釜伏山、登谷山、皇鈴山

釜伏山 582m 登谷山 668m 皇鈴山(みすずやま) 679m

 山行情報

山行日       2019年12月24日(火) 晴れ

山頂所在地/山域  埼玉県/奥武蔵

アクセス/出発地  車/日本の里観光案内所駐車場から往復

行程詳細      日本の里観光案内所駐車場(7:15-7:33)→ 花山コース入口(7:44)→ 釜伏山山頂(8:27-8:32)→
          釜伏神社(8:43-8:45)→ 釜伏峠(8:48)→ 登谷山山頂(9:08-9:18)→ 茱萸ノ木峠(9:25)→
          皇鈴山山頂(9:38-9:48)→ 愛宕山山頂(10:09-10:19)→ 皇鈴山山頂(10:36)→ 登谷山山頂(10:54-11:04)→
          (三沢)雨乞山(11:17-11:19)→ 釜伏峠(11:36)→ 釜伏山山頂(11:48-11:53)→ 花山コース入口(12:28)→
          日本の里観光案内所駐車場(12:37)

所要時間/距離   行動時間:4時間10分 休憩時間:54分 合計:5時間4分/13.0km

服装/装備     ソフトジャケット、長袖シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

7:15 日本の里観光案内所駐車場に到着(写真)。

当然ながら観光案内所とトイレあり。
タクシーが止まっているだけで、他に駐車中の車はいない。
朝食後準備する。

7:33 日本の里観光案内所駐車場を出発。

県道をゆるやかに登る。

7:44 花山コース入口に到着(写真)。

左の橋を渡り花山コースの林道に入る。

2つ目の堰堤の前を左にカーブし、右カーブを左の登山道に入る(写真)。角に名水「日本水」の道標がある。

ゆるやかな登りから岩壁の左を巻くように登り(写真)、尾根に乗る。

土留めの階段から珍しい蛇紋岩の岩場(写真上)を2箇所急登し、ゆるやかな登りから隠れピークを越え「日本水」への分岐(写真下)に出る。「日本水」への道は通行禁止になっている。

露岩混じりの急登(写真上)が続き、見晴台休憩地(写真下)を過ぎると、ほどなく祠の祀られた釜伏山山頂に着く。

8:27 釜伏山山頂に到着(写真)。小休止。

この祠は釜伏神社奥の院のようだ。
林に囲まれ展望は期待できないが、わずかに御荷鉾山方面が見える。

8:32 釜伏山山頂を出発。

露岩混じりの急下降から鳥居(写真)をくぐり、東屋のある鞍部に降り立つ。登り返して分岐を左に下れば、釜伏神社横から境内に降り立つ。

8:43 釜伏神社に到着(写真)。参拝。

登山の安全を祈願する。

8:45 釜伏神社を出発。

参道をたどり釜伏峠(写真)の十字路に出て南東の林道を進む。

しばらくすると雨乞山西斜面いっぱいにソーラーパネル(写真)が貼られている。何だか気分を削がれる。

三差路(写真)を左に上がり、すぐに十字路を直進、さらに三差路を右に取る。最後の三差路を左に行くと(三沢)雨乞山になる。

正面に登谷山へのかなり急な舗装路(写真)が目に入る。ここに雪が着いたら登りはもちろん下りはヤバいだろうな、と思いながら急登する。

9:08 登谷山山頂に到着(写真右上)。小休止。

小広い山頂で、木に手作りの山頂標識(写真右下)が付けられている。
東側が大きく開け、赤城山、男体山、筑波山、堂平山、大霧山などの大パノラマが広がる(写真下)。
眼下には利根川を挟んで藤岡市や本庄市、伊勢崎市などの市街地が広がる。

赤城山 男体山 筑波山

9:18 登谷山山頂を出発。

落ち葉の積もった尾根をゆるやかに下り、茱萸ノ木峠(写真)に降り立つ。

林道を200mほど南下し、左の登山道(写真)に入る。祠の置かれたなだらかなピークを越え、左に林道を見ながらゆるやかに登る。

両神山、御荷鉾山
東京スカイツリー、新宿ビル群

9:38 皇鈴山山頂に到着(写真上)。小休止。

山頂は広々としていて、西側に山頂標柱とベンチの置かれた東屋、祠があり、東側は駐車場のある皇鈴山展望台(写真中上)になる。
西側は木立が煩くて、両神山や城峯山、赤久縄山、御荷鉾山など奥秩父山塊北部の山々(写真中下)が見えるだけだが、東側展望台からは登谷山と同じように赤城山、男体山、筑波山、堂平山、大霧山などの大パノラマが広がる。
さらに目を移すと東京スカイツリーと新宿ビル群(写真下)が見られる。

9:48 皇鈴山山頂を出発。

やや東寄りの道に入り尾根をたどると、鞍部で右からの道と合わさり、小ピーク越えから林道(写真)を横切る。

広場の東屋と鉄塔を左に見て直進し(写真)、南東に延びる尾根をたどる。
すぐに天文台のような建物(写真)を見送ると、ほどなく山頂に飛び出す。

10:09 愛宕山山頂に到着(写真)。小休止。

狭い山頂は木立に囲まれ展望はあまり良くなく、南側に東京スカイツリーと新宿ビル群が見えるだけだ。

10:19 愛宕山山頂を出発。

往路と違う北東の尾根を下り、広場の横から往路を戻る。
皇鈴山山頂は休憩せず通過する。
登谷山とその南側ピークとの鞍部で、往路で降りてきた階段を右に見て左のゆるやかな道に入る(写真)。

10:54 登谷山山頂に到着。昼食。

少し風が出てきて、ジッとしていると肌寒い。立ったままおにぎりとパンを流し込む。

11:04 登谷山山頂を出発。

舗装路を急下降し、三差路を直進する。DoCoMo登谷無線中継所(写真)の前を通り、登山道らしい道をわずかで前方にソーラーパネルとフェンスが見えてくる。

フェンス手前で適当に右の斜面に取り付き、茂った潅木の間を縫うように急登する(写真)。
すぐに山頂あたりでフェンスに行き当たり周囲を見回すと、数メートル右にピンクテープが見え、傍らに三角点がある。

11:17 (三沢)雨乞山に到着(写真)。小休止。

三角点はフェンスの向こう側。じっくりと辺りを見回しても、山頂標識は見当たらない。

11:19 (三沢)雨乞山を出発。

フェンスに沿って北西に進むが、自然に尾根をたどることになる。
薮の煩い場所は、掻き分けて進む(写真)。
10分ほどで釜伏峠からソーラーパネルへと続く林道に飛び出し、釜伏峠へと向かう。
釜伏峠からは往路をたどる。

榛名山

11:48 釜伏山山頂に到着。小休止。

11:53 釜伏山山頂を出発。

途中の標高540mあたりで展望が開け、他では見られなかった榛名山(写真)や赤城山、男体山などを一望する。

12:37 林道駐車スペースに到着。


 感想

埼玉百名山の登谷山と皇鈴山は前から登ってみたかった山。少し足を伸ばし愛宕山まで往復した。
両山とも展望が良く、赤城山から男体山、筑波山、そしてスカイツリーと新宿ビル群が見られ大満足!!
一部雪が残っていたが、気にするほどではない。ただ、今後雪が多くなると、釜伏山直下の岩場と登谷山の急な舗装路はかなり危険になると思われる。
雨乞山は登山道はないので、地図+コンパスまたはGPS必携。距離がないので迷うことはないと思うが、念のため。。。
積雪時に低山の雪山登山ってのもいいかな。。。