日本ヶ塚山
2022.01.27
日本ヶ塚山 1,107.8m
◎ 山行情報
山行日 2017年6月3日(土) 晴れ
山頂所在地/山域 愛知県/東海 奥三河
アクセス/出発地 車/バンガロー村古里とみやま駐車場から周回
行程詳細 バンガロー村古里とみやま駐車場(7:50-8:15)→ 稜線出合(9:37)→ ニセ日本ヶ塚山山頂(9:47)→
中沢登山口分岐(10:32)→ 日本ヶ塚山山頂(10:34-11:34)→ 中沢登山口分岐(11:35)→
中沢下降点(12:23)→ 中沢登山口(13:01)→ 県道出合(13:05)→ 林道押出線入口(13:14)→
バンガロー村古里とみやま入口(13:15)→ バンガロー村古里とみやま駐車場(13:16)
所要時間/距離 行動時間:4時間 休憩時間:1時間 合計:5時間/8.46km
服装/装備 半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
7:50 バンガロー村古里とみやま駐車場に到着(写真)。
一番乗り。おにぎり1個食べる。 左の東屋に料金箱があり、200円投入する。
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8:15 バンガロー村古里とみやま駐車場を出発。
駐車場の奥を入り、すぐの道標(写真)を右に折れる。 堰堤の左を上がり、北西の広い尾根に取り付き、ジグザグに急登する。見渡す限り杉林が広がる。 ほとんど平坦になると短い露岩から左に回り込み、南南西の尾根に乗る。
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10分ほどの急登からコブを右に逸れて行く(写真)と、ゆるやかな雑木林に変わる。 再び杉林に変わり緩急や露岩を交えた直線的登りが続き、ジグザグの急登に変わると、ほどなく日本ヶ塚山に続く稜線に乗る。
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9:37 稜線出合に到着。
ところどころで北西に茶臼山などを見ながらネット沿いにゆるやかに登ると、10分ほどでニセ日本ヶ塚山山頂に着く。
9:47 ニセ日本ヶ塚山山頂に到着(写真)。
朽ちた丸太のベンチがあるだけで、標識などはない。
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ザレ気味の急下降を交えて下り、ハシゴを上がり急登から小ピークを越える。さらにハシゴと露岩を交えて急登し、登り切ると展望が開け、背後に降りてきたニセ日本ヶ塚山、左に熊伏山、南アルプスの一部が見えている。 その後も短い急登急下降を繰り返し、朽ちた木のハシゴ(写真)を交えてコブや小ピークを幾つも越える。
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スズタケの花(写真上)を見ながら、中沢登山口への分岐(写真下)を過ぎ、ひと登りで日本ヶ塚山山頂に飛び出す。
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10:34 日本ヶ塚山山頂に到着(写真右)。昼食。
狭い山頂には痕跡はあるものの、山頂を示す標識はない。途中には多くの道標があるのに、なぜ標識がないのか不思議だ。唯一三角点が山頂を物語る。 通信箱が置かれているが、機能しているかどうかは未確認だ。 北西から北東に展望があり、恵那山、大川入山、蛇峠山、御嶽山、安平路山、木曽駒ヶ岳、空木岳、鬼面山、仙丈ヶ岳、熊伏山、赤石岳、聖岳などの大パノラマが広がる(写真下)。山頂標識のない残念さを払拭して余りある。 若干虫が煩いが、ノンビリと昼食を取る。
日本ヶ塚山山頂からのパノラマ |
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11:34 日本ヶ塚山山頂を出発。
中沢登山口への分岐を右折し、ジグザグに急下降する。 短いザレ場と露岩が混じる痩せ尾根の急下降が続く。途中で笹の花に続き、今日2つ目の花ギンリョウソウ(写真)を見る。 標高810mあたりで地形図のコースから離れるように、北上する尾根から北北西の支尾根に移る。 急下降の連続から590mあたりで尾根を左に外す中沢への下降点に着く。
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12:23 中沢下降点に到着(写真上)。
急下降から沢沿いの朽ちたベンチのある場所に降り立つ(写真下)。
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すぐ先で苔生した丸太橋の架かる沢を渡る(写真)が、危うい橋を回避し、数メートル下流で直接沢を渡る。 荒れて道がハッキリしないが、ジックリと周囲を見回すと、橋の上流数メートルに96番の道標があり、行って見ると薄い踏み跡がある。 沢沿いをわずかに進むと荒れた場所で道を失うが、周囲を見回し、左の斜面上の道に無事復帰する。
写真は96の道標から振り返って見たもの。
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さらに掴まるもののない細い丸太橋(写真上)をびびりながら渡り、濡れて滑る岩場をロープに掴まって渡り(写真下)、朽ちた丸太橋は岩壁との間を通る。 4つ目の丸太橋は頭上の木に掴まりながら渡り、100番で右に降りて、堰堤の左から林道に跳び出す。
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13:01 中沢登山口に到着(写真)。
さらに林道をたどり、県道下を右に進めばほどなく県道に出て左へたどる。 県道を15分ほどで漆島バス停で左の林道押出線に入り、すぐに左のバンガロー村古里とみやまへの道に入る。
13:15 バンガロー村古里とみやま駐車場に到着。
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◎ 感想
時間は短かったが、なかなかタフな山行だった。
ニセ日本ヶ塚山までは展望のない緩急が交互する登りがひたすら続く。稜線上は地形図には現れない小ピークやコブが連続し、なかなかタフだ。
日本ヶ塚山山頂は標識などが朽ちて残念。途中には立派な(?)道標があるのになぜこんな状況に。。。だが、そんな気持ちを吹き飛ばすほどの大展望が北側に広がる。
中沢登山口への下山は沢に降りるまでは、ときどき急下降があるもののまったく問題ない。林道に出るまでの4つの丸太橋やロープの付けられた岩には、かなり気を使った。
この後温泉に入り、道の駅で車中泊し、翌日はすぐ北にある八嶽山に登るつもりだったが、時間を持て余しそうなので帰宅することにした。