伊東アルプス
2022.11.03
伊東アルプス 578.2m(大平山)
◎ 山行情報
山行日 2022年10月30日(日) 晴れ
山頂所在地/山域 静岡県/伊豆半島
アクセス/出発地 車/丸山公園駐車場から周回
行程詳細 丸山公園駐車場(7:45-8:15)→ 石丁場跡(8:55)→ 大平山山頂(9:20-9:30)→ 展望ゾーン(9:37-9:42)→
柏峠(四辻)(10:17)→ 旧柏峠(10:38)→ 伊東アルプス分岐(10:44)→ お乳女観音(10:50)→
柏嶺(馬場ノ平)(11:02-11:42)→ 大平の森ハイキングコース入口(12:15)→ 丸山公園駐車場(12:51)
所要時間/距離 行動時間:3時間41分 休憩時間:55分 合計:4時間36分/10.8km
服装/装備 長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
7:45 丸山公園駐車場に到着(写真)。
先着2台。
ノンビリと朝食を取る。
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8:15 丸山公園駐車場を出発。
駐車場入口にある標石のところから石段を上がる(写真)と、すぐに右の円山公園からの道に出合う。
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詳細が記された地形図の案内板(写真上)を確認し、整地された園内の土留めの階段(写真下)をゆるやかに登って行く。
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尾根に乗り道標(写真)に従って右に折れると、登山道らしい大平の森ハイキングコースになり、潅木の中の雑草の間に延びる道をゆるやかに登る。
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「伊東 ゆったり 湯めまち ウォーキングコース」のオレンジ色の標識(写真)が今後至る所で道案内してくれる。
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8:55 石丁場跡に到着。
江戸城築上の際にこの辺りの石を切り出した跡らしい。 しばらくあちこちに刻印を刻んだ石を見ながら進むと、加賀前田家の印(中)が刻まれた岩(写真)に出合う。取り残されたのだろうか?ここに歴史あり!? イナカギクやトリカブトの花を見ながら緩急を交えて登り続け、山頂一角の分岐に飛び出す。 山頂はすぐ右にある。
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9:20 大平山山頂に到着(写真)。小休止。
山頂は尾根の一部の様相で、尾根から飛び出した右に山頂標識と三角点がある。 山頂からの展望はほとんどないが、登り着いた左側(東側)から伊東市街や小室山を一望できる。
9:30 大平山山頂を出発。
そのまま桜の木が目立つ道を進み、右からの渓谷コースを見送るとすぐに展望ゾーンに出る。
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箱根山、塔ノ岳、大山 |
9:37 展望ゾーンに到着(写真上)。小休止。
イナカギクが咲き乱れるベンチから左に箱根山、中央に塔ノ岳、右に大山を一望する(写真下)。残念ながら富士山は雲に隠れている。
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9:42 展望ゾーンを出発。
イナカギクの間(写真上)を進み左に折れ、すぐに丁字を右のやや不明瞭な道に入る(写真下)。
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概ねゆるやかなアップダウンが続く中2ヶ所ほど芝生広場への分岐(写真)を過ぎ、急な下りが続く。やや不明瞭な登り返しが続き、ピーク上で左に折れひたすら下って行く。
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10:17 柏峠(四辻)に到着(写真)。
直進しやや急な上りからピークを越え、尾根の崩壊で付け替えられたと思われる迂回路を通り旧柏峠に降り立つ。
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さらに鉄塔から今は道標も何もないただの開けた伊東アルプス分岐と思われる場所(GPSで位置特定)(写真上)、お乳女(おちいじょ)観音(写真下)と過ぎると、5分ほどで林道と合わさる。 さらに4分ほどで左の車止めの鎖が張られた道に入り、一面のススキの原をわずかで柏嶺に着く。
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11:02 柏嶺(馬場ノ平)に到着(写真上)。昼食。
壊れかけたベンチがあり、東側が大きく開け、初島(写真中)から伊東港、伊東市街、小室山、大室山(写真下)などを一望する。 ススキが延び放題で休憩はベンチのある場所に限られる。2005年の時は広く刈り払われていたが、2月だったので冬期は刈り払われているのかも知れない。
11:42 柏嶺(馬場ノ平)を出発。
ススキの原、雑木林、植林とゆるやかな下りが続き、道標を右に折れるとやや急な下りから林道に降り立つ。
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12:15 大平の森ハイキングコース入口に到着(写真)。
林道を左へ道なりに進みY字路を左、さらに正面に電柱の立つY字路を左に進む。しばらくして踏切を越え2本目の道を左に入り、道なりに進む。
12:51 丸山公園駐車場に到着。
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◎ 感想
まだ伊東アルプスと呼ばれる前の2005年に伊東駅からほとんど同じルートを歩いている。記憶にあったのは、2月の降雪翌日で木からの落雪に悩まされたのと、カヤトが刈り払われ広々とした馬場ノ平とその展望だけ。じっくりルートを検討するまで、歩いていたことすら忘れていた。
道標が充実していて迷うことはない。危険な場所もない。大平山山頂まで一部急登があるものの、全体としては歩きやすい。
展望は何と言っても柏嶺(馬場ノ平)だろう。ヤマレコの過去ログを見ると冬場はススキが刈り払われるようなので、これからはノンビリと腰を下ろして景色を楽しみながら昼食を取りたい。