真富士山、第二真富士山、湯ノ岳
2021.11.10
真富士山 1,343m 第二真富士山 1,401.4m 湯ノ岳 1,445m
◎ 山行情報
山行日 2021年11月8日(月) 晴れ
山頂所在地/山域 静岡県/東海
アクセス/出発地 車/林道路肩 真富士山第3登山口〜湯ノ岳登山口
行程詳細 真富士山第3登山口(7:47-8:05)→ ヲイ平(8:41)→ 真富士神社(9:11-9:14)→ 真富士山山頂(9:21-9:31)→
真富士峠(9:40)→ 第二真富士山山頂(10:05-10:20)→ 湯ノ岳山頂(11:03-11;:45)→ 湯ノ岳登山口(12:21)→
真富士山第3登山口(12:51)
所要時間/距離 行動時間:3時間24分 休憩時間:1時間49分 合計:4時間13分/10.0km
服装/装備 長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
7:47 真富士山第3登山口に到着(写真)。
駐車場所は登山口の40mほど先の広くなった路肩。ざっと6台ほど停められるだろうか。
賤機都市山村交流センター 安倍ごころで朝食を取ってきたので、そうそうに準備を始める。
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8:05 真富士山第3登山口を出発。
戻って登山口(写真上)を入る。詳細な案内図(写真下)があるが、第二真富士山から北側は載ってない。
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鬱蒼としたヒノキ林の中を短いジグザグを交え、トラバース気味に登る(写真)。P982からの尾根を乗り越すと、急斜面に付いた登山道をたどるようになる。
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小さな支沢を越えると本沢沿いに登り、沢出合(写真上)を左の沢沿いに登る。すぐに左の沢、右の沢と横切り(写真下)、尾根に乗り折り返して登る。
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8:41 ヲイ平に到着(写真)。
「平」と付くから、もっと平坦な場所かと思ったらただの分岐で、左は第二真富士山、右は真富士山(第一真富士山)になる。
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右に道を取り、点々と現れる真富士三十三観音(写真)を見ながらヒノキ林をたどる。
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雑木が混じるようになると尾根に乗り、折り返しのやや急登となる。 再びトラバースに変わり、短い苔生した岩場(写真上)を通過し、真富士山から北西に延びる尾根上の分岐に登り着く(写真下)。 真富士神社へは右へわずかで着く。
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9:11 真富士神社に到着(写真)。小休止。
2006年にも訪れているはずだが、まったく記憶にない。
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9:14 真富士神社を出発。
分岐を直進し主稜線に乗る(写真)。右は竜爪山方面になる。 左に道を取り、ゆるやかにわずかで富士山山頂に出る。
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9:21 真富士山山頂に到着(写真上)。小休止。
小広い山頂で、岩の上に風雪に耐え一部欠けた山頂標識(写真中)がある。 東側が大きく開け、富士山から愛鷹山、駿河湾、竜爪山などを一望する。 到着時は完全に雲に隠れていた富士山が、5分ほどで頭を見せてくれた(写真下)。
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9:31 真富士山山頂を出発。
すぐに分岐(写真)に出て左に進む。右は河内方面だが、歩道崩落のため通行止めとなっている。
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やや急な下りから真富士峠(写真)に降り立つ。左にヲイ平への道が分かれる。
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露岩の痩せ尾根(写真上)から隠れピークを越え、鞍部から今回唯一の難所!?でロープが張られた切立った崖(写真下)を登る。見た目ほど大したことはなく、サクサク登る。 さらにもう1つ隠れピークを越えると、ほどなく第二真富士山山頂に登り着く。
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富士山 |
10:05 第二真富士山山頂に到着(写真上)。小休止。
第一真富士山ほどの広さも展望もないが、標高はこっちが高く、三角点もある。だが、あくまでも第二なのだ。なぜだろう? 到着から10分ほど過ぎると、この日一番の富士山(写真下)が見られた。
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10:20 第二真富士山山頂を出発。
すぐに分岐(写真)に出る。右は湯ノ岳になるが、左は第2真富士山登山口に降りるのだろうか? 右に道を取りゆるやかに下って行く。
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最初のP1314上から双耳峰のような湯ノ岳を見る(写真)。
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その後も概ねゆるやかな稜線歩きが続き(写真)、ヒノキ林の端の潅木帯を越えると、ほどなく湯ノ岳山頂に登り着く。
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11:03 湯ノ岳山頂に到着(写真上)。昼食。
山頂は南北に広いが、疎林に囲まれ展望は良くない。意外とキレイな山頂標識(写真下)がある。 50mほど先にある岩を腰掛けに、ノンビリと昼食を取る。はじめて「チキンラーメンどんぶり」にしてみたが、容器が大きくてコーヒー用の水がギリギリだったり、味もカップヌードルには劣る。 次はないかな。。。やはりカップヌードルが最強かも!!
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11:45 湯ノ岳山頂を出発。
山頂の北端(写真上)で左の西に延びる尾根(写真下)に入る。取り付きにはテープが目立つ。
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踏み跡はほとんどないが、赤、黄、青のテープを拾いながら下る(写真)。傾斜はそれほどでもなく、サクサク下る。
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概ね尾根の右寄りを下ると目印を見失わないのだが、途中でやや左に逸れてしまう(写真上)。目印がなくなり方向も定まらないため、標高1230mあたりでGPSを確認すると、20mほど南にズレていた。 徐々に右へ修正すると、やはり尾根の右寄りに目印があり、1本の道筋が見えた(写真下)。
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標高1160mあたりからはフェンス沿いの下り(写真上)になるが、これまで以上に急下降で、フェンスの支柱に掴まることも。 10分ほどでフェンスが途切れ(写真下)、すぐ先のP1035を越えると、ほどなく林道に降り立つ。
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12:21 湯ノ岳登山口に到着(写真)。
ひたすら退屈な林道歩きで駐車場所へ戻る。救いはゆるやかな下りが続くことか。。。
12:51 上真富士山第3登山口に到着。
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◎ 感想
2006年に真富士山に登っている。真富士の里に車を置き、バスで俵沢へ移動。俵峰登山口から大滝経由で稜線西側をたどり山頂に立った。1月末で寒かった記憶しかなく、冬の到来前に再び登ることにした。真富士山だけでは物足りないので、湯ノ岳まで足を延ばした。
真富士山山頂に着いたときは、富士山はほぼ雲の中だったが、休憩中に頭を見せてくれた。さらに、第二真富士山では中腹に雲が掛かる程度まで姿を現わした。この山に登る大きな目的でもあるので、ラッキーだった。
真富士山第3登山口から湯ノ岳までは道標も目印も豊富で迷うようなところはない。また、危険な場所もない。
湯ノ岳から湯ノ岳登山口までは目印は豊富だが、登山道はおろか踏み跡もほぼないので、コンパスやGPSでの現在地確認は必須。切れ落ち気味の尾根の右側沿いを下ると、目印を見失うことはないだろう。傾斜も思ったほどではない。
そして、フェンスが出たら、それに沿って下れば良い。傾斜はよりキツクなり、フェンスの支柱に掴まることもあった。
最後の林道歩きはゆるやかな下りが続くので、足の負担は少ないが、やはり退屈だ。
これを書いていて、2006年と同じルートを歩いてみたくなった。