ロンショウ、飯間山、大鈩山、駿河峰
2021.10.14
ロンショウ 412.2m 飯間山(はんまやま) 481.5m 大鈩山(おおだたらやま) 356m 駿河峰 410m
◎ 山行情報
山行日 2019年5月27日(月) 晴れ
山頂所在地/山域 静岡県/東海
アクセス/出発地 車/道の駅 宇津ノ谷峠 (静岡側上り)から周回
行程詳細 道の駅 宇津ノ谷峠 (静岡側上り)(7:50-8:05)→ 宇津ノ谷集落入口(8:11)→ 旧東海道登り口(8:18)→
宇津ノ谷峠(8:28)→ 四つ辻(9:23)→ 巻き道分岐(9:35)→ 尾根上分岐(9:45)→
ロンショウ山頂(9:47-9:57)→ 飯間山山頂(10:17-10:27)→ 大鈩山山頂(11:07-11:20)→
駿河峰山頂(11:53-12:18)→ 丸子城本丸跡(12:50-13:00)→ 二軒家交差点手前(13:13)→
御前谷交差点(13:19)→ 道の駅 宇津ノ谷峠 (静岡側上り)(13:41)
所要時間/距離 行動時間:4時間28分 休憩時間:1時間8分 合計:5時間36分/12.4km
服装/装備 半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
7:50 道の駅 宇津ノ谷峠 (静岡側上り)に到着(写真)。
最初は静岡側下りからの周回を計画していたが、上りが空いていたので急遽変更した。
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8:05 道の駅 宇津ノ谷峠 (静岡側上り)を出発。
すぐ西側の県道208号線に入る。 5分ほどで県道から左の宇津ノ谷集落(写真)を抜け、明治のトンネルへの道に上がると、右手にある「東海道宇津ノ谷峠越え」の大きな道標が目に入る。
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8:18 旧東海道登り口に到着(写真)。
馬頭観音や雁山の墓、地蔵堂跡と見てゆるやかに山腹をたどる。 2016年に宇津ノ谷峠を歩いているが、そのときとは逆にたどることになる。
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8:28 宇津ノ谷峠に到着(写真)。
宇津ノ谷と書かれた黄色の道標の他に、木の葉に隠れるように飯間山を示す道標もある。 Uターン気味に右に入ると、いきなり短いロープ場を急登する。
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折り返しの急登からP279.3を越え、さらに竹林と雑木林を交えて登りP294を越える。 片側が切れ落ちた尾根や痩せ尾根を交えて下り、P412.2との中間点の鞍部(写真上)に降り立つ。ここは四つ辻になっていて、地形図には記されていないが、左に谷川、右に西沢・宇津ノ谷集落への道が延びる(写真下)。
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5分ほどの急登からいったんゆるみ、左に巻き道を見送ると再び急登となり、10分ほどでP412.2から南に延びる尾根に乗り(写真)、左へわずかでロンショウ山頂に着く。
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9:47 ロンショウ山頂に到着(写真上)。小休止。
山頂は狭く、展望もない。真新しい令和の山頂標識(写真下)が木に付けられている。ロンショウという名前は何処から来ているのだろう?三角点あり。 ここまでで暑さでバテ気味になり、普段より長めに休憩を取る。
9:57 ロンショウ山頂を出発。
ゆるやかな下りから登り返し、隣のピークに上がると、幾つもの真新しい丸太のベンチが置かれている。杉林の中でそれほど展望も良くないので、なぜこんな場所に??? やや急登から鉄塔をくぐり、中電の作業道を右に見送り、ゆるやかに登って行く。
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10:17 飯間山山頂に到着(写真上)。小休止。
ロンショウ山頂よりはやや広いが、ここも林に囲まれ展望はない。 木彫りの山頂標識(写真下)と三角点あり。
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丸子富士、満観峰、高草山 |
10:27 飯間山山頂を出発。
すぐ先で作業道を左に見送る。しばらく急下降が続いた後、2基目の鉄塔が見えると南北が開けた細い尾根に出る。高圧電線が煩いが、南に丸子富士、満観峰、高草山など(写真)、北に竜爪山などを見る。
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少し下り南向きの尾根から東に延びる主尾根に乗り換える。ここには作業道の道標やパウチで作られた道標があるが、漫然と歩いていると直進方向の作業道に引っ張られそうだ(写真)。
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そこからゆるやかに5分ほど下り分岐(写真)に出る。ここから尾根を回り込むように右に誓願寺への道が延びる。 正面の尾根をたどり南に延びる尾根上で左に折れ、おだやかな尾根を北上し、しばらくして大鈩山山頂一角の分岐に出る。 すぐ左に大鈩山山頂がある。
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11:07 大鈩山山頂に到着(写真)。小休止。
やはり林に囲まれ狭く展望はない。 ここでもノンビリと10分休憩を取り出発したが、何を思ったかそのまま北側へ直進してしまった。50mほどで気付き戻ったため3分のロスで済んだ。
11:20 大鈩山山頂を出発。
分岐を直進しゆるやかに下り、東側のピーク上で北側の尾根を下って行く。急登からピークを越え、短い下りからゆるやかに登り返せば、ほどなく駿河峰山頂に着く。
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11:53 駿河峰山頂に到着(写真)。昼食。
ここが一番狭いか・・・。もちろん(?)展望はない。 バテバテはかなり解消したものの、食欲がなくおにぎり1個を水で流し込む。
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12:18 駿河峰山頂を出発。
南東の尾根をやや急下降し、ベンチで南に延びる尾根に入る。土留めの階段の急下降からシダ類の目立つゆるやかな道をたどりP258を越える。 しばらくゆるやかに下り、標識の立つ堀切に降り立つ。ふと右前方を見ると50mほど先に黒っぽいモノを見つけた。なんとニホンカモシカ(写真)ではないか。ジッとこちらを見つめたまま、まったく動かない。望遠で3枚ほど写真を撮る。正面の斜面を上がり北曲輪に出ると、すぐ傍に先ほどのニホンカモシカがまだ逃げずにいた。5mほどに近付いてもまったく逃げる気配がないため、さらに2枚写真を撮る。さらに近付こうとすると、いきなり走り出し姿を消した。 先に進み、三の丸、二の丸と過ぎ広々とした本丸跡に出る。
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12:50 丸子城本丸跡に到着(写真上)。小休止。
丸子城址の見取図(写真中)やベンチなどがある。 本丸跡の東側平虎口の横に三角点(写真下)がある。ヤマレコではこの三角点のあたりを三角山としているが、それを示すものは何もない。
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13:00 丸子城本丸跡を出発。
本丸跡の南側から階段をジグザグに急下降し(写真)、最後は良く整備された階段を降り、建物の裏手から駐車場に降り立つ。 車道に出て、右前方に誓願寺を見て左折する。
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13:13 二軒家交差点手前に到着(写真)。
右に入り住宅街から丸子川沿いを進み、ENEOSの看板が見えたら国道1号線の歩道に出る。
13:41 道の駅 宇津ノ谷峠 (静岡側上り)に到着。
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◎ 感想
とにかく暑かった。ロンショウまでで汗だくでヨレヨレ状態。今年の猛暑を割り引いても、この時期に登る山ではなかったようだ。論より証拠で山行中誰にも出逢わなかった。
ロンショウから先はアップダウンはあるものの、比較的おだやかな稜線で歩き易かった。ただ、終始クモの巣を払いながらになる。やはり冬が良さそうだ。
4つのピークとも狭い山頂で、展望はない。展望は飯間山の先の鉄塔からあるだけ。高圧電線が煩いが、丸子富士、満観峰、高草山、竜爪山などが見られる。
同じ作成者と思われる丸太のベンチが置かれているが、山頂標識や途中のパウチの道標も含め大変助かった。整備されている方(団体)に感謝したい。
丸子城址付近でニホンカモシカに出逢ったのには驚いた。こんな里山にも居るんだね。