巣雲山 581m
◎ 山行情報
山行日 2016年11月7日(月) 晴れ、やや風(山頂は強風)
山頂所在地/山域 静岡県/伊豆半島
アクセス/出発地 電車/JR伊東線宇佐美駅から周回
行程詳細 JR伊東線宇佐美駅(7:45)→ (みかんの花咲く丘阿原田コース)→ 巣雲山登山口(10:29)→
(巣雲山阿原田コース)→ 富士見展望広場(11:00-11:05)→ 大丸山山頂(11:09-11:13)→
阿原田峠(11:16)→ 巣雲山(11:44-12:30)→ (巣雲山峰コース)→ 生仏の墓(12:38)→
行者の滝(12:42)→ 峰集落(13:11)→ (みかんの花咲く丘峰コース)→ JR伊東線宇佐美駅(14:09)
所要時間/距離 行動時間:5時間19分 休憩時間:55分 合計:6時間24分/12.9km
服装/装備 ソフトジャケット、長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、トレッキングシューズ
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
7:45 JR宇佐美駅を出発。
巣雲山へは右の峰コースもあるが、今回は(も?)左のみかんの花咲く丘コースを行く。駅前の白いフェンスに巣雲山ハイキングコースの案内板がある(写真)。 駅前の広場から車道を北上し、宇佐美小の交差点を左折する。
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踏切を越えた三差路(写真)の右にあるコンビニで食料を調達する。その後前回はこの三差路を左に行ったが、今回は右に進み突き当たりの丁字路を左折する。 ここまではすんなり来ることができるが、この先は明確な目印もなく地図を確認しながら進む。
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三差路を右に進み(写真)、2本目の脇道を右に入れば、後は坂を道なりに上がるだけ。みかんの花咲く丘コースと言うだけあり、みかん畑が点在し、宇佐美市街や相模灘を一望する。 DoCoMoの電波塔を過ぎ、丁字路を右折れるとゆるやかな下りになり、右から上がってくる道と合流して陸橋に出る。前回曲がりそびれて直進したときに見上げた陸橋だ。 前方に巣雲山と大丸山を見る。 少しして三差路に出る。
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前回左から上がってきた三差路になる(写真)。道標には巣雲山ハイキングコースと記されているが、巣雲山(阿原田)コースになる右の道に入る。
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ゆるやかに登りみかん畑が途切れると、道幅が半分くらいになり(写真)、さらに登って行くと舗装が途切れたところに道標が立っている。
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10:29 巣雲山登山口に到着(写真)。
前回は狭くなったところから5分ほどで、巣雲山ハイキングコース入口(道標)があり、右の階段を上がったのだが(後日記録を確認)、今回は道標も登り口もなくなっている。 ここまで6分ほどで右上に民家があるので、もしかしたら前回と同じ場所なのだが、道路工事が入って変わったのかも知れない。よって、勝手ながらここを登山口にする。 暑くてジャケットを脱ぐが、前回も脱いだと記録されている。
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林道のような広い巣雲山ハイキングコース(写真)をゆるやかに15分ほど登ると、広い植林地に出る。背後には宇佐美港や宇佐美市街、相模灘を一望する。
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すぐ上で分岐を右に行くが、すぐに合流し大丸山の案内板のある場所に着く(写真)。
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植林地を折り返して登り、巣雲山への近道を左に見送る(写真)と、ほどなく富士見展望ひろばに登り着く。
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11:00 富士見展望ひろばに到着(写真上、下)。小休止。
細長く平坦なピークで、登り口(写真上)からは宇佐美港や宇佐美市街、相模灘を、北西側に行くとベンチがあり(写真下)、富士山や箱根山を一望する。
11:05 富士見展望ひろばを出発。
整備された道をゆるやかに下り、やや急な尾根を短く登り返す。
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11:09 大丸山山頂に到着(写真)。小休止。
三角点のある山頂は、狭く雑木林に囲まれて展望はあまり良くない。
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11:13 大丸山山頂を出発。
雑木林の中をゆるやかに下り、ほどなく伊豆スカイライン沿いの阿原田峠(写真上)に出る。宇佐美駅方面の道が分岐する(写真下)が、前回はここから上がってきたはずで、おそらく今は巣雲山への近道の道標に出るのだろう。
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丸太の土留めの階段を上がり、伊豆スカイライン沿いの尾根をおだやかにたどる。 痩せた尾根から小ピークを越えると、ゆるやかな登りから展望のない富士見台見晴台(写真上)を過ぎ、桜台見晴台を右折する(写真下)。
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やや長い下りから丸太の土留めの階段を交えた登りが続き、いきなり開けた山頂一角に飛び出す(写真)。 左に峰コースを見送り、広々とした草地をゆるやかに登れば、さらに広々とした巣雲山山頂に着く。
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11:44 巣雲山山頂に到着(写真右)。昼食。
広々とした草原でのんびり昼食をと目論んでいたが、かなりの強風で展望台の下に避難する。それでも風が舞い込み、寒さに拍車をかける。 ただ、展望は抜群で、展望台に上がれば、まさに遮る物のない360度の大パノラマを味わえる。 特に西から北にかけての、達磨山から金冠山、葛城山、発端丈山、沼津アルプス、愛鷹山(霞んで見難い)、富士山、箱根山の展望(写真下)は必見だ。
巣雲山山頂からのパノラマ |
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12:30 巣雲山山頂を出発。
登り口の方向に戻り、右の峰コース(写真)に入る。
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緩急交えた下りから伊豆スカイラインと合わさり、巣雲山ハイキングコースの標柱(写真上)を左に入り、祠の祀られた生仏の墓(写真下)の前に出る。
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やや荒れ気味の道を下り行者の滝(写真)のある沢に降りる。滝は沢の奥にあるが、前回同様滝と言えるほどの水量はない。
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折り返しから沢を高巻くような下りが続き、左の支沢を横切る(写真上)と、ほどなく舗装された林道に飛び出す。巣雲山ハイキングコースの標柱(写真下)が立つ。
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少しして別荘地の道との丁字路(道標あり)を右に進み、しばらく道なりにたどり、一方通行の道標の立つ三差路(写真)を左に進む。
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その下の左カーブの頂点(左手木陰に道標)で右に入る(写真)。 地形図では十字路に見える交差点を直進し、竹林の間を抜けた先で左の茂みに馬頭観音を見て、花岳院の先の丁字路を右折、さらに丁字路を左折する。 円応寺の前を右折し、100円ショップの先の交差点を左折、踏切を渡って最初の丁字路を左折、最初の信号を左折すれば、ほどなく宇佐美駅に着く。
14:09 JR宇佐美駅に到着。
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◎ 感想
2度目の巣雲山だが、宇佐美駅から巣雲山山頂までは、途中みかんの花咲く丘コースの阿原田コースを歩いた。巣雲山登山口から阿原田峠までは登山道がまったく違っていて、前回は直接阿原田峠に出たが、今は途中に大丸山への分岐ができていた。
山頂からの下山道になる峰コースはもうほとんど記憶がなかった。
何と言っても巣雲山山頂からの展望がお薦めの山行になるが、今日は少し霞み気味だったのと、強風で寒くてのんびりできなかったのが残念だ。