尾根のジグザグ登りが続き、ゆるむと里山の路テラス(写真上)がある。展望が良く、飛竜山や三ッ山、雲取山など(写真下)が見える。
なだらかな尾根筋を落ち葉をサクサク踏みながらたどり、やや急な土留めの階段を登ると砥山山頂一角に登り着く。

2本目の道標(砥山の道標はない)(写真)を右に上がれば、すぐそこが砥山山頂だ。

9:25 砥山(といしやま)山頂に到着(写真)。小休止。

林に囲まれ狭く、山頂らしさはない。道標がなければ素通りしそうだ。

9:30 砥山山頂を出発。

2本目の道標を直進すると、すぐに砥山を巻く風張峠への道を右に見送る。なだらかなピーク(写真)を1つ越え、里山休憩小屋への道が通行止めになっているもう1つのピークを越えると、ほどなく鞘口(さやくち)峠に降り立つ。

9:53 鞘口峠に到着(写真上)。

左に里山休憩小屋からの道が上がってきている。
左に巻き道の回廊の路を見送り、正面のブナの路に入る(写真下)。

緩急交えて登ること10数分で、ブナの路・登山道分岐(写真上)を右の登山道に入る。
稜線北側をトラバース気味に進み、2つの小ピークの鞍部で稜線に戻るが、すぐに2つ目のブナの路・登山道分岐(写真下)を右の登山道に入る。

見晴らし小屋の建つピークの鞍部で尾根に乗り、木の根や岩の露出した尾根を緩急交えて登る(写真)。

標高1480mあたりで南側に稜線を外し、三頭山東峰から南に延びる尾根上(道標と簡易図あり)で、直進方向の巻き道を見送り右に急登する(写真)。
すぐに三頭山東峰山頂一角に登り着き、右にすぐで展望台に出る。

御前山、大岳山、馬頭刈山

10:44 三頭山東峰展望台に到着(写真上)。小休止。

東が開けるが、やや木が煩い。御前山や大岳山、馬頭刈山など(写真下)が見える。

10:48 三頭山東峰展望台を出発。

10:49 三頭山東峰山頂に到着(写真)。小休止。

登り着いた北側に山頂標柱と三角点がある。潅木に囲まれ、ここからの展望は良くない。

10:53 三頭山東峰山頂を出発。

10:54 三頭山中峰山頂に到着(写真)。

山頂標柱が立ち、すぐ先にベンチやテーブルがある。ここが三頭山最高地点になる。

東へ下り、鞍部の御堂峠(写真)から急な土留めの階段をひと登りで三頭山西峰山頂に飛び出す。

富士山
奥秩父山塊

11:00 三頭山西峰山頂に到着(写真上)。昼食。

三頭山と言えばここ。平日なのに常時10名前後の登山者がいるが、ベンチが沢山あるので余裕で座れた。山頂標柱が新しい石柱(写真中上)になっている。
展望はそれほど良くないものの、南西側に富士山(写真中下)や道志山塊、御坂山地、北側に雲取山や川乗山など奥秩父山塊(写真下)を一望する。

11:45 三頭山西峰山頂を出発。

一気の下りからムシカリ峠(写真上)に降り立ち、登り返すとすぐに三頭山避難小屋(写真下)がある。トイレが完備されている。
おだやかな稜線を落ち葉を踏みしめながら登る。

御正体山、鹿留山、富士山

12:03 大沢山山頂に到着(写真上)。

狭い山頂ながらベンチがあり、南西が大きく開け御正体山や鹿留山、富士山を望む(写真下)。

ひたすら下り、道標はあるが標識のないハチザス沢ノ頭(写真)で左のほぼ東に延びる尾根に乗る。

小さなピークやコブを交えて下り、標高1240mあたりで左に尾根を外し(写真上)、沢へと降りて行く。
沢(写真下)に降りてすぐに左岸に渡り、しばらく沢沿いに下る。

橋の袂(写真上)で左にブナの路を見送り渡り、トイレと休憩小屋の先でベンチのある休憩場所(写真下)に着く。

12:55 三頭大滝に到着。小休止。

滝見橋(写真上)に入り中ほど三頭大滝(動画下)の全容を見るが、近過ぎて全容がカメラに収まらない。何とか工夫して写真と動画を撮る。

注意)「ピヨピヨ」と音が2回しますが、GPSアプリのトラック記録音が入ってしまいました。

三頭大滝

13:00 三頭大滝を出発。

チップの敷かれた大滝の路をたどり、森林館手前(写真)を右に下る。朝の分岐に出て往路を戻る。

13:18 檜原都民の森駐車場に到着(写真)。

平日だと言うのにほぼ満車。登山者だけではないだろう。いったい何が目的なんだろうか?大滝?


 感想

2004年以来18年ぶりの三頭山。西原峠登山口から時計回りに山頂に立ち、浅間尾根をたどり浅間尾根登山口に降りた。
今回は檜原都民の森駐車場から反時計回りで行くことにした。当初は直接鞘口峠に上がるつもりでいたが、里山休憩小屋前まで来て突然砥山経由で廻りたくなり変更。プラス1時間ほどで、昼食場所を三頭山西峰にできたことや下山時間を考えて正解だったと思う。あまり歩かれていない印象だが、登山道は明確で要所には道標も整備されている。もちろん危険な場所もない。
昼食は三頭山西峰で取ったが、平日でも常時10人を超えるほどの登山者であることを考えると、休日はどうなることやら。。。ベンチが2つある大沢山まで足を延ばすと案外ノンビリ出来るかも。。。富士山もみられるし。
三頭大滝はこの時季なのか水量はそれほど多くはないが、吊橋から間近に見るのはなかなかの迫力だ。唯一の難点はカメラに全体が収まらないこと。