蓼科山(積雪期)

蓼科山 2,530.7m(積雪期)

 山行情報

山行日       2020年1月25日(土) 晴れ

山頂所在地/山域  長野県/八ヶ岳連峰

アクセス/出発地  車/ビーナスライン路肩空き地から周回

行程詳細      ビーナスライン路肩空き地(8:30-8:45)→ 竜源橋駐車場(8:51)→ 天祥寺原・将軍平分岐(9:56-10:04)→
          将軍平(蓼科山荘)(11:16-11:21)→ 蓼科山頂ヒュッテ(11:53)→ 蓼科山山頂(11:55-12:28)→
          幸徳平(12:51)→ 標高2110m標識(13:00)→ 蓼科山登山口(13:40)→ ビーナスライン路肩空き地(13:51)

所要時間/距離   行動時間:4時間20分 休憩時間:46分 合計:5時間6分/10.2km

服装/装備     アウタージャケット、長袖アンダーシャツ、インナージャケット、トレッキングタイツ、雪山パンツ、雪山登山靴、ゲーター、
          アイゼン、トレッキングポール

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図


 山行記録

8:30 ビーナスライン路肩空き地に到着(写真)。

8時30分ごろには竜源橋駐車場と蓼科山登山口駐車場は満車だったため、竜源橋駐車場から蓼科山登山口駐車場方面へ350mほど行ったところの広い空き地に停めさせてもらった。他に車も駐車の痕跡もないので、はたして停めて良いのかちょっと迷ったが。。。

前回の入笠山と同様に、双葉SAで朝食を取っていたので、のんびりと準備をする。

8:45 ビーナスライン路肩空き地を出発。

ビーナスラインをゆるやかに下り、5分ほどで竜源橋駐車場手前の左の林道に入る(写真)。

2つ目の堰堤手前を右に進み、竜源橋駐車場からの道が合わさると、ほどなく左に分かれる登山道に入る(写真)。

雪が少ない登山道はところどころで雪と氷と石のミックス(写真)で歩き難い。スノースパイクを履こうと思ったら、車の中に忘れたことに気付く。
P1860あたりからやっと雪が豊富になり、徐々にペースが上がる。

9:56 天祥寺原・将軍平分岐に到着(写真)。アイゼン装着。

将軍平方面は平坦だが、ここでアイゼンを履く。

10:04 天祥寺原・将軍平分岐を出発。

大河原方面のハッキリしたトレースに比べて将軍平へはやや心許ない程度だが、ピンクテープなどの目印もあり迷うことはない(写真)。
しばらくはゆるやかな登りが続き、コメツガ林に入って行く。

10分ほどで雪の下に岩がゴロゴロする沢に入り、標高2100mあたりでトレースが分岐する。
右斜面方向には新しいトレースが延び、左斜面には雪に埋もれかけた古いトレースが延びている。
左斜面の少し先には木にピンクテープが付けられているので、こちらが夏道と思われる(写真)。
少し迷って左の斜面を上がりかけると、林の中から登山者が降りてきた。判断は間違ってなかったようで、トレースも明確だ。

長い長いコメツガ林に囲まれたタイトな沢を急登する(写真)。途中で何度も息を整えながら40分ほど登ると、やっと傾斜がゆるみ木立の合間に蓼科山荘が見えてくる。

11:16 将軍平(蓼科山荘)に到着(写真)。小休止。

南西側の樹林越しに蓼科山山頂が見える(写真)。
蓼科山荘(写真)は冬期閉鎖されている。
休憩していると、蓼科牧場ゴンドラリフト方面から数人上がってきた。

11:21 将軍平(蓼科山荘)を出発。

登り始めはゆるやかだが、すぐに傾斜は急になり、中間点あたりからは植生も少し変わってくる(写真)。

トレースは明確だが、外すとかなり潜ることになる。
さらに登ると樹木が疎らになるとともに傾斜も増し、雪質が厚く固いクラスト状になる(写真)。
トレッキングポールが刺さらずバランス取りにちょっと苦労する。ここはピッケルを持ってくればと後悔する。

樹林帯を抜けると、ややトラバース気味の登り(写真上)となり、ほどなく蓼科山頂ヒュッテ前(写真下)から蓼科山山頂に着く。

11:55 蓼科山山頂に到着(写真右上)。昼食。

多くの登山者で賑わい、壮大な展望を楽しんでいる。
まずは火口中央に祀られた蓼科神社奥社(写真右中)に行き、西端の蓼科山展望盤(写真右下)で展望を楽しむ。この日は風がそれほどないため、ジッとしていても寒くない。
山頂火口は広いものの、どこからでも360度の大パノラマが広がる(写真下)。

中央アルプス:空木岳、熊沢岳、宝剣岳、木曽駒ヶ岳、大棚入山など。
北アルプスで:奥穂高岳、北穂高岳、槍ヶ岳、常念岳、燕岳、立山、剱岳など。
南アルプス:鳳凰山、北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳など。
八ヶ岳連峰:北横岳、天狗岳、硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳など。
頸城山塊:雨飾山、高妻山、新潟焼岳、火打山、妙高山など。
浅間連峰:四阿山、草津白根山、篭ノ登山、黒斑山、浅間山など。

蓼科山頂ヒュッテの南東側の一部雪のないテラスで、八ヶ岳連峰と南アルプスを堪能しながら昼食を取る。

蓼科山山頂からのパノラマ

八ヶ岳連峰

南アルプス

中央アルプス

御嶽山

乗鞍岳

北アルプス

頸城山塊

浅間連峰

12:28 蓼科山山頂を出発。

岩場を縫って急下降し、クサリ場から樹林帯に入る(写真)。

コメツガ林の圧雪された登山道を気持ち良く下る(写真)。

急下降が幸徳平(写真上)でいったんゆるむが、標高2110m標識(写真下)からは岩場を交えての急下降となる。
再びゆるむと雪の量が減り、笹が顔をのぞかせる。
P1878の先の急下降では完全に地面が露出しているためアイゼンを外すが、ところどころ凍った場所があり、足元に注意しながら慎重に下る。
蓼科山登山口駐車場への道を右に分けると、ほどなく蓼科山登山口に降り立つ。

13:40 蓼科山登山口に到着(写真)。

ビーナスラインをゆるやかに下る。

13:51 ビーナスライン路肩空き地に到着。


 感想

天祥寺原・将軍平分岐からのルートがちょっと心配だったが、トレースがハッキリしていて問題なかった。
標高の低い場所では雪が少ないため、アイゼンを履くほどではないが、ところどころ凍っていて足の置き場に苦労した。チェーンスパイクを忘れたことが悔やまれた。
天祥寺原・将軍平分岐でアイゼンを履いて正解だった。急登は2100mあたりからだが、それまでに今シーズン初のアイゼンに慣れることができた。
スノーシューやワカンではキツイと思う。
蓼科山山頂直下の急斜面は厚くて固いクラスト状態で、足元がしっかりしていて、トレースを外さなければ潜ることはなかった。ただ、ストックが刺さらず身体を支えにくかったので、ここはピッケルを携帯すればとちょっと後悔した。
一方、つま先を蹴り込むと岩やガチガチに凍った地面に当たってしまうことがあり、雪の少なさを感じた。
蓼科山山頂からP1878あたりまでは多くの登山者が歩いて圧雪されているので、快適に下れた。その先の急斜面では雪がほとんどなく、アイゼンを外したが、凍っている場所があるのでスリップしないよう神経を使った。
この日の蓼科山山頂は風がほとんどなく、寒くもなくのんびりと360度の大パノラマを堪能できた。


 日帰り温泉

尖石温泉 縄文の湯

何度か訪れお馴染の温泉。内風呂と露天風呂、サウナが1つずつ。洗い場は14箇所。24畳ほどの休憩室が2つ。
泉質は塩化物泉系で極わずかにヌメリがあるように感じる。
駐車場は7割ほど埋まっていたが、それほど混んではない。