風越山(木曽)

風越山(木曽) 1,698.8m

 山行情報

山行日       2020年8月29日(土) 快晴

山頂所在地/山域  長野県/中央アルプス

アクセス/出発地  車/上松Aコース登山口駐車場から往復

行程詳細      上松Aコース登山口駐車場(7:25-7:50)→ 木曽古道始点(8:44)→ 風越山登山口(9:09-9:14)→
          カヤトの丘(10:19-10:29)→ 風越の頭(10:35)→ 風越山山頂(10:49-10:53)→ 中央アルプス展望所(10:58-11:22)→
          風越山山頂(11:28)→ 滑川河原(12:26-12:36)→ 上松Aコース登山口駐車場(13:12)

所要時間/距離   行動時間:4時間29分 休憩時間:53分 合計:5時間22分/11.2km

服装/装備     半袖シャツ、メッシュアンダーシャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

7:25 上松Aコース登山口駐車場に到着(写真)。

先着で3台停まっていたが、多分木曽駒ヶ岳でしょう。普通に考えれば、ここから風越山ってあり得ないだろう😅💦。
ノンビリとおにぎりとパンで朝食を取る。
空にはまったく雲がなく、暑くなりそうな予感。。。

7:50 上松Aコース登山口駐車場を出発。

車で上がってきた林道をゆるやかに下る。
アルプス山荘の2匹の犬🐕に吠えまくられるが、気にせず先に進み、15分足らずでJR上松駅への道を右に見送る。
林を抜けると左に風越山が見える。
25分ほどで三差路を左に入り吉野橋を渡る。橋からは正面に風越山、右にP1078が見え(写真)、その間を登り風越山登山口に行くんだなと当たりを付ける。

橋から5分ほどの集落の十字路(写真)を左折する。角の道標は直進方向が「風越山登山道」となっているが、それは車に対してで、木曽古道を経て風越山登山口へは左折する。くれぐれも直進しないように。。。かなり遠回りになる。
長い直線から突き当たりの丁字路を右折、さらに丁字路を左折し、民家の間をゆるやかに登る。

休耕地のなかをヘアピン気味に曲がって行くが、50mほどで行き過ぎに気付く。ヘアピンに入るところで、右の草地に入らなければならなかった(写真)。文字の消えた看板(?)があるだけで、地図がなければ休耕田を彷徨うところだった。
草地の先にある「木曽古道」の道標から林に入ると、ほどなく地形図にある神社マークから延びてくる道に行き当たる。

8:44 木曽古道始点に到着(写真)。

吉野橋からが木曽古道だと思っていたが、道標を見るとここが木曽古道の始点だった。

登山道らしくなった道をゆるやかに登り、途中で道標に従って右の斜面を登って行く。
ほどなく未舗装の林道を横切り、先ほどの十字路から延びてくる林道に出る(写真)。

木段を上がると、山腹のゆるやかな登りが続き(写真上)、最後に折返しのやや急登から林道に降り立つ(写真下)。

9:09 風越山登山口に到着(写真)。小休止。

簡易トイレのある駐車スペースの先に風越山登山口がある。
ここまで大した行程でもないが、やはり暑さが堪えたのか、ややへばり気味。

9:14 風越山登山口を出発。

階段を上がるとすぐにAコース・Bコース分岐(写真)に出て左のAコースに入る。いきなりジグザグの急登が続く。
急登の1/3ほどでヤマジノホトトギスが1輪姿を見せ、さらにタマアジサイフシグロセンノウシラヤマギクが見られるようになる。

南木曽岳、奥三界岳

なおも急登は続き、登山口から50分ほどのややゆるむあたりで背後に展望が広がる。
左の恵那山は雲に隠れているが、すぐ右に南木曽岳、そして右に奥三界岳が見えている(写真)。

カヤト境の道標(写真)を見ると木立が疎らになり、強い日差しが堪える。木陰ではシラヤマギクタムラソウが見られる。
Bコースが合流すると、ほどなく開けた場所に飛び出す。

雲に隠れた御嶽山

10:19 カヤトの丘に到着(写真上)。小休止。

かなりバテバテで、小さな小屋の中で陽射しを避けてノンビリと水分補給する。
西側の開けた斜面にはマツムシソウカワラナデシコオオバギボウシが見られ、大きく展望も広がり奥三界岳や山頂が雲に隠れた御嶽山(写真下)を見る。

10:29 カヤトの丘を出発。

ヤマハギの咲くゆるやかな登りから、小ピークの南側に立つ風越の頭の道標(写真)に出る。北向に付いた薄い踏み跡は小ピーク(実際の風越の頭)に向かうのだろう。

すぐに敬神分岐の道標を見送り尾根を登り続けると、下山時に下る尾根が延びる敬神分岐(写真)に出る。すぐ先が風越山山頂だ。

10:49 風越山山頂に到着(写真)。小休止。

山頂標識と三角点があるが、とても山頂とは思えない風情だ。

10:53 風越山山頂を出発。

稜線を南に200mほどたどる。

麦草岳、木曽駒ヶ岳、三沢岳

10:58 中央アルプス展望所に到着(写真上)。昼食。

中央アルプス展望所と言っても、ドーンと展望が広がるのではなく、樹間に麦草岳、木曽駒ヶ岳、三沢岳が見えているだけだ(写真下)。
昼食・・・と言っても食欲がわかず、無理矢理おにぎり2個を水で流し込む。

11:22 中央アルプス展望所を出発。

風越山山頂先の分岐を右に下る。下り始めはそれなりの急下降が続くが、次第にゆるむ。往路に比べてやや踏み跡は薄いものの、道標も目印もシッカリある(写真)ため問題ない。

P1360直下で東斜面を見ると多くのピンクテープ(写真)が見えるが、急斜面でかなり険しそうなので、ピーク越えを選択する。後で考えるとこの斜面をトラバースした方が分かりやすいかも知れない。

P1360からはやや北東に下るのだが、広い尾根ながら目印が少なく、進行方向と思われる場所に一つだけある黄テープ方面(写真)に下る。
その後はほとんど目印がなく、GPSでルートを修整しながら下る。

5分ほどでピンクテープを見つけ、すぐに明確な踏み跡に出合い(写真)ホッとする。
やがて尾根から枯れ沢に降りると雑草だらけになるが、目印が豊富で迷うことはない。

沢を下ること10分ほどで、通行止めの形で置かれた丸太に行き当たる(写真)。右に河原へと続く踏み跡と目印がある。河原のすぐ傍まで降り、右へ数メートル移動して河原に降り立つ。

12:26 滑川河原に到着(写真)。小休止。

難所を脱したと思いノンビリと給水する。河原を見渡すと、この時点で徒渉は何てことはないと思えた。

12:36 滑川河原を出発。

渓流の幅は大したことないが、流れが速く飛び石が見つからない。足場になりそうな石を見つけ渡ろうとするが、微妙に歩幅があわず結局は諦めることに。。。
流木が横たわる場所(写真上)で、何とかその流木に掴まりながら渡れたが、その先にも流れがあった。今度は流木もなく、足場になりそうな石もない。意を決して登山靴から用意してきたサンダルに履き替え、何とか徒渉することができた(写真下)。
しかし、これで難所が終わりではなかった。

無理矢理崖を上がると藪状態で、さらには林道の高さ3mほどの石垣に阻まれる。手掛かりがなく登れない。敬神の滝小屋あたりまで行くしかないかと、藪を掻き分け上流に向かう。30〜40m上流へ行くと、なっ、なんと石垣の上にシッカリとした道標があり(写真)、そこからロープが降りているではないか。なぜこんな所にと思いつつ、天の助けとそのロープに掴まり何とか林道に上がれた。

そのまま林道をたどり、分岐で左の登山道に入る。しばらくして北股沢(写真)を越えゲートを抜ければ、ほどなく上松Aコース登山口に出る。

13:12 上松Aコース登山口駐車場に到着(写真)。


 風越山(木曽)で出逢った花たち


 感想

予想通り有名なレンゲショウマには遅かったが、ヤマジノホトトギスやタマアジサイ、フシグロセンノウ、マツムシソウ、タムラソウ、カワラナデシコなど、思ったより多くの花に出合えて満足。
風越山登山口からの往復では物足りなくて周回にしたが、カヤトの丘までの急登が予想以上でかなりバテた。無事下山できるか心配になったが、昼食後はエネルギー補給が効いたのか、ほぼ下り一辺倒で体力温存できたのか、すっかりいつものようにフルで歩けた。
中央アルプス展望所は期待するとちょっとがっかり。もっとドーンと展望が広がるものとばかり思っていた。それでも、木曽駒ヶ岳は山頂に雲が掛かっていたものの、麦草岳、三沢岳が見られたので良しとしよう。
下山に使ったルートでP1360からの下り始めは尾根が広く目印も少ない。P1360を右に巻く方向に多くのピンクテープが見えたので、本来はこれがルートだと思うが、遠目にはかなりの傾斜で歩けるようには思えなかった。
滑川の徒渉のためにサンダルを準備したのは正解。川底は大小の石がゴロゴロして危ない。浅瀬でも踝上10cmほどあり、雨後など増水時は多分無理だろうと思うが、風越山に登り返すしかないのだろうか?
林道に上がるのにロープがあるとは。。。しかも道標があるってことは、しっかりしたルートなんだろうけど、藪に降りて徒渉して尾根に取り付くって、いったいどんなルートなんだろう!?一般に知られたルートなんだろうか?


 日帰り温泉

代山温泉 せせらぎの四季

鉄分なんだろうか茶色の温泉が特徴的。泉質が含二酸化炭素−ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉ということだが、そのためか。
内湯と露天風呂が各1箇所と極シンプルだが、混み合うこともなくゆっくりできた。また、休憩所も広くノンビリできた。ただ700円はちょっと高いかな。。。
入館時はそれほどでもなかったが、帰りの3時30分ころは駐車場(30台ほど)はいっぱいで、誘導員が出ていた。これから混むのだろうか。