高尾山、笠張山、菩提山
2022.01.13
高尾山 675m 笠張山 698m 菩提山 691m
◎ 山行情報
山行日 2018年12月8日(土) 晴れ
山頂所在地/山域 静岡県/東海
アクセス/出発地 車/滝ノ谷不動峡駐車場から周回
行程詳細 滝ノ谷不動峡駐車場(7:08-7:30)→ 無名の峠(7:52)→ ハイキングコース分岐(8:02)→ ハイキングコース合流(8:20)→
小ピーク分岐(8:28)→ 尾根分岐(8:51)→ 林道出合(8:57)→ 登山道入口(8:59)→ 滝ノ谷・高尾山分岐(9:00)→
高尾山山頂(9:03-9:13)→ 笠張山登り口(9:24)→ 笠張山山頂(9:37-9:47)→ 笠張山登山口(10:03)→
滝ノ谷峠(10:14)→ 菩提山登り口(10:24)→ 菩提山山頂(10:47-11:30)→ 二等三角点「伊久美村」(11:37)→
桧峠(12:02)→ 椿山山頂標識(12:34)→ 椿山三角点(12:37)→ 林道分岐(13:01)→ 浜井場橋(13:13)→
政鹿バス停(13:25)→ 滝ノ谷不動峡駐車場(13:44)
所要時間/距離 行動時間:5時間11分 休憩時間:1時間3分 合計:6時間14分/19.2km
服装/装備 長袖山シャツ、半袖シャツ、アンダーシャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
7:08 滝ノ谷不動峡駐車場に到着。
トイレあり。すぐ先に不動峡山の市・憩いの広場がある。 朝食にセブンイレブンで一番好きな照焼チキンとたまごサンドを食べる。
7:30 滝ノ谷不動峡駐車場を出発。
林道を先に進み、不動峡山の市・憩いの広場の先を右に入る(写真)。すぐに駐車場と東屋を見送り、林道をゆるやかに登って行く。 分岐から20分ほどで無名の峠に登り着く。道標には城山方面にXが付いている。 この林道が通るまでは城山からP338へと登山道が続いていたのだろうが、その面影は全くない。
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そのP338を右に巻くようにたどり、右に中里ハイキングコースを見送る(写真)と、未舗装の石がゴロゴロする道に変わる。 再びハイキングコースが右から合わさると、道は細くなりP490を右に巻いて進む。
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先の小ピーク上で分岐(写真)を左に進み、放棄された(?)茶畑を抜けると、いよいよ登山道らしくなる。 道標の先から倒木の目立つ小さな沢状の斜面を登り、左の小高い尾根に上がると、ほどなく南東に延びる尾根と合わさる。 道標がなく地図がないと迷いそう。
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8:51 尾根分岐に到着(写真)。
中里茶業組合方面からの明確な登山道が高尾山ヘと延び、尾根をゆるやかに5分ほど登り林道に飛び出す。
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林道を右へ150mほどの右カーブに立つ道標から再び登山道に入り、すぐの滝ノ谷・高尾山分岐(写真)を右にわずかで高尾山山頂に出る。
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ボンジ山、京丸山、高根山、大無間山 |
9:03 高尾山山頂に到着(写真上)。小休止。
まずはベンチに鎮座したフクロウが出迎えてくれる。 山頂は杉林の中だが、西から北にかけて開けている。 高根山を真ん中に左に春埜山、鳥居沢山、竜頭山、ボンジ山、京丸山、岩岳山、右に大無間山、小無間山などが見えている(写真下)。
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9:13 高尾山山頂を出発。
分岐を直進しゆるやかに下り、林道に降り立つ(写真)。 傍らに歌碑がある。
9:24 笠張山登り口に到着。
反対側にある2本の道の手前に入る。 すぐに高尾山ハイキングコースを左に分け、急登を交えて登り、開けた場所に登り着く。
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9:37 笠張山山頂に到着。小休止。
開けた場所には2脚の白いベンチ(写真上)があり、すぐ先の杉林の中に笠張山山頂標識(写真中)がある。 山頂標識と記念撮影後は、開けた場所でベンチに座り展望を楽しむ。 南東に満観峰や高草山、伊豆半島、駿河湾、焼津市街を一望する(写真下)。
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9:47 笠張山山頂を出発。
北西の尾根をゆるやかにたどり、P681上で笠張新道登り口ヘの道を右に分ける(写真)。 南西の尾根を折り返して急下降し、林道に降り立つ。
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10:03 笠張山登山口に到着(写真)。
林道を左に進み、10分ほどで滝ノ谷峠に着く。地形図では左右に破線が記されているが、滝ノ谷への道しか見つけられなかった。 さらに10分ほどで県道220号線からの林道と合流する。
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10:24 菩提山登り口に到着(写真)。
合流した林道の間の登り口を入り、分岐を直進方向に進むと、ジグザグの急登が続く。 途中でいったんゆるむものの、再び急登から直下の伐採地を短く登り菩提山山頂に飛び出す。
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10:47 菩提山山頂に到着(写真上)。昼食。
ごく狭い山頂は石仏が収められた真新しい祠と垂れ幕(?)で占められているが、ベンチが登り口側の斜面に置かれ、休憩には困らない。日当たりも良いのでここで昼食にする。 北から南にかけて展望があり、間に木立が煩いものの、高根山や笠張山、高尾山(写真中)、有度山、高草山、伊豆半島、駿河湾(写真下)、焼津市街、千葉山、大井川などを一望する。
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11:30 菩提山山頂を出発。
小さなアップダウンから平坦な杉林に入ると、三角点「伊久美村」の道標(写真)を見る。矢印は道標の根元を指しているが、三角点は見当たらない。周囲を見回しても見つからない。そうこうしているうちに、50人ほどの団体がやって来たため、諦めてそのまま下山する。 老婆心ながら、こんな大人数で山頂にどうやって立つのだろう?
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つい小走りしたくなるゆるやかな下りが続き、分岐で道標に従って左へ下るが、数分で合流(写真)する。ここに案内板があり、下ったコースはゆるやかな坂道、もう一方は急な坂道となっている。
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茶畑(写真)の中をたどり、民家の前を左に入り、林道に出て左折する。
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12:02 桧峠に到着(写真)。
道標も何もなく、正確な場所は特定できない。
GPSではこの建物辺りになるが。。。
道標に従って林道分岐を右・左と進み、再び茶畑に出る。この先も道標に従って分岐右・左と進むと、思わぬ場所で椿山山頂標識を見る。
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12:34 椿山山頂標識に到着(写真)。
何の変哲もない道端なのに、なぜこんな場所に。。。 とりあえず写真を撮り、地形図に記された三角点に向かう。
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すぐ先の枝道を右に入り、行き当たった山小屋風の民家(?)(写真)を左に回り込み裏手に出る。
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12:37 椿山三角点に到着(写真)。
物置き場風になった場所に三角点はある。なぜこんな状態になったのだろう?私有地なのだろうか? 無残な光景にすぐに立ち去る。 茶畑の中を大きく迂回してたどり、分岐に出る。
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13:01 林道分岐に到着(写真)。
左は地形図にない道だが、こっちがハイキングコースになる。ただ、滝ノ谷不動峡駐車場へは遠回りになるので、右の道に入る。 やや荒れ気味の場所もあるが、問題なく県道215号線に降り立つ。
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13:13 浜井場橋に到着(写真上)。
県道81号線を左折し、さらに政鹿バス停(写真下)を左折し、5分ほどで滝ノ谷への林道に出る。
13:44 滝ノ谷不動峡駐車場に到着。
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◎ 感想
危険や迷う場所はないが、菩提山を降りた茶畑から県道215号線に出るまでは、入り組んだ場所があり、念のため地図があった方が良い。
全行程の70%ほどが舗装路歩きで、ソールの固い登山靴はいつも以上に疲れた。
3山ともに展望があり、ベンチも置かれているので、休憩や昼食に良い。一押しは菩提山。山頂自体は狭いが、高根山、笠張山、高尾山、高草山、千葉山、そして伊豆半島、駿河湾、焼津市街と展望が広がる。
人気もあるようで、伊久美へ下る途中老若男女子供、少なくとも50人以上の集団と擦れ違った。全員が山頂に立つのは無理だよな〜、と余計な心配をしてしまった。