城峯山、皆野アルプス〜破風山〜
2021.10.16
城峯山 1,037.8m 皆野アルプス 〜 破風山 626.5m 〜
◎ 山行情報
山行日 2019年3月25日(月) 晴れ
山頂所在地/山域 埼玉県/関東 武上山地
アクセス/出発地 車/破風山登山口駐車場 林道角平線入口から城峯山往復〜華厳の滝登山口から破風山登山口駐車場へ縦走
行程詳細 破風山登山口駐車場(8:00-8:05)→ 長生荘バス停(8:15-8:37)→ (皆野町営バス)→ 西門平バス停(8:58-9:03)→
林道角平線入口(9:05)→ 鐘掛城山頂(10:00-10:05)→ 石間峠(10:16)→ 城峯山山頂(10:26-10:39)→
城峯神社(10:46-10:49)→ 石間峠(11:02)→ 林道角平線入口(11:44)→ 秩父華厳前バス停(12:10-12:13)→
華厳の滝登山口(12:16)→ 大前集落四つ辻(12:44)→ 大前山山頂(13:02)→ 武蔵展望台(13:09-13:19)→
札立峠(13:31)→ 破風山山頂(13:44-13:54)→ 休憩舎(13:57)→ 猿岩(14:08)→ 山靴の道入口(14:20)→
男体拝山頂(14:24)→ 国神コース分岐(14:51)→ 前原岩稜(14:56)→ 前原山山頂(15:07-15:12)→
大渕登山口(15:28)→ 破風山登山口駐車場(15:33)
所要時間/距離 行動時間:5時間46分 休憩時間:1時間16分 バス移動時間:26分 合計:7時間28分/16.2km
服装/装備 ソフトジャケット、長袖シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
8:00 破風山登山口駐車場に到着(写真)。
意外にも駐車車両はゼロ。平日だからだろうか。 バスの時刻があるため、取り急ぎ準備をする。
8:05 破風山登山口駐車場を出発。
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8:15 長生荘バス停に到着(写真上)。
バス停は皆野町シルバー人材センター敷地内にある。待合のベンチで朝食。
日野沢線に乗るのだが、金沢線もここに停まるので、間違えないよう注意が必要(写真下)。
8:37 皆野町営バス乗車。
時刻表では8時30分なので7分遅れ。260円。 他に乗客はなく、完全貸し切り状態だった。
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8:58 西門平バス停降車(写真)。準備。
東屋で準備を整える。
9:03 西門平バス停を出発。
100mほどで林道入口に着く。
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9:05 林道角平線入口に到着(写真)。
角に道標が立つ。
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急な林道を8分ほど登り、左の登山道(写真)に入る。沢を越え、林道を横切る。道標を右に直角に折れる場所では、地形図の破線道が直進方向に延びている。割と明確なのだが。。。
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折り返しの登りが続き、再び林道を横切る(写真)。 さらに折り返しの登りから尾根の右をたどり、P803西側のコルに登り着く。鐘掛城から南東に延びる尾根を折り返して登り、鉄塔を左に回り込むと、東側が開けたベンチのある場所に出る。
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尾根伝いの登りからやや右に外すが、すぐに尾根に乗り返す。左に巻き道を見送り、尾根をひと登りする(写真)。
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10:00 鐘掛城山頂に到着(写真)。小休止。
ヒノキや雑木に囲まれ展望はない。案内板によれば、戦国時代の山城の一角だったようだ。
10:05 鐘掛城山頂を出発。
土留めの階段を急下降しコルで巻き道と合わさるが、すぐに再び巻き道を左に見送り小ピークを越える。
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10:16 石間峠に到着(写真)。
小広い場所で休憩舎とトイレがある。 林道を横切り、城峯山の尾根に取り付く。ゆるやかな登りから土留めの階段を登り、前方に電波塔が見えてくると、ほどなく城峯山山頂に飛び出す。
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10:26 城峯山山頂に到着(写真右上、右下)。小休止。
それほど広くない山頂は、雑木に囲まれ展望は良くないが、電波塔中腹の展望台(写真右上)に上がると360度の展望が開ける。 東から鐘掛城、堂平山、伊豆ヶ岳、武川岳、武甲山、蕎麦粒山、酉谷山、雲取山、和名倉山、甲武信ヶ岳、両神山、八ヶ岳、赤久縄山、西御荷鉾山、浅間山、東御荷鉾山、雨降山など奥秩父の山々を一望(写真下)する。 澄んでいれば草津白根山や榛名山なども見えるようだ。
10:39 城峯山山頂を出発。
西に延びる尾根をゆるやかに下って行く。しめ縄をくぐり、直進方向に天狗岩への道を見送り左折すると、ほどなく城峯神社の鳥居横に降り立つ。
鐘掛城、笠山、堂平山 |
伊豆ヶ岳、武川岳、武甲山 |
酉谷山、雲取山、和名倉山 |
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甲武信ヶ岳、両神山、八ヶ岳 |
八ヶ岳、西御荷鉾山、浅間山 |
西御荷鉾山、浅間山、東御荷鉾山 |
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10:46 城峯神社に到着(写真)。参拝。
登山の安全を祈願する。 境内を整備されている方と二言三言言葉を交わす。
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10:49 城峯神社を出発。
キャンプ場を左に見て杉並木の参道を下り、鳥居をくぐり(写真)正面の斜面を上がり林道に出る。 城峯神社入口で林道を左に進む。
11:02 石間峠に到着。
往路を戻り、2箇所の巻き道を通り下って行く。
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11:44 林道角平線入口に到着。
西門平バス停を過ぎ、5分ほどで東門平バス停の先の右カーブを直進方向の脇道(写真)に入る。
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左に民家の庭先を見送り墓地の横を下る。途中荒れた場所(写真)はあるものの道は簡易舗装され足元はしっかりしている。
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10分ほどで門平入口バス停(写真)に降り立ち、県道284号線を華厳の滝方面に向かう。
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12:10 秩父華厳前バス停に到着。トイレ休憩。
12:13 秩父華厳前バス停を出発。
すぐ先の日野沢川に架かる木橋(写真)を渡る。
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12:16 華厳の滝登山口に到着(写真)。
カウンターを押して登山口を入る。 すぐに沢を越え、左岸をゆるやかに登って行く。 沢を離れるように折り返しのやや急登から大前の集落に出る。
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12:44 大前集落四つ辻に到着(写真上)。
道標に従って左折し、少し先で分岐(写真下)に出る。共に破風山に至るが、右は天狗山経由で、直進は近道となっている。午後1時に近く、疲労もたまっていたことから、迷いながらも近道を選択する。結局は悔いることになるのだが。。。 すぐに再び分岐に出るが、道標では直進は×で、右が近道になっている。
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天狗山の山腹をゆるやかに登り、天狗山と大前山の間のコルに登り着く。 道標(写真)を確認して左の大前山に向かう。稜線をたどり短いクサリの付いた岩場を上がり、石積に祀られた石像を見ると、ポンと大前山山頂に飛び出す。
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13:02 大前山山頂に到着(写真)。
山頂標識がなければピーク上の登山道でしかない。 そのまま山頂続きの稜線をたどり、クサリ場を下り岩場を登り返すと、そこは思いがけず武蔵展望台だった。
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武甲山 |
13:09 武蔵展望台に到着(写真上)。昼食。
狭い岩場で城峯山ほどではないものの、南側が大きく開け、二子山から武川岳、武甲山、大持山、小持山、蕎麦粒山、天目山、酉谷山、雲取山、和名倉山などを一望する(写真下)。 ノンビリ景色を見ながら昼食を取る。と言ってもおにぎりとお茶だけだが。。。
13:19 武蔵展望台を出発。
降り始めに短いクサリが付けられている。痩せ気味の稜線をゆるやかに下る。
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13:31 札立峠に到着(写真)。
峠の謂れが記された案内板と石像が置かれている。 ゆるやかな登りから地形図にはない野巻への道を右に見送ると、やや急な登りが続く。
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天狗山、大前山、城峯山、鐘掛山 |
13:44 破風山山頂に到着(写真上)。小休止。
山頂は狭いが、南側と北西側に展望が広がる。 南側に堂平山から丸山、二子山、伊豆ヶ岳、武川岳、武甲山、大持山、蕎麦粒山など、北西側にこの日歩いて来た大前山、城峯山、鐘掛城を一望(写真下)する。
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13:54 破風山山頂を出発。
満開をやや過ぎたアセビのトンネルを抜ける。 休憩舎(写真)を直進し、100mほどで方向がおかしいことに気付き戻る。休憩舎を左折するのが正解だった。
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5分ほどで猿岩(写真)を過ぎ、ゆるやかな下りから風戸への分岐に出る。
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14:20 山靴の道入口に到着(写真)。
地形図に記された分岐より100mほど東になる。山靴の道コース入口とある。 ここからはアルプスの名前の通り大小のアップダウンが連続するが、まずはひと登りで男体拝山頂に着く。
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14:24 男体拝山頂に到着(写真)。
P445の西の小ピークになる。北東側に宝登山が見える。 P445(2級基準点)から急下降し、しばらく小さなアップダウンを交えて稜線をたどる。
左奥に見えるのが宝登山。
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14:51 国神コース分岐に到着(写真)。
左は国神コースで、長生荘バス停方面に下り、国神登山口に降り立つようだ。 小さなアップダウンが続き、前原岩稜をたどり前原山山頂に出る。
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15:07 前原山山頂に到着(写真)。小休止。
展望もなくスルーするつもりだったが、アップダウン続きで一息入れる。
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15:12 前原山山頂を出発。
ジグザグの急下降からゆるむと、隠れ小ピークを越え、さらにジグザグに急下降する。 次第に前方の樹間に民家が見え隠れするようになり、カウンターの設置された登山道入口(写真)に降り立つ。 畑の間をわずかにたどれば大渕登山口に出る。
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15:28 大渕登山口に到着(写真)。
右折し2つ目の丁字路をを左に入る。 細い道の先で県道37号線を横切り、道なりに進めば県道44号線に行き当たる。
15:33 破風山登山口駐車場に到着。
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◎ 感想
西門平バス停先から門平バス停までのショートカットは、事前にGoogleMapで確認済み。中間は地形図の破線とは違っていたり、荒れた場所があるものの、道は簡易舗装され歩くのには問題はなく、迷うことなく通り抜けられた。
それ以外は道標もしっかりしていて、不安なく歩くことができた。破風山の先の道間違いは思い込みのためで、道標を確認していれば問題ない場所。
大前山と武蔵展望台前後に短い鎖場、破風山以降にロープ場があるが、いずれも登降の基本を守れば問題ない。
主要なピークや峠に謂れや歴史などが記された案内板があり、良く整備されている様子が窺えた。
さすがアルプスの愛称が付いているだけあって、大小のアップダウンが続き、思った以上にタフなコースだった。特に山靴の道入口からは途切れなく続くため、厳しい急登急下降があるわけでもないが、かなり足に堪えた。
破風山前後のアセビはそろそろ終わりのようです。花が萎れていたり、満開でも勢いがなかった。
城峯山、武蔵展望台、破風山などで展望が得られるが、特に城峯山展望台からの360度の大パノラマは必見。
城峯神社の整備をされている方と話をしただけで、登山者に出逢うことはなかった。
時間的・体力的に厳しいと思い、城峯山の先の天狗岩をスルーしたことと、大前の先で近道をしたことが悔やまれる。時間的にはまったく問題なく、体力的にも何とかなったような気がする。
皆野町営バスを利用したが、他に乗車客はなく貸し切りだった。利用者は登山者くらいなんだろうか?廃止にならなければ良いが。。。
◎ 日帰り温泉
秩父温泉 満願の湯
趣のある外観。駐車場も広い。
内風呂と露天風呂が1つずつ。露天風呂からは満願滝が見えるが、解放感が今一つか。。。内風呂もこれといった特徴はなく、極く一般的な日帰り温泉。広い休憩室があるが、カラオケが煩くて休む気にならなかった。平日でもそれなりに入浴客(地元か)がいるので、休日は混みそうだ。