蕎麦粒山
2022.01.22
蕎麦粒山 1,472.9m
◎ 山行情報
山行日 2017年10月31日(火) 快晴
山頂所在地/山域 埼玉県/奥多摩
アクセス/出発地 車/浦山大日堂バス停駐車場から往復
行程詳細 浦山大日堂バス停駐車場(6:22-6:35)→ 大日堂入口(6:37)→ 仙元尾根登山口(6:39)→ 新秩父線60号鉄塔(7:06)→
新秩父線59号鉄塔(7:17)→ 広河原三等三角点(7:29)→ 新秩父線58号鉄塔(7:37)→ 新秩父線57号鉄塔(7:46)→
広河原分岐(8:01)→大楢(8:37-8:42)→ 仙元峠(9:25-9:30)→ 蕎麦粒山山頂(9:45-9:55)→ 桂谷の峰(10:13)→
日向沢の峰山頂(10:31-10:36)→ オハヤシノ頭(10:41)→ 新秩父線51号鉄塔(10:53)→
仁田山山頂(11:14-11:19)→ 有馬峠(12:07)→ 有馬山(タタラノ頭)山頂(12:07-12:40)→
橋小屋ノ頭(13:04-13:12)→ しょうじくぼの頭(13:37)→ 滝入ノ頭(13:46)→ 鳥首峠(14:13-14:23)→
冠岩集落跡(14:59)→ 冠岩入口(15:18)→ 浦山大日堂バス停駐車場(15:30)
所要時間/距離 行動時間:7時間34分 休憩時間:1時間21分 合計:8時間55分/19.8km
服装/装備 長袖山シャツ、半袖シャツ、アンダーシャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
6:22 浦山大日堂バス停駐車場に到着(写真)。
道の駅 果樹公園あしがくぼで朝食を取ってきたので、すぐに準備にかかる。
手前左はトイレで、その隣はバスの駐車場とバス停。その奥が駐車場になる。
6:35 浦山大日堂バス停駐車場を出発。
少し戻り、大日堂入口を左に入る。 浦山大日高原キャンプ場への道を進み、Y字路を右に入れば、トイレの先に仙元尾根登山口がある。
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6:39 仙元尾根登山口に到着(写真)。
石垣の階段を上がり、いきなりの急登を土留めの階段を交えてジグザグに登る。
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新秩父線60号鉄塔の立つ稜線(写真)に登り着き、鉄塔を右に見て左へ稜線をたどる。
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杉林のゆるやかな登りから新秩父線59号鉄塔をくぐり、さらに杉林を短く急登すると雑木林に変わり、ほどなく広河原三等三角点(写真)を見る。
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蕎麦粒山、仙元峠、三ツドッケ |
さらに稜線をたどり、やや急な斜面を左から回り込むように登り新秩父線58号鉄塔に出る。
小ピークを越えた先の新秩父線57号鉄塔では、前方が開け蕎麦粒山や仙元峠、三ツドッケなどが見られる(写真)。
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次第に道は稜線上から左下に続くようになり、やや不明瞭なところもあるため、事前に調べたポイントが出てくるのを注意しながら進む。 最初のポイントの倒木(写真)に出る。知らないでいると、道なりに続く踏み跡に引っ張られそうだ。 倒木を越え明瞭な道をゆるやかに登り、手作り感のある道標の立つ広河原分岐を越える。
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ほどなく次のポイントの露岩(写真)に出る。やや右に視線を移せば、前方の木に赤テープの目印があるが、ここも道なりに続く踏み跡に引っ張られそうだ。 露岩を乗り越えて先に進むと、踏み跡はやや不明瞭になるが、壊れた道標や赤テープに沿って進む。 再び踏み跡が明瞭になりP1167からの尾根を乗り越すと、稜線に向かって大きく折り返して登る。
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8:37 大楢に到着(写真)。小休止。
楢の巨木がある。
8:42 大楢を出発。
ゆるやかな登りから展望の広がる崩壊地を過ぎ、稜線通しに進む。 稜線が不明瞭になるとやや左に回り込み、東に延びる明瞭な尾根を急登する。
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9:25 仙元峠に到着(写真)。小休止。
P1444上で、祠や峠の由来が記された案内板が立つ。 潅木に囲まれ展望はない。西に今年初めに登頂した三ツドッケ、東にこれから向かう蕎麦粒山がある。
9:30 仙元峠を出発。
4分ほど下り右からの天目背稜に出合い、すぐに蕎麦粒山を右に巻く道を見送る。 10分ほどゆるやかに稜線を登れば、ポンと蕎麦粒山山頂に飛び出す。
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日向沢ノ峰、川苔山 |
9:45 蕎麦粒山山頂に到着(写真上)。小休止。
露岩の目立つ狭い山頂で、南東が開け日向沢ノ峰や桂谷ノ峰その右に川苔山を見る(写真下)。
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9:55 蕎麦粒山山頂を出発。
なかなかの急下降をジグザグに下り、ゆるやかな草の道からコブを越え、さらに急登(写真)から小ピークを越える。
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道が稜線の右下に付いているため(写真上)、桂谷ノ峰をいつの間にか過ぎてしまい、オハヤシノ頭(分岐)(写真下)に来てしまった。 すぐ先で棒ノ折山への道を左に見送れば、ひと登りで日向沢丿峰山頂に着く。
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10:31 日向沢丿峰山頂に到着(写真右)。小休止。
ごく狭い山頂だが、西側に展望が広がる。やや木の枝が煩いが、左から御前山、三頭山、六ッ石山、鷹ノ巣山、七ッ石山、雲取山、酉谷山、三ツドッケ、蕎麦粒山などの展望が広がる(写真下)。
日向沢の峰山頂からのパノラマ |
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10:36 日向沢丿峰山頂を出発。
オハヤシノ頭まで戻り右折し、緩急交えて下り新秩父線51号鉄塔(写真)に出る。展望が開け山腹の紅葉が美しい。
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断続する土留めの階段を下り、林道と合わさる(写真)とゆるやかに登り返し、次第に急登になりP1211の南側に登り着く。わずかに北上すれば仁田山山中に着く。
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11:14 仁田山山頂に到着(写真)。小休止。
木立に囲まれ展望はほとんどない。
11:19 仁田山山頂を出発。
やや急な下りから稜線をおだやかにたどり林道に降り立つ。
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11:27 有馬峠に到着(写真上)。
北側の車止めの先からUターン気味に登山道に入る(写真下)。 極く短いながらいきなり木や根っ子に掴まっての急登から尾根に上がり、アップダウンを繰り返す。
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2つ目のピーク(写真上)の木の白いテープに宍高ノ頭(写真下)と記されている。 さらになだらかな稜線から小ピークを越え、登り返せばほどなく有馬山山頂に登り着く。
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12:07 有馬山(タタラノ頭)山頂に到着(写真)。昼食。
狭くて展望もほとんどなく、手作りの標識があるだけ。
12:40 有馬山(タタラノ頭)山頂を出発。
おだやかにアップダウンを繰り返して防火帯のような稜線をたどる。
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13:04 橋小屋ノ頭に到着(写真)。
山頂標識は「有間山(橋小屋ノ頭)」となっている。 ここは休憩なしで先に進んだが、蕨山方面に下ってしまい戻ってきた。早めに気付いたので大事には至らなかったが。。。
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13:12 橋小屋ノ頭を出発。
改めて北側の稜線に入る。やや急な下りからすぐにゆるやかな下りになる。鹿除けだろうか、左にはずっとネットが張られている。 コルに降り立ちガレ気味の登りからカヤト混じりになりP1100に登り着き、すぐ先で突然前方が開ける(写真)。 稜線の右は雑木林で右は草原の植林地のようで、しばらくその状況でゆるやかに稜線をたどる。
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13:37 しょうじくぼの頭に到着(写真)。
カヤトの中を下って登り返すと滝入の頭に飛び出す。
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13:46 滝入の頭に到着(写真)。
ここには三角点がある。振り返ると今日歩いてきた山並みを一望する。
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岩混じりの稜線から「鳥首峠」と書かれた道標(写真)のある尾根の分岐を右の尾根に入り、急下降から痩せ尾根を通過する。 ロープの付けられた急下降から登り返して鉄塔の立つP953を越えれば、鳥首峠に降り立つ。
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14:13 鳥首峠に到着(写真)。小休止。
ここは四つ辻で直進すれば大持山、東は白岩集落跡方面になる。
14:23 鳥首峠を出発。
冠岩・川俣方面に下る。道は明確だが、杉などの枝で歩き難い。 山腹沿いに尾根を三度乗り越したり、沢を渡ったりしながらゆるやかに下って行く。
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14:59 冠岩集落跡に到着(写真)。
サクッと見て元の道に戻る。
橋を渡って林道に出て7分ほど下る。
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15:18 冠岩入口に到着(写真)。
浦山川沿いの林道を下る。
15:30 浦山大日堂バス停駐車場に到着。
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◎ 感想
登山口からいきなりの急登はかなり堪える。
57号鉄塔から大楢までは踏み跡の薄い場所もあり注意しながら歩いた。特に倒木と露岩の2ヶ所は事前に調べていたため問題なく通過したが、知らないと踏み跡に引っ張られるだろう。
仙元峠手前も急登が続き、一息入れながら登る。有馬峠から鳥首峠間は頭や小ピークが連続して、地形図で見る以上に手強い。
蕎麦粒山山頂や日向沢ノ峰山頂、鉄塔などから展望はあるが、方向は限定される。それより良かったのが山腹の紅葉。7〜8分ではないだろうか。
橋小屋の頭から間違って蕨山方面に少し下ってしまったが、完全にケアレスミス。何も考えないで道標の方向に進んでしまった。たまたますぐに尾根が分岐し、確認のため地形図を見て気付いたから良かったが、分岐してなければどんどん下っていただろう。
さて、冠岩って岩があるとばかり思っていたから、探してしまった。帰宅してから集落の名前と知った。間抜けな話である。
◎ 日帰り温泉
秩父湯元武甲温泉
2回目だろうか。平日でも地元の高齢者が多いが、結構賑わっている。