石砂山、峰山

石砂山 (いしざれやま)578m 峰山 570m

 山行情報

山行日       2017年12月29日(金) 快晴

山頂所在地/山域  神奈川県/関東

アクセス/出発地  車/篠原の里駐車場から周回

行程詳細      篠原の里駐車場(7:30-7:45)→ 石砂山登山口(7:59)→ 石砂山山頂(8:35-8:45)→ 伏馬田分岐(9:08)→
          伏馬田城址(9:44-9:54)→ 仁の丘(10:04)→ 峰山入口(10:17)→ 綱子天神峠(10:31)→
          綱子分岐(10:42)→ 小舟分岐(10:48)→ 峰山山頂(11:02-11:45)→ 峰山登山口(12:11)→
          北尾根取付(12:46)→ 川上ドッケ(13:22)→ 石砂山西峰(13:52-13:57)→ 石砂山(14:08)→
          石砂山登山口(14:30)→ 篠原の里駐車場(14:40)

所要時間/距離   行動時間:5時間47分 休憩時間:1時間8分 合計:6時間55分/17.3km

服装/装備     ソフトジャケット、長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

7:30 篠原の里駐車場に到着(写真)。

一番乗り。
道の駅どうしで朝食を取っていたので、ランチパックを半分食べる。

国道413号線から県道518号線に入って北上したが、牧場峠手前300mくらいから牧場峠まで車幅制限のある1車線になるので、すれ違いに要注意。

7:45 篠原の里駐車場を出発。

県道518号線を南下し、4分ほどですずかけの家の前(道標あり)を右の脇道(写真)に入る。
すぐ先のギフチョウの説明板を見て、5分足らずにある公衆トイレを拝借する。さらに2分ほどで水路を渡ったところに、道標とヤマビル対策のポストの立つ登山口がある。

7:59 石砂山(いしざれやま)登山口に到着(写真)。

小さな折り返しから北に延びる尾根下をたどり、北北西の尾根に乗る。さらに細い尾根から北東の尾根に乗り、小ピークやコブを巻いたり、細い尾根をたどりながらゆるやかに登って行く。

石砂山0.3kmの道標(写真)を過ぎると、段差の大きい土留めの階段をジグザグに急登する。
ゆるんで階段が途切れると、ほどなく石砂山山頂に飛び出す。

丹沢山地

8:35 石砂山山頂に到着(写真上)。小休止。

小広い山頂に山頂標柱が2本、テーブルとベンチのセットが2組、東海自然歩道の案内板がある。

展望はそれほど良くないが、大山、丹沢三峰、焼山、黍殻山、袖平山など(写真下)が見られる。

8:45 石砂山山頂を出発。

土留めの階段の急下降から石砂山西峰とのコル(下山時はここに降り立つ予定)(写真)で左へ折れ、降りて来た尾根下から南西に延びる尾根に乗る。

傾斜がゆるむんでしばらくして送電線の鉄塔の立つカヤト(写真)を過ぎると、東海自然歩道の案内板の立つ分岐に出る。

9:08 伏馬田分岐に到着(写真)。

道標の右が菅井、左が伏馬田入口バス停を見て、伏馬田の文字に引っ張られ、「バス停」の文字を見落とし左に行ってしまう。

4分ほどで気付くが、来た道を引き返すのも能がないので、地形図の実践に沿って尾根上(写真)をたどる。

ほどなく伏馬田からの破線道に出て右に行けば、道標があり元の登山道に合流する(写真)。

しばらく稜線をゆるやかにたどると、道は小ピークを右に巻くように続く。ここで地形図に記されている破線をたどるように、左の尾根(写真)に乗る。

杉の枯れ葉枯れ枝、倒木で踏み跡ははっきりしないが、時折あるピンクの紐(写真)をたどり、とにかく尾根上を目指し真っ直ぐ登る。

5分ほどで尾根上の明確な登山道に出て左に折れ、再び土留めの急階段を登る。道標のない分岐で右に菅井への道を見送る(写真)と、ほどなく伏馬田城址に出る。

9:44 伏馬田城址に到着(写真)。小休止。

標柱と石碑がある。展望はほとんどなく、枝の合間に焼山が見える程度だ。

9:54 伏馬田城址を出発。

すぐ先の分岐を左へ下る。
折り返して急下降し、休憩舎のある仁の丘(写真)に降り立つ。

車道に出ると右から石砂山からの道が降りてくる(写真)。県道76号線に出ると、菅井バス停の先に峰山入口が見えてくる。

10:17 峰山入口に到着(写真)。

峰山入口を入り四つ辻を右折、さらに丁字路を右折すると、ほどなく未舗装路となり三差路の分岐に出る。

10:31 綱子天神峠に到着(写真)。

ベンチと石碑があり、その横に小さな綱子天神峠と記された手作り道標が木の根にさげられている。
右に道を取り綱子への道を左に分け、展望の開けた送電線の鉄塔に出る。
西に大室山、加入道山、赤鞍ヶ岳、菜畑山など、東に川上ドッケ、石砂山西峰、石砂山、石老山などを見る。
小ピークを2つ続けて左に巻いて綱子分岐を右に進む。

10:48 小舟分岐に到着(写真)。

ここは四つ辻で中央の尾根を登る。すぐに左に外して峰山から南に延びる尾根に乗る。
石砂山、伏馬田城址に続き三度長い土留めの急階段を登り、ゆるむとひと登りで峰山山頂に飛び出す。

11:02 峰山山頂に到着(写真右)。昼食。

広い山頂には山頂標柱の他、テーブルとベンチや古峯神社が祀られ、南には富士山・北丹沢山塊景観ポイントが設置されている。
今日初めての登山者が居たが、すぐに下山し山頂を独り占めする。
展望も良く、東に石老山、川上ドッケ、石砂山西峰、石砂山など、南は大きく開け焼山、黍殻山、袖平山、大室山、加入道山、富士山、赤鞍ヶ岳、菜畑山など(写真下)を一望する。

石老山、石砂山 焼山、黍殻山、袖平山 大室山、富士山、赤鞍ヶ岳 富士山

11:45 峰山山頂を出発。

すぐに三神(風神、竜神、水神)の石碑(写真上)を見送り、大鐘への分岐(写真下)を右に急下降する。
急坂コースの道標を見るとゆるみ、左に中尾への道を分ける。しばらくして民家が現れ、ほどなく峰山登山口に降り立つ。

12:11 峰山登山口に到着(写真)。

県道76号線から藤野やまなみ温泉手前の三差路を右の県道517号線に入る。

2本目の脇道(写真)を右に入りわずかながらショートカットする。が、ここでもショートカット後、車道に出て左に行くべきところを右に行ってしまい、8分ほどロスする。
県道517号線に戻り、相模湖藤野霊園を過ぎると、白い手摺りの石段が見えてくる。

12:46 北尾根取付に到着(写真上)。

石段を上がると明確な道がずっと延びているが、50mほどで右の踏み跡っぽい痕跡のある笹藪に入る(写真下)。
すぐに痕跡は全くなくなり、コンパスをP415.6にセットして薮漕ぎする。

薮を抜けると、またまた踏み跡っぽい痕跡が尾根上に続き(写真)、とにかく真っ直ぐに登って行く。

薮に突入してから15分ほどでP415.6(写真)に立つ。三角点と木に文字が消えた道標が付けられているだけだ。
やたらとピンクテープが目立つおだやかな尾根からコブ上で右に折れ、急登から肩状の尾根に乗り、さらに急登で川上ドッケに飛び出す。

13:22 川上ドッケに到着(写真)。

祠の他には川上ドッケを示す標識はなく、大石神社と石砂山を示す道標がある。林に囲まれ展望はない。
やや急下降からなだらかな小ピークを越え、急登し石砂山西峰に飛び出す。

13:52 石砂山西峰に到着(写真)。小休止。

山頂標識はあるが、ここも林に囲まれ展望はない。

13:57 石砂山西峰を出発。

落ち葉の積もった尾根を下ると、石砂山とのコル(写真)に降り立つ。朝伏馬田へ折れたところになる。
ここからは往路を戻る。

14:08 石砂山山頂に到着。

14:30 石砂山登山口に到着。

14:40 篠原の里駐車場に到着。


 感想

北尾根取付から石砂山はコンパス、地形図またはGPS必携、特に取り付きでは薮漕ぎも強いられる。それ以外は道も道標もしっかりしていて迷うことはない。っと書きつつ、2度も間違えてしまったのだが。。。しっかり確認さえすれば、問題ないってことです?。
ほとんどの小ピークやコブは巻いているためアップダウンは最小限だが、山頂直下は土留めの階段などの急登・急下降が続き、かなり足に堪える。
展望は峰山が最も良く、広くてベンチやテーブルもあるので、昼食を取るならここでしょう。よって、ぜひ石砂山と峰山はセットで。。。


 日帰り温泉

藤野やまなみ温泉

混み合うと言うほどではないが、なかなか賑わっていた。
内風呂、露天風呂とも源泉掛け流しのようだが、それほど温泉を感じさせない泉質のよう。
設備的には森の湯と湖の湯を毎週木曜日に男女で入替える。違いは森の湯がバイブラバス、湖の湯がジェットバス。この日の男湯は湖の湯でした。いずれにしても、よくある設備ですね。
無料の休憩所は大広間(85畳の畳部屋)と中広間(テーブル席)があり、大広間で横になったが、結構混んでいた。