雨竜山、比志の塒、笠無

雨竜山(うりゅうざん)1,224.9m 比志の塒(ひしのとや)1,453.2m 笠無 1,476m

 山行情報

山行日       2021年6月12日(土) 曇り

山頂所在地/山域  山梨県/甲信越

アクセス/出発地  車/林道分岐駐車地から周回

行程詳細      林道分岐駐車地(7:40-7:53)→ 尾根取付(8:00)→ 雨竜山山頂(8:38-8:44)→ 大尾根峠(8:57)→ 松の露岩(9:34)→
          稜線分岐(9:58)→ 比志の塒山頂(10:04-10:12)→ 摩利支天(10:31)→ 見晴らし岩峰(10:50-11:25)→
          笠無山頂(11:33-11:40)→ お水神上・建石分岐(11:54)→ 建石(12:04)→ 林道比志海岸寺線(12:22)→
          下山口(12:51)→ 林道分岐駐車地(12:53)

所要時間/距離   行動時間:4時間4分 休憩時間:56分 合計:5時間/10.9km

服装/装備     半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図


 山行記録

7:40 林道分岐駐車地に到着(写真)。

右に馬場林道線が分かれる分岐の路肩が広くなった場所に駐車する。3台ほど駐車できそうだ。
途中の双葉SAで朝食を取ってきたので、早々に準備する。

7:53 林道分岐駐車地を出発。

右の馬場林道線(写真)に入り、ゆるやかに登って行く。カーブミラーの先、電柱手前の左斜面の途中に石仏がある。

8:00 尾根取付に到着(写真)。

なぜこんな所に石仏が。。。まさか尾根取付の目印で置いた訳でもないだろう。
石仏から右に見える尾根筋に向かい、2度ほど折り返して尾根に乗る。

やや急登から主尾根に乗ると、しばらくはゆるやかな登りとなる(写真)。

標高1125mあたりの隠れピーク上で左に折れ(写真)、おだやかな尾根をたどる。

8:8 雨竜山山頂に到着(写真)。小休止。

雑木林に囲まれ狭く展望はないが、手作りの山頂標識と三角点がある。

8:44 雨竜山山頂を出発。

北東にたどるとすぐに隠れピークを越え、急下降が続く。5分ほどで突然前方が開け、伐採地と雑木林の際を下る(写真)。
下るほどにザレ気味となり、林道に降り立つ。

8:57 大尾根峠に到着。

反対側の石垣の左端(写真)を上がる。踏み跡はほとんど分らないが、尾根伝いに付けられているピンクテープを拾いながら登る。

太い松の木のピーク上で左に折れ(写真)、ゆるやかに下る。

急登から隠れピークを越えると、大きな岩(写真)が目立つようになる。この岩が松の露岩かと思い確認すると、まだかなり手前だった。

さらに痩せ尾根(写真上)や岩尾根(写真下)など変化のある尾根が続く。

9:34 松の露岩に到着(写真)。

ヤマレコのポイントより40mほど北側になるが、ここが最もそれっぽい。

すぐ先で豪快な倒木(写真上)を過ぎ、積み重なった大きな岩(写真下)を越える。
ゆるやかな尾根が続き、ややザレ気味の登りからポンと稜線に飛び出す。

9:58 稜線分岐に到着(写真)。

笠無と比志の塒の分岐になっているが、道標はない。ここまで雨竜山の山頂標識以外道標はない。

右に道を取り、疎らながら満開のヤマツツジ(写真)を見ながら、ゆるやかにアップダウンする。

10:04 比志の塒山頂に到着。小休止。

三角点(写真上)しかないと思っていたら、木にマジックで山名が書かれていた(写真下)。三角点の周りの木片は山頂標識だったのだろうか?
狭くて雑木林に囲まれ展望はまったくない。

10:12 比志の塒山頂を出発。

往路を戻り、分岐を直進する。こちらも穏やかな稜線が続く(写真)。
露岩が目立つようになると、隠れピーク上の岩場に出る。

10:31 摩利支天に到着(写真上)。

岩の上に摩利支天と刻まれた標石(写真下)が立てられているが、形状がただの岩に見えてしまうため、うっかりすると見過ごしそうだ。

さらに岩場をたどり、すぐ先の小ピークを左から巻いて右に急下降する(写真)。ここは道なりに進んでしまうと、西側の尾根に乗ってしまう。良く見ると右の斜面(北側の急尾根)の降り口に赤テープが見える。

降りるとすぐに右からの踏み跡(写真)に行き合った。小ピークの右をたどると、自然にこの踏み跡を降りてくるのだろう。
急下降から鞍部に降り立ち、短かい急登からゆるむとほどなく境界杭に出れば、すぐ左が見晴らし岩峰になる。

急下降から鞍部(写真)に降り立ち、短かい急登からゆるむとほどなく境界杭に出て、右に上がれば見晴らし岩峰になる。

10:50 見晴らし岩峰に到着(写真)。昼食。

極く狭い。名前ほどの見晴らしはなく、北西側が一部開けている程度だ。八ヶ岳が見えるようだが、この日はガスで何も見えない。ちょっと早めの昼食を取る。

11:25 見晴らし岩峰を出発。

境界杭から右に短く急下降(写真上)し、ゆるやかな登りからピークを越え、シダの尾根(写真下)をゆるやかに下る。

11:33 笠無山頂に到着(写真)。小休止。

手作りの山頂標識(写真)や三角点があるが、山頂らしさはない。先ほどのピークの方がよほど山頂らしい。
やはり狭くて雑木林に囲まれ展望はない。

11:40 笠無山頂を出発。

すぐ先で南西の尾根に乗り、露岩を縫うように急下降する(写真)。その後はゆるやかな下りがしばらく続き、お水神上・建石分岐に出る。

11:54 お水神上・建石分岐に到着。

ここにはそれぞれの方向に手作り道標が立つ(写真上、下)。
さらに10分ほど下ると、らしい岩が見えてくる。

山頂標識以外では、この山行で初めての道標になる。

12:04 建石に到着(写真)。

お水神上・建石分岐と同じ造りの道標が立つ。

すぐ先の岩場を乗り越えようと思ったができそうもなく、1mほど左に降りながら巻いた(写真)。

黒富士、曲岳、茅ヶ岳、雨竜山

南アルプス

突然前方が開け、伐採地に出る。
展望が良く最初は黒富士や曲岳、茅ヶ岳、雨竜山(写真上)などから、伐採地の終わりあたりでは千頭星山、辻山、鳳凰山、北岳、アサヨ峰など南アルプス(写真下)が見られる。残念ながら木が邪魔で甲斐駒ヶ岳が見えない!!

再び雑木林に入ると、ほどなく林道比志海岸寺線に出る(写真)。石垣の高さが2mほどあり降りられず、右へ移動し石垣の端を降りる。

12:22 林道比志海岸寺線に到着。

反対側のカーブミラーの横(写真上)を入り左に移動、先ほど林道に出た正面辺り(写真下)から西に延びる尾根をたどる。
小さなピークを越え、ゆるやかにアップダウンしながら尾根をたどる。

P1052(写真上)を越えひたすら下ると林道と合わさるが、右に付いた登山道を下り(写真下)、ほどなく朝車で通った林道に降り立つ。

12:51 下山口に到着(写真)。

ちょうど先ほどの林道が合わさる場所になるが、道標などはない。
駐車場所まではわずかだ。

12:53 林道分岐駐車地に到着。


 感想

3つの山名の付いたピークには三角点があるのに、林道以外地形図にルートの記されていない。何ともマイナー(?)な登山ルートをふとしたことで見つけ、何としても歩いて見たくなった。

概ね尾根通しで目印のテープもそこそこある(道標はほぼない)が、ルートファインドは必須。GPSで細かくチェックしながら歩けば安心だろう。

私が唯一間違えそうになったのが、摩利支天の先の小ピークを左に巻いた先でのこと。
道なりだと西に延びる尾根に乗ってしまうが、北の急な尾根に入るのが正解。ヤマレコの記録を見ても、ここで西の尾根をたどっているログが散見された。
北の尾根に入るとすぐに右からの踏み跡に行き合ったので、小ピークを右に巻くと良いのかも知れない。

3ピークとも展望はなく、昼食場所の見晴らし岩峰(八ヶ岳方面が見えるようだ)からもガスで何も見えず。諦めかけていた矢先、思いがけず伐採地から茅ヶ岳や南アルプスが見られた。

お水神上・建石分岐あたりで小雨が降り出した。さいわい木の葉が傘代わりになり濡れることもなく、林道を越えるあたりで上がった。

それにしても嫌になるほどクモの糸に引っかかった。