上の浅間山、下の浅間山、狩宿山、多利野山

上の浅間山 519m 下の浅間山 479m 狩宿山 474.4m 多利野山 396m

 山行情報

山行日       2022年5月18日(水) 晴れ

山頂所在地/山域  愛知県/東海

アクセス/出発地  車/道の駅鳳来三河三石から周回

行程詳細      道の駅鳳来三河三石(8:20-8:50)→ 浅間山登山道入口(9:07)→ 林道出合(9:34)→ 上の浅間山山頂(10:03-10:20)→
          下の浅間山山頂(10:43-10:50)→ 黒松峠(11:08)→ 狩宿山山頂(11:16-11:56)→ 林道終点(12:15)→
          多利野山山頂(12:23-12:33)→ 林道終点(12:38)→ 県道81号線(13:11)→ 国道257号線(13:52)→
          道の駅鳳来三河三石(13:57)

所要時間/距離   行動時間:3時間53分 休憩時間:1時間14分 合計:5時間7分/14.6km

服装/装備     半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

8:20 道の駅鳳来三河三石に到着(写真)。

ヤマレコのコメントを参考に東側の緑地に停めた。平日にもかかわらず、下山時は混み合ってたので、長時間駐車の場合はこの方がいいだろう。鯉のぼりが2本立っている。

8:50 道の駅鳳来三河三石を出発。

国道257号線を浜松方面に向かう。
17分ほどで漢音橋袂の浅間山登山道入口の道標が見えてくる。

 

9:07 浅間山登山道入口に到着(写真上)。

入り口を入り、すぐに道標の立つ茶畑の前(写真下)を左に折れる。

すぐに杉林に入り、ゆるやかな抉れた道が続き、ときどき露岩(写真)やゴロ石を交えて登る。クモの巣がこの後ずっと煩らわせる。

林道(写真)を横切ると滑りやすい粘土質も交えるようになる。

次第に地形図の破線を大きく外し登山道が錯綜する(写真上)ようになり、分岐や不明瞭な場所に出てくる「新戸かちぐり会」の道標(写真下)が頼りになる。

林道終点(写真上)を横切り登山道に入り直すと、すぐに北西に延びる尾根に乗り(写真下)左へゆるやかに登る。
ますますクモの巣が煩くなる。

右に巻き道(?)を見送る(写真)とやや傾斜が増し、ゆるむとほどなく幾つもの祠が見え上の浅間山山頂に飛び出す。

10:03 上の浅間山山頂に到着(写真上)。小休止。

山頂のほとんどを11もの石の祠で占められている。手作りの山頂標識(写真中)も幾つもある。
登頂記念記帳ポスト(写真下)があり、記念に記帳した。
山頂東側の木々の合間に富士山が見えるようだが、雲で山影さえも見えなかった。

10:20 上の浅間山山頂を出発。

南西側の尾根に入る。雑木林とヒノキ林の間をゆるやかに下る。
鞍部に降り立つと四辻(写真)で、左の道は倒木で塞がれているように見えたため、あまり深く考えずに直進した。
すぐに予定ルートから外れ始めたが、すぐに回り込むだろうと150mほど進んだが、その気配がなく引き返した。
5分ほどロスしたが、誤差の範囲だろう。

あらためて倒木の道に入り、ひと登りでピーク上に立つ(写真上)。下の浅間山山頂かと思ったが、北東側のピークだった。右(北)側の尾根上に踏み跡がみられたので、先ほどのルートミスをもう少し進めば、この尾根に乗りここに来られたのかも知れない。
途中ロードバイクのタイヤ痕(写真下)の残る、なだらかな尾根道をたどり、今度こそ下の浅間山山頂に着く。

10:43 下の浅間山山頂に到着(写真上)。小休止。

上の浅間山に比べて寂しい山頂で、山頂標識(写真下)がないと分らないかも知れない。

10:50 下の浅間山山頂を出発。

ゆるやかな下りから10分あまりで、右から上がってくる林道に合流する(写真上)。
相変わらずクモの巣に煩わされながら、6分ほどで黒松峠(写真下)を過ぎ、ゆるやかにひと登りで狩宿山山頂に着く。

11:16 狩宿山山頂に到着(写真上)。昼食。

新しい手作りの山頂標識(写真下)と、この山行中唯一の三角点がある。
林の中でまったく展望はないが、この先適地はなさそうな雰囲気なので、ここで昼食を取ることにした。
そよ風が吹き抜け気持ちが良い。

11:56 狩宿山山頂を出発。

なだらかな尾根道が続く。下の浅間山山頂からはほとんど道標はないが、明確な一本道で迷うことはない。何箇所か分岐で巻き道を見送り、尾根通しに進む。
引佐町狩宿からの林道終点(写真)に出て、直進方向の登山道に入り直す。

150mほど進みP396の東側に差し掛かったところで、右の林の中にいくつかのピンクテープを見つけ、踏み跡のようなところから入る(写真)。
点々と付けられたピンクテープをたどると、ほどなく多利野山山頂に出る。

12:23 多利野山山頂に到着(写真)。小休止。

狩宿山と同じ作者の山頂標識と石積みに守られた祠がある。
地形図上で西に延びる破線のルートを下るのもありかと思い探したが、それらしい痕跡は見つからなかった。

12:33 多利野山山頂を出発。

林道終点まで戻り、往路の左にある道に入る(写真上)。
地形図の破線の通り沢沿いを下ると思ったが、まったく違った。トラバース気味に大きく北側に外して進み、いったん尾根に乗って下り、今度は南へトラバースし沢に降り立ち破線と合流する(写真下)。

破線通りに沢沿いを下ると、ほどなく舗装路(写真上)に出てひたすら下る。
麻木神社の少し先で右の道に入り、田植えの済んだ田圃(写真下)を見ながらわずかで県道81号線に出る。

13:11 県道81号線に到着。

ひたすら車道歩きが続く。
松山橋の袂を右に入り(写真)、国道257号線を右折すれば、5分ほどで道の駅につく。

13:57 道の駅鳳来三河三石に到着(写真)。


 感想

昨年10月に大森山、城山、弓張山、浅間山を歩いた後、南側にも浅間山があることを知った。
下の浅間山から引き返し西の尾根を下山するのが一般的のようだが、足を延ばし狩宿山、多利野山を経て黄柳野ヘ降り周回するルートを計画した。
上の浅間山までは露岩や粘土質など滑りやすい路面があったり、林道開削で登山道が錯綜したりと注意が必要でした。「新戸かちぐり会」の道下の浅間山までは道標や目印が多く迷うことはないでしょう。私は鞍部でルートを外しましたが。。。??ただ、ピーク上には北側の尾根に踏み跡があったので、そのまま回り込めたようです。
下の浅間山から多利野山(P396)取付までは道標はほとんどないが、枝道はあるものの一本道です。
多利野山(P396)取付は明確な入り口はなさそうですが、右の林の中に幾つもピンクテープがあります。ピークの東側に来たら、右を意識すれば見つかるでしょう。
多利野へ降りるルートは地形図の破線を大きく外しますが、道は明確で不安はありませんでした。
終始煩わされたのがクモの巣で、苛々がつのった
唯一展望のある上の浅間山でしたが、雲が掛かり富士山は見られず。
舗装路歩きを短くしたくて、途中で多利野へ降りるルートに変更したが、それでも登山靴での長い車道歩きは足に堪えた。