棚山、神峰
2021.08.15
棚山 1,171.1m 神峰(かんぽう)1,159m
◎ 山行情報
山行日 2021年5月12日(水) 晴れ
山頂所在地/山域 山梨県/甲信越
アクセス/出発地 車/ほったらかし温泉駐車場から周回
行程詳細 ほったらかし温泉駐車場(8:10-8:40)→ 林道分岐(9:04)→ 重ね石コース・山の神コース分岐(9:14)→
棚山山頂(9:58-10:08)→ 神峰山頂(10:24-10:40)→ 棚山山頂(10:54-11:26)→ 棚山前こぶ(11:34)→
重ね石(11:42)→ 重ね石コース・山の神コース分岐(11:55)→ 林道分岐(12:02)→ ほったらかし温泉駐車場(12:20)
所要時間/距離 行動時間:2時間42分 休憩時間:58分 合計:3時間40分/9.5km
服装/装備 半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
8:10 ほったらかし温泉駐車場に到着(写真)。
道の駅富士吉田でおにぎり1個を食べてきたが、時間に余裕がありもう1個食べる。 ノンビリと準備。 こんな時間なのに、ときどき車がやってくる。朝風呂?
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8:40 ほったらかし温泉駐車場を出発。
駐車場を出て(写真上)林道を先に進むと、すぐに分岐(写真下)に着く。ここは右に進むが、下山は左から出てくる予定だ。
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2箇所目(写真上)も右(左はキャンプ場)、カフェへの道を右に見送り、手作りのパウチの道標(写真下)を見ながら林道をたどる。
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林道開削中(?)のP763西側の分岐(写真上)を左に進み、またまた分岐(写真下)に出て左に入ると、獣除けのネットの間の登山道が続く。 P904から東に延びる尾根を乗り越すと、前方が大きく開け林道分岐に着く。
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9:04 林道分岐に到着(写真上)。
直進方向に進み小沢を越えると、P904から南東に延びる尾根を乗り越し雑木林に入る。 石がゴロゴロする涸れた沢(写真下)を越え、尾根を乗り越し分岐に出る。
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9:14 重ね石コース・山の神コース分岐に到着(写真)。
ここは直進し山の神コースに入る。大岩の目立つ沢沿いをゆるやかに登る。
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少しして支沢に架かる短い丸太橋(写真)に行き当たる。 乗ったら折れそうな古びた丸太で、すぐ左に踏み跡が付いているが、あえて丸太橋を越えてみた。 恐る恐るながら無事通過し、その支沢と北側の支沢との間の尾根に乗る。
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すぐに道は尾根を左に外して延びる(写真上)が、登山道を外れて右の尾根上に祀られた山の神(写真下)に立ち寄り、登山の安全を祈願する。 背後の杉が腕を大きく掲げているようで、1本だけ雰囲気が違う。御神木だろうか?
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登山道に戻り、斜面をトラバース気味にゆるやかに登る(写真)。
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その後、支沢の遡上(写真上)とトラバースからの尾根の乗り越しを何度か繰り返す。 ザレて滑りやすい斜面(写真下)もあるので、慎重に通過する。
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祠の祀られた尾根(写真上)に乗ると、倒木やザレた路面にロープの張られた急登(写真下)が続き、喘ぎながら登って行く。
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10分足らずで山頂一角の稜線分岐(写真上)に飛び出し、右の岩を越え(写真下)ゆるやかにたどれば、ほどなく棚山山頂に着く。
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9:58 棚山山頂に到着(写真上)。小休止。
それほど広くない山頂には、このあたりの山で良く見かける人形が付けられた山頂標識(写真下)や三角点がある。 展望は東側に大菩薩連嶺、南西側に御坂山塊などが見られるが、この日は山頂部に雲が掛かっていたり、全体に霞んでいたりでcgほっと残念な状況だ
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10:08 棚山山頂を出発。
いきなりなかなかの急下降(写真)で、しかもザレ気味で滑りやすい。帰りは登るんだよな、と思いつつロープや木に掴まりながら下る。 鞍部からはゆるやかな登りから小ピークを越え、さらに次の小ピーク上で左に折れると、ほどなく神峰に登り着く。
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10:24 神峰山頂に到着(写真上)。小休止。
赤松と雑木林に囲まれ、狭くて展望はない。不釣り合いな(?)キチンとした山頂標識(写真下)がある。 南に延びる尾根上に兜山への道が分かれ、ピンクテープが見える。
10:40 神峰山頂を出発。
往路を戻る。 棚山山頂直下の急登はロープに掴まりながら登る。
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北岳、鳳凰山、甲斐駒ヶ岳 |
10:54 棚山山頂に到着。昼食。
ちょっと早いが昼食タイム(写真上)。 往路では気付かなかったが、数メートル南側に移動すると、雲海に浮かぶ北岳、鳳凰山、アサヨ峰、甲斐駒ヶ岳が見られた(写真下)。
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11:26 棚山山頂を出発。
往路の分岐を直進し、ロープの張られた急斜面(写真)を短く下り、ゆるむとほどなくなだらかなピークに立つ。
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11:34 棚山前こぶに到着(写真)。
倒木や露岩の混じる下りからゆるむと重ね石の道標を見る。
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11:42 重ね石に到着(写真)。
大きな岩が2段になっている。
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尾根を外しUターン気味に左の斜面に入る(写真)。 沢を横切るようなトラバースにジグザグの下降を交えて下る。
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いったんP1104から北東に延びる尾根に乗るが、すぐに右に外して斜面をトラバース気味にたどる。 1度折り返して再び尾根に乗り返し(写真)、ゆるやかな下りから往路の沢沿いの分岐に降り立つ。
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11:55 重ね石コース・山の神コース分岐に到着(写真)。
往路を戻る。
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大菩薩連嶺、奥秩父山塊 |
12:02 林道分岐に到着(写真上)。
正面に大菩薩連嶺や奥秩父山塊(写真下)を見ながら下る。今日一番の大パノラマだ。
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P904から南東に延びる大きな尾根を乗り越すが、尾根上にレンガの門柱(写真)がある。 ヒンジが付いているので門柱に間違いなさそうだが、いったい何のためにこんな所にあるのだろうか?
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永昌院への道を右に分けると未舗装になり、往路で最初に通過した分岐(写真)に出る。後は往路をわずかに戻れば駐車場に着く。
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12:20 ほったらかし温泉駐車場に到着(写真)。
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◎ 感想
棚山だけでは物足りなくて、神峰まで足を伸ばした。それでも10km未満で短い低山と高を括っていたら、とんでもなかった。
山の神コースの棚山山頂直下のロープ場の急登は、ザレ気味で倒木もあり、ちょっとした難路。
神峰側の直下はさらに急なザレた尾根。下りになる往路では踏ん張りが利かずスリップに注意し、帰路の登りではやはり踏ん張りが利かず、ロープ頼りに。。。危険や迷いそうな場所はないが、この2ヶ所は要注意だ!!
展望は2ヶ所。
棚山山頂からは大菩薩連嶺や雲海に浮かぶ北岳、鳳凰山、甲斐駒ヶ岳、眼下にはスタート地点のほったらかし温泉の駐車場が見られた。
林道分岐からは大菩薩連嶺や奥秩父山塊などの広々とした展望が広がる。こっちのほうが見応えあるかも。。。