浜石岳

浜石岳 706.8m

 山行情報

山行日       2020年9月29日(火) 曇り

山頂所在地/山域  静岡県/東海

アクセス/出発地  車/清水承元寺緑地駐車場から周回

行程詳細      清水承元寺緑地駐車場(7:15-7:34)→ 林道入口(7:40)→ 林道終点(8:28)→ 薩埵峠分岐(8:34)→
          立花分岐(9:04)→ 但沼分岐(9:40-9:46)→ 野外活動センター・薩埵峠分岐(10:06)→ 浜石岳山頂(10:17-10:57)→
          浜石岳駐車場(10:59)→ 登山道入口(11:18)→ のろし台跡(11:46)→ 林道分岐(12:33-13:37)→
          国道出合(12:58)→ 路地入口(13:20)→ 清水承元寺緑地駐車場(13:34)

所要時間/距離   行動時間:5時間10分 休憩時間:50分 合計:6時間/17.2km

服装/装備     半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

7:15 清水承元寺緑地駐車場に到着(写真)。

八幡橋のしたにある駐車場で、10数台は停められそうだ。すぐ傍を流れる興津川でのアユ釣りの拠点のようだ。トイレあり。
のんびりと朝食を取り準備をする。

7:34 清水承元寺緑地駐車場を出発。

八幡橋を渡り、承元寺バス停の先を左折、おきつ川通りに入る(写真)。

5分ほどで、おきつ川通りの左カーブを右の林道に入る(写真)。
なかなか急な林道が延々と続き、50分ほどで林道終点に着く。

8:28 林道終点に到着(写真)。

林道終点の右にある中電の作業道に入る。

湿った粘土質で滑りやすい道(写真上)や雑草が生い茂った道(写真下)が続く。あまり歩かれていないのだろう。

5分ほどで薩埵峠からの道と合わさり(写真)、ゆるやかに登って行く。

道を覆い尽くす笹を掻き分ける場所(写真)もあり、朝露でパンツが濡れる?。
杉林の中、2つの小ピークの間を進み、雑草に隠れそうな道標を左に折れると、土砂崩れ跡を通過する。
左が開けた場所を過ぎ再び樹林帯に入ると、ほどなく幾つも道標の立つ分岐に出る。

9:04 立花分岐に到着(写真)。

地形図を見ると、50mほど西に立花池があるようだ。

ゆるやかな登りからP468を越え、下る途中で再び立花池への分岐(写真)を左に見送り、さらに鞍部で由比西山寺方面への道を右に見送る。
ゆるやかな登りからP520を越えゆるやかに下ると、小広い道標の立つ場所に出る。

9:40 但沼分岐に到着(写真)。小休止。

左に道を取ると但沼になるが、これは沼ではなく地名。

9:46 但沼分岐を出発。

右に道を取り、ゆるやかに登る。崩壊地(写真)から急な階段が断続し、木の根が飛び出した斜面を登る。

10:06 野外活動センター・薩埵峠分岐に到着(写真)。

直進し、木の根が飛び出した斜面の急登から電波塔の横をひと登りで、浜石岳山頂の南西端に登り着く。

10:17 浜石岳山頂に到着(写真右上、下)。昼食。

広々とした山頂は芝生で覆われ気持ちが良い。2つの山頂標識(写真右下)とモニュメント風の石碑、三角点、方位盤、ハイキングマップがある。
残念ながら雲が多めで展望はあまり良くないが、富士山は頭を見せてくれた。
北側の南アルプスはまったく見えないが、高ドッキョウ、十枚山、平治の段、篠井山など身延山地の山々が見えている(写真下)。
一方東から南にかけては、愛鷹山、富士市市街、由比市街、駿河湾、伊豆半島、三保半島、日本平を一望する(写真下)。
到着からずっと山頂を独り占めしていたが、下山間際に一組上がってきた。

富士山 身延山地 三保半島、日本平

10:57 浜石岳山頂を出発。

北側の登山道を下ると、すぐに駐車場に降り立つ。簡易トイレがある。
案内板の横(写真)を入り、電波塔の横から尾根をゆるやかに下って行く。

林道に降り立ち5分ほどたどり、舗装の切れ目に立つ道標(写真)を左に入る。草が生い茂り、道標がないと登山道があることに気付かないだろう。

杉林の中の沢を下り、主沢に行き当たって左へ曲がって行く(写真)。

丸太橋(写真上)を越えると、ゆるやかな登りに転じ、途中の分岐(写真下)でほとんど消えかけた坂本への道を見送る。

一部踏み跡が不明瞭な場所があるが、道標(写真)が充実しているため迷うことはない。

のろし台跡手前の鞍部で北東側ピーク方向にピンクのテープが見えたので、何があるのか行ってみた。
北東側ピークに上がっても何もなく(写真)、すぐに引き返す羽目になった。
登山道に戻り、南西側ピークに上がる。

11:46 のろし台跡に到着(写真)。

のろし台の形跡はまったくないが、立派な石碑がある。

ゆるやかな下りから10分ほどで倒壊した小屋(写真)のある開けた場所に出る。

下山後に分ったのだが、休憩所跡のようだ。

さらにゆるやかな下りが続く。突然道標(写真)が出てきて見てみると、「浜石岳→行けません」とある。道標の方向を見ても切れ落ちた崖に生い茂った木々。そんな方向に誰が行くんだ!?・・・謎です。

まだまだ下りが続き、リフト跡(写真上)、竹林、モノレール、並木(?)と過ぎ、近道道標(写真下)で尾根を外れ左に下る。
すぐに舗装路に降り立ち、たどると林道に出て左折、阿津羅沢登山コースの案内板の立つ三差路に出る。

12:33 林道分岐に到着(写真上)。小休止。

案内板は浜石岳からここまでの略図(写真下)になっている。

13:37 林道分岐を出発。

ひたすら林道を下る。車道(写真上)に出て左折、すぐに国道52号線(写真中)に出て左折する。
唯弊橋を越え、立花入口交差点から250mほどで、左の路地(写真下)に入る。事前に調べておかないと路地があることには気付かないだろう。
道なりに進み丁字路を右折、最初の丁字路を左折、興津川沿いの遊歩道に出る。

13:34 清水承元寺緑地駐車場。


 感想

2005年1月に由比駅から三本松分岐経由で登り、薩埵峠から興津駅に下っている。
今回の登りは途中から前回の下りと同じはずだが、覚えのある場所はなく、ほとんど初めてのルートのようだった。
林道終点から薩埵峠への分岐までは、湿った粘土質の道だったり、雑草に覆われた道が続く。雑草には踏まれた跡がなく、ほとんど歩かれていない様相だった。ただ、全体に危険な場所や迷う場所はない。
下りに使ったルートもそうだが、とにかくクモの巣が酷い。終始枯れ枝を振り回して、腕が疲れた。何か良いアイデアはないものか。。。
富士山展望も含め、雲の活動しない冬に登る山なのだろうか。
林道・車道歩きが長く、最後は足の裏が痛くなった。もっとソールの柔らかいトレッキングシューズにすればと後悔した。