霧訪山、大芝山、鳴雷山

霧訪山(きりとうやま) 1,305.7m 大芝山 1,210m 鳴雷山(なるかみやま) 1,092m

 山行情報

山行日       2019年12月11日(水) 晴れのち曇り

山頂所在地/山域  長野県/中央アルプス

アクセス/出発地  車/山ノ神自然園駐車場から周回

行程詳細      山ノ神自然園駐車場(8:30-8:46)→ 山の神社(8:55)→ 安曇幹線1号線No.25鉄塔(9:14)→
          安曇幹線1号線No.26鉄塔(9:27)→ 洞ノ峰山頂(9:50-9:05)→ 安曇幹線2号線No.37鉄塔(10:09)→
          信濃中信線No.7鉄塔(10:11)→ 大芝山ノ肩(10:14)→ 大芝山山頂(10:19)→ たきあらしの峰山頂(10:29)→
          北小野新道分岐点(10:44)→ ブナの分岐(10:49)→ 霧訪山山頂(10:59-11:09)→ えぼし山頂(11:28-11:32)→
          安曇幹線2号線No.33鉄塔(11:48)→ 尾沢峠(12:01)→ P1160.6(12:39)→
         
 山ノ神自然園・鳴雷山分岐(12:44)→ 鳴雷山山頂(12:59-13:40)→ 山ノ神自然園・鳴雷山分岐(13:56)→
          山ノ神自然園駐車場(14:29)

所要時間/距離   行動時間:4時間33分 休憩時間:1時間10分 合計:5時間43分/14.0km

服装/装備     ソフトジャケット、長袖シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図


 山行記録

8:30 山ノ神自然園駐車場に到着(写真)。

林道の合流地点で、路肩に4〜5台駐車できそう。ただ案内板では山ノ神自然園駐車場はここではなく、200mほど戻った鉄塔近くが正式の駐車場のようだ。
朝食後準備をする。

8:46 山ノ神自然園駐車場を出発。

合流した林道を北上する。途中にショートカットの道があるはずと、地図を確認確認しながらも、いつの間にか200mほど先の林道分岐に来ていた。
分岐を右にUターン気味に入ると、少し先で松の木にビニール紐が付けられたショートカット道を見つける(写真)。
さらに分岐を左に進むと、わずかで山の神社の鳥居に出る。

8:55 山の神社に到着(写真上)。

山旅の安全を祈願してすぐ先の十字路(写真下)を左折し、左に山の神社を見ながらヒノキ林の中をたどる。

ピンクテーに従って踏み跡の分岐を左、右と分けると、急斜面(写真)を折り返して登り尾根上に出る。

ジグザグの急登から林を抜けると、鉄塔の立つP995(写真)に登り着く。これから向かう、たきあらしの峰や霧訪山、P1160.6が見えている(写真)。
ゆるやかな尾根道から山腹をトラバース気味にたどり、2本目の鉄塔に登り着く。
やや高圧電線が煩いが、穂先をわずかに見せる槍ヶ岳を始め、穂高連峰、蝶ヶ岳、常念岳、燕岳、餓鬼岳、蓮華岳などを一望する。

尾根から再び山腹をトラバース気味にたどるが、踏み跡がかなり不明瞭な場所(写真)がある。
10分ほどでUターン気味にP1199から北東に延びる尾根に乗る。尾根の向きが変わったせいか、急に少し強めの風が吹き始めた。
少しピークを巻くように進み、巡視路分岐を左に上がると、そこが洞ノ峰山頂になる。

9:50 洞ノ峰山頂に到着(写真上)。小休止。

冬枯れの林に囲まれた広々とした山頂で、中央にかなり古びた山頂標識(写真下)がある。文字が消えかけているが、真中に洞ノ峰、左に山ノ神自然園、右は大芝山と読める。
北側の一部が開け、北アルプスの常念岳、燕岳、餓鬼岳、蓮華岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬三山など、さらに頸城山塊の雨飾山、新潟焼山、火打山、妙高山、黒姫山などが見られる。

9:55 洞ノ峰山頂を出発。

登り口の巡視路分岐から西側の尾根に乗る(写真)。事前に確認していた地形図ではほとんど平坦な尾根が続き、100mほどで鉄塔に出るはずなのだが、その鉄塔が現れない。しかも、ビニール紐が張られた尾根をやや急下降するようになる。
おかしいと思いGPSを確認すると、まったく反対方向を下っていた。
幸い5分ほどで気付いたので、すぐに洞ノ峰山頂へ登り返し、時間ロスは12分ほどで済んだ。

10:07 洞ノ峰山頂に到着。

南側の尾根に乗ると、ほどなく鉄塔に出た。今度こそ間違いはない。さらに鉄塔を過ぎると、ほどなく左から分水嶺登山道が合わさる大芝山の肩(写真上、下)に乗る。
右にゆるやかに尾根を登れば、ほどなく大芝山山頂に出る。

10:19 大芝山山頂に到着(写真上)。

ただの登山道の一部という感じで、木に古びた板とブリキの山頂標識(写真下)が付けられているが、うっかりすると通り過ぎてしまいそうだ。

しばらくおだやかな冬枯れのナラ林をたどり、やや急登からたきあらしの峰山頂(写真)に出る。確かにピークなのだが、ここも登山道の一部といった感じだ。

何本か巡視路を左に分け稜線をたどり、やや急登からP1196の北小野新道分岐(写真)に登り着く。道標には山頂まで30分とある。

ゆるやかな登りからブナの分岐(写真上)を過ぎ、急登手前の男坂・女坂分岐(写真下)に着く。当然ここは男坂を選ぶ。

補助ロープの張られた急な稜線を登る(写真)と、4分ほどで霧訪山から北に延びる尾根に乗る。右から女坂が合わさる。
ここからはゆるやかな稜線をひと登りで霧訪山山頂に飛び出す。

10:59 霧訪山山頂に到着(写真右上)。小休止。

山頂はそれほど広くはないが、山頂標柱(写真右中)や三角点、方位盤、夢叶う霧訪の鐘(写真右下)、ロープに囲まれたオキナグサの保護場所などがある。
展望は遮るものがなく、360度広がる(写真下)。
北アルプスの霞沢岳、穂高連峰、槍ヶ岳、蝶ヶ岳、常念岳、燕岳、餓鬼岳、蓮華岳など。
頚城山塊の僅かな雨飾山、新潟焼山、火打山、妙高山、黒姫山、飯縄山など。
八ヶ岳の蓼科山、北横岳、天狗岳、硫黄岳、横岳、赤岳、権現岳、編笠山など。
南アルプスの甲斐駒ヶ岳、北岳、仙丈ヶ岳、塩見岳、荒川三山、赤石岳、聖岳など。
中央アルプスは空木岳の極一部、経ヶ岳、御嶽山山頂部が見えていた。

北アルプス

頸城山塊

八ヶ岳

南アルプス

11:09 霧訪山山頂を出発。

南西の尾根を50mほど進み道標を右に入る(写真上)と、潅木の煩い不明瞭な尾根を急下降する(写真下)。
尾根が明瞭になるにつれ傾斜がゆるみ、幾つかの小ピークを越えて行く。

境界杭の立つ小ピークから初めてえぼしのピークを見る(写真)と、ビニール紐の張られた急登からポンとえぼしに飛び出す。

11:28 えぼしに到着(写真上)。小休止。

ここはピークの一角で「えぼし」と書かれた道標(写真下)がある。
実際の最高点は50mほど先になるが、境界杭があるだけだ。

11:32 えぼしを出発。

稜線上をひたすら下り、15分ほどで鉄塔を過ぎる。さらに尾沢峠20分の道標(写真)からP1048を越え、鞍部に降り立つ。

12:01 尾沢峠到着(写真)。

ここにも古びた趣のある道標がある。地形図では十字路になっているが、左は立ち入り禁止の紐が張られている。

正面の急な尾根に取り付く。踏み跡は薄いが左に張られた紐に沿った急登が続き、ゆるむと岩壁(写真上、中、下)に行き当たる。
下からは分らないが3段になっていて、高さは5〜6mほどだろうか。
ほぼ垂直に近いが、手掛かりが多く難しくはない。サクッと越えて、しばらくはおだやかな稜線をたどり、ジグザグの急登からP1160.6に登り着く。

下段は左から取り付く。右に巻いて行けそうな感じもするが、未確認(写真上)。

12:39 P1160.6に到着(写真)。

思わずここでいいの?って感じのピークだが、倒木の傍らに三角点がありP1160.6と分る。よく見ると細い木に無名峰と書かれた標識が付けられている。

ゆるやかな下りから巡視路の道標が立つ山ノ神自然園・鳴雷山分岐(写真上)を左に下り、さらに巡視路の道標の立つ分岐(写真下)を左の不明瞭な踏み跡に入る。少し薮っぽく潅木が煩いが、鳴雷山頂上まで約5分の道標を見て、潅木を抜けるとゆるやかな登り返しから鳴雷山山頂に出る。

ここを見逃すと床尾へと下ってしまう(写真下)。

12:59 鳴雷山山頂に到着(写真)。昼食。

広い山頂は低い笹に覆われ、古びた祠や東屋(?)、鳥居などがある。
展望はかろうじて鉢伏山が見える程度だ。
ノンビリと昼食を取っていると、ソフトジャケットを着ていても少し肌寒くなってきた。

13:40 鳴雷山山頂を出発。

山頂に向かうときは木の陰になって気付かなかったが、文字が刻まれた石積み(写真を見つけた。横の木に「只今、石仏修理中です。宗賀支所」の注意書きが。。。

山ノ神自然園・鳴雷山分岐を左に行くと、前方が開け鉄塔が見えてくるが、手前の巡視路の道標(写真)を右に入る。

鬱蒼としたヒノキ林を何度か折り返して尾根に乗り、ジグザグに下る。すぐに右に外すと林道のような道に変わり(写真)、大きく折り返して下る。

20分ほどで朝車で通った林道に行き当たり(写真)右に進めば、5分ほどで駐車場所に着く。

14:29 山ノ神自然園駐車場に到着。


 感想

洞ノ峰から進行方向とは真逆の西側の尾根を降りてしまった。5分ほどで間違いに気付き、洞ノ峰まで戻り12分ほどのロスで済んだ。キチンと地図を確認していればミスる場所ではない😅。あえて原因とするなら、登り口の巡視路の分岐を、こっちに行くんだろうなと思い込んだこと。原因と言うにはお粗末過ぎるが😣😖😓。
部分的に急登・急下降はあるものの、全体に歩きやすい。霧訪山〜えぼし〜鳴雷山の破線のないルートも概ね明瞭な踏み跡があり、尾沢峠からは立ち入り禁止のビニール紐に誘導されるため迷うことはなさそうだ。
霧訪山山頂の3人の登山者以外、人と会わない静かな山行だった。
霧訪山山頂からの展望は素晴らしい。中央アルプスはほんの僅かだが、北アルプスや頸城山塊、八ヶ岳、南アルプスなどの大パノラマを楽しめる。
ヤマレコを見ると春の花が良さそうなので、今度はその時季に時間を掛けてノンビリと歩いてみたい。混むんだろうな。。。