二十六夜山(秋山)、棚ノ入山
2022.01.21
二十六夜山(秋山) 971.7m 棚ノ入山 1,117m
◎ 山行情報
山行日 2018年4月21日(土) 快晴
山頂所在地/山域 山梨県/道志山塊
アクセス/出発地 車/秋山観光スポーツ広場駐車場から往復
行程詳細 秋山観光スポーツ広場駐車場(7:46-8:03)→ アオゲラの森キャンプ場(8:06)→ 浜沢側登山口(8:10)→
東屋(8:22)→ 明星平(8:53)→ 二十六夜山(秋山)山頂(9:17-9:27)→ 三日月峠(9:38)→
棚ノ入山山頂(10:27-10:37)→ サンショ平(棚ノ入)(10:43)→ 日向舟山頂(11:35-11:40)→
雛鶴峠(オオダミ峠)(11:56)→ 無生野側登山口(12:07)→ 県道出合(12:24)→
二十六夜山(1)コース入口(12:48)→ 秋山観光スポーツ広場駐車場(12:50)
所要時間/距離 行動時間:3時間22分 休憩時間:25分 合計:3時間47分/12.0km
服装/装備 長袖山シャツ、半袖シャツ、アンダーシャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
7:46 秋山観光スポーツ広場駐車場に到着(写真)。
プールの前に停める。グラウンドの手前にトイレがある。
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8:03 秋山観光スポーツ広場駐車場を出発。
駐車場を出て道標の立つ分岐を右に行くと、すぐにアオゲラの森キャンプ場の管理棟前の分岐(写真)に出る。 右の二十六夜山ヘの道に入り、ゆるやかに登るとキャンプ内道路が合わさり、登山口に出る。
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8:10 浜沢側登山口に到着(写真)。
登山道に入るがすぐにキャンプ内道路に出て、急な坂道から尾根に乗ると、舗装路が終わり本格的な登山道になる。
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急登から東屋(写真)に登り着くと少しゆるむが、すぐにまた急登が続く。 10分足らずで隠れ小ピークを越え、ゆるやかにたどり何の変哲もないP777に登り着く。
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急登から分岐(写真)に出ると道標は左の巻き道を指しているが、直進して尾根をたどり、岩場を越えて展望のあるピークに立つ。
尾根方向に置かれた枯れ枝は通行止め?
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三ッ峠山、南アルプス |
小広いピークからは樹間に三ッ峠山、本社ヶ丸、間ノ岳、北岳、鳳凰三山、笹子雁ケ腹摺山、滝子山などの展望が広がる(写真)。 ゆるやかな下りから分岐のあるコルに降り立つ。
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8:53 明星平に到着(写真)。
明星平を示す標識はない。右にP946の南側を巻いて棚ノ入山や赤鞍ヶ岳方面への道が分かれる。
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左の尾根を露岩を交えて急登し、P946を越え隣の小ピーク(写真)上で北東の尾根に乗る。この小ピーク上には道標はなく、南側の尾根にも踏み跡っぽい形跡があり、念のため地形図で確認した。
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すぐ先の棚ノ入山分岐を直進し、おだやかに稜線をたどる。 さらに分岐(写真)で尾崎側登山口への道を直進方向に見送り、右に折れゆるやかな道からひと登りで十六夜山(秋山)山頂に飛び出す。
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9:17 二十六夜山(秋山)山頂に到着(写真)。小休止。
山頂はそれほど広くなく、ミズナラなどに囲まれ展望もそれほどよくない。
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9:27 二十六夜山(秋山)山頂を出発。
往路から棚ノ入山分岐(写真)を左に入りP946の山腹をたどり、南に延びる尾根に乗り、わずかで三日月峠に降り立つ。
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9:38 三日月峠に到着(写真)。
右に浜沢への道を分ける。 すぐに小ピークを越えゆるやかに下って行く。
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しばらくしてP887を越え、5分ほどで尾根を左に外す(写真)が、尾根を急登してピークを越えられそうな感じもある。
尾根方向には何となく踏み跡っぽい形跡も。。。
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東の山腹をたどり、ロープの張られた東南東に延びる尾根を乗り越す(写真)。今度は東南の山腹をたどり、南西に延びる尾根に乗る。
地形的にロープがないと直進してしまいそう。
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すぐに尾根を右に回り込むようにたどると、少し崩壊気味の展望の良い尾根(写真右)に出る。 前方に棚ノ入山、北側に滝子山、大谷ヶ丸、ハマイバ丸、大蔵高丸、黒岳などの小金沢連嶺や唐松尾山、飛竜山、雲取山、権現山、三頭山などの奥多摩の山々(写真下)が見られる。 棚ノ入山から北に延びる尾根に乗り、久々の急登が始まる。明るいミズナラなどの雑木林を15分ほど急登して、棚ノ入山山頂一角に登り着くと、右へわずかで棚ノ入山山頂に出る。
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赤鞍ヶ岳、富士山 |
10:27 棚ノ入山山頂に到着(写真上)。小休止。
山頂には境界杭と壊れた道標が置かれているが、山頂を示すものはない。 南西側に展望があり、赤鞍ヶ岳と山間に富士山が頭を見せる(写真下)。
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10:37 棚ノ入山山頂を出発。
西へおだやかにたどると、5分ほどでサンショ平(棚ノ入)(写真)に出る。道標には棚ノ入山とある。ここまでの細長いピークを棚ノ入山としているのだろうか。
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すぐ先で左に赤鞍ヶ岳への道(写真)を見送ると、しばらくゆるやかな下りが続く。990mあたりで尾根の分岐を北向きの尾根に乗り、急下降からP912を越える。
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北西の尾根のネット沿いからすぐに北東の尾根に乗り換えて(写真)コルに降り立ち、登り返すとすぐに進行方向に道標が見えてくる。
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道標を左に折れゆるやかに5分ほどで同じような道標(写真)の立つ東南東の尾根に乗り、左へわずかで日向舟山頂に着く。
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11:35 日向舟山頂に到着(写真)。小休止。
手作りの山頂標識がなければ、林に囲まれとても山頂とは思えない。
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三ツ峠山、小金沢連嶺 |
11:40 日向舟山頂を出発。
ゆるやかな下りから小ピークを越えたところで展望が広がる。三ッ峠山から滝子山、大谷ヶ丸、ハマイバ丸、大蔵高丸、黒岳などの小金沢連嶺の展望が広がる(写真)。
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富士山 |
右に折れて下り始めると、富士山(写真)も頭を見せる。 ひたすら尾根を下り、7分ほどで雛鶴峠に降り立つ。
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11:56 雛鶴峠(オオダミ峠)に到着(写真)。
すぐ右で左に高畑山・倉岳山方面への道を分ける。
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2度の折り返しから鉄塔を左に行くと、ヒトリシズカ(写真)の群落に出会う。 さらに何度か折返して下り無生野側登山口に出る。
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12:07 無生野側登山口に到着(写真)。
この車道は旧県道35号線だろうか、左に柵で通行止めのトンネルがある。 右へゆるやかに下り6分ほどで県道35号線と合流する。 すぐに雛鶴神社を右に見て進むと、道端の石垣に「旧鎌倉裏街道」の道標を見つける。あまり聞いたことがないので、ネットで調べて見たが有力な情報は得られなかった。
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二十六夜山(2)コース入口を見送り、さらに15分ほどで二十六夜山(1)コース入口(写真)を右に入る。
12:50 秋山観光スポーツ広場駐車場に到着。
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◎ 感想
2011年に今倉山から道志二十六夜山を歩いたとき、この山域にもう一座二十六夜山があることを知り、いつか登ろうと思っていた。
前半はなかなかの急登が続くが、根が出てステップ状になっていたり、表面がしっかりしていて、比較的歩きやすい。
歩き始めから雑木林の中で、展望はあまり期待できないかと思ったが、3箇所で小金沢連嶺や奥多摩の山々、南アルプスの一部、そして富士山などを見られた。
全行程でタチツボスミレが見られるが、最後にヒトリシズカの群落に出会えたのはうれしい誤算だった。
二十六夜山では早過ぎ、棚ノ入山では狭い。その先で良い場所があれば昼食を考えていたものの、結局は昼食を取らずに下山した。時間的には問題なかったが、もし山中で昼食となると苦慮しそうだ。
雛鶴峠から高畑山、倉岳山に立ち、浜沢へ下るルートの追加も考えたが、2009年に九鬼山から歩いていたので除いた。プラス3時間から3時間半なので、たっぷり歩きたいときはちょうど良いのではないだろうか。