光明山 540.3m
◎ 山行情報
山行日 2022年5月22日(日) 晴れのち小雨
山頂所在地/山域 静岡県/東海
アクセス/出発地 車/道の駅いっぷく処横川駐車場から周回
行程詳細 道の駅いっぷく処横川駐車場(9:00-9:30)→ 林道光明沢線入口(9:36)→ 明山登口(9:41)→
高圧線鉄塔(10:29)→ 光明山遺跡分岐(10:43)→ 光明山遺跡保存会(10:49-10:59)→ 古井戸(11:02)→
光明山遺跡(展望所)(11:06-11:16)→ 光明山遺跡分岐(11:18)→ 五人塚(11:21-11:23)→
林道出合(11:29)→ 山頂広場・奥の院分岐(11:39)→ 光明山山頂(11:42-11:52)→
鏡岩(家康隠れ岩)(11:59)→ 奥の院跡(12:01)→ 鏡岩(家康隠れ岩)(12:10-12:20)→
分岐(12:22)→ ピーク(12:44)→ 明山登口(13:21)→ 道の駅いっぷく処横川駐車場(13:28)
所要時間/距離 行動時間:3時間16分 休憩時間:42分 合計:3時間58分/9.8km
服装/装備 長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
9:00 道の駅いっぷく処横川駐車場に到着(写真)。
おばちゃんの売店が地元の道の駅って感じ?。
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9:30 道の駅いっぷく処横川駐車場を出発。
国道362号線に出てすぐ左の脇道に入り、集落の間を進む。国道に渡る橋を右に見送ると、すぐ先に林道光明沢線入口(写真)がある。道標には光明山60分とあるが、ちょっと健脚過ぎる気がする。 左に入ると、わずかで光明山登口の道標に行き合う。
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9:41 光明山登口に到着(写真)。
ここを直進し反時計回りに周回する予定だったが、つい道標に誘われて左に入ってしまった。
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すぐに尾根に乗り、頻繁に出てくる丁石(写真)を数えながら折り返して登る。
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中間点あたりの痩せ尾根からは唯一の展望が広がり、すぐ先ではギンリョウソウ(写真)がポツポツと姿を見せる。
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後半になると数字の書かれたピンクのテープ(写真)が出てくる。山頂側からカウントアップするのだが、何の目印だろう?そういえば、丁石が見当たらなくなるので、その代わりなのだろうか?
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10:29 高圧線鉄塔に到着(写真上)。
尾根を左に外し大きく沢を横切るようにたどり、尾根下の分岐(写真下)に登り着く。 道標がないため地形図を確認するが、判然としないため、とりあえず左に進む。
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すぐ先で鉄塔を右に折返し、しばらくして先ほどの分岐で右に延びる道に出て、左へすぐで光明山遺跡の分岐(写真)に出る。思いがけず立派な石垣がある。 ここは左に進む。
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すぐに白と赤のツツジ(シロヤシオとムラサキヤシオでしょう)(写真上、下)を見て、展望所からの石段を右に見送る。さらに石垣に沿って進むと、ほどなく建物が見えてくる。
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10:49 光明山遺跡保存会に到着(写真上)。小休止。
建物は光明山遺跡保存会の休憩所のようで、中に囲炉裏がある。奥にはトイレがあり、使えそうだった。 傍らの説明板によると、石垣はかつて火災で焼失した光明寺の跡のようだ。 軒先には初めて見る白藤(写真下)が満開だった。
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10:59 光明山遺跡保存会を出発。
石垣を上がると広い草地で、左奥に見える道標(写真上)に向かう。近づくと古井戸とあるので行ってみることにした。 古井戸(写真下)に近付くと、ちょっとした不気味さを醸し出しているが、念入りにカバーされていて中を見ることはできない。 戻ってさらに石垣を上がると小広い草地で、右先に展望所がある。
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浜松アクトタワー |
11:06 光明山遺跡(展望所)に到着(写真上)。小休止。
ここはP489で、ベンチと望遠鏡がある。展望が良く浜松市街を一望する。浜松アクトタワー(写真下)も見られた。
11:16 光明山遺跡(展望所)を出発。
横の石段を降り往路の分岐に戻り左に進む。すぐに堀切の道標に誘われて右に入ると、こんもりした場所に出た。
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11:21 五人塚に到着(写真上)。小休止。
木の根元に無造作に置かれた看板(写真下)で、はじめてこれが五人塚と分った。 看板以外に特に何かがある訳でもないようだ。しかも道標にあった堀切も良く分らなかった。
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11:23 五人塚を出発。
林道に出るがすぐに登山道に戻り、土留めの階段をジグザグに急登する。山頂広場・奥の院分岐(写真)を左折しゆるやかにたどれば、ほどなく光明山山頂に出る。
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11:42 光明山山頂に到着(写真上)。小休止。
立派な山頂標識(写真下)があるが、狭く展望はまったくない。
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11:52 光明山山頂を出発。
分岐まで戻り左折し、奥の院に向かう。すぐに道標のない分岐を直進し、下りの途中の道標(写真)を右の家康隠れ岩に向かう。
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すぐに鏡岩・家康隠れ岩の標識(写真)のある岩場に着く。ごく普通の岩場だ。
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先ほどの分岐からの道に降り先に進むと、右に岩壁がそそり立つ開けた場所(写真)に出る。
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先に進み、沢を横切り北側の尾根に乗る。折り返すように尾根を南に登り(写真)ピークに立つ。奥の院の痕跡を探しながら来たが、まったくなかった。それもそのはずで、下山後に分ったのだが、先ほどの岩壁のあたりが奥の院跡のようだ。 諦めてそのまま尾根をたどり、再び鏡岩に降り立つ。
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春埜山、大日山 |
12:10 鏡岩(家康隠れ岩)に到着。昼食。
枝の合間に春埜山、大日山が見えている(写真)。
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12:20 鏡岩(家康隠れ岩)を出発。
道標のない分岐(写真)を左に下る。
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途中一箇所シロバナイワカガミ(写真)の群落が見られた。
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土留めの階段を急下降する(写真)。 ゆるむと林道に出て、カヤトっぽくなったら左の尾根に取り付く。
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12:44 ピークに到着(写真)。
予想通り標識などはなく、高圧線鉄塔とオレンジテープがあるだけだ。
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ひたすら林道を下り、終点からは山道に入り、やや傾斜が増す。 シャガの群落(写真)を抜け渓流にかかる橋を渡り、林道を左に下れば、朝尾根に取り付いた光明山登口に着く。
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13:21 光明山登口に到着(写真)。
往路を戻る。
13:28 道の駅いっぷく処横川駐車場に到着。
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◎ 感想
探してみると、静岡県にもまだまだ面白そうな低山があった。
メインの目的は当然光明山山頂で、あまり期待してなかった光明山遺跡だったが、シロヤシオやムラサキヤシオ、白藤が見られたり、立派な石垣、ちょっと不気味な古井戸、無料の望遠鏡のある展望所など、見どころ休みどころ満載だった。少し春霞気味だったが、肉眼でも浜松アクトタワーが見られた。
ここで昼食にしたいくらいだったが、時計回りの周回で時間が合わずちょっと後悔。。。
光明山山頂は狭くて、展望はなく長い休憩には適さないだろう。無理矢理昼食を取ることも考えたが、この先に期待を込め、最悪は下山後に道の駅でと思い直す。
他にも五人塚や鏡岩(家康隠れ岩)、奥の院跡、さらにはギンリョウソウやシロバナイワカガミ、シャガの群落などが見られ、短いながら大満足の山行になった。
ルートは道標がしっかりしていて、危険な場所もない。シッカリ歩きたい家族連れなどに最適だと思う。