伯母子岳
2022.02.03
伯母子岳 1,344m
◎ 山行情報
山行日 2016年5月15日(日) 晴れ
山頂所在地/山域 奈良県/近畿 紀伊山地 奥高野
アクセス/出発地 車/熊野古道(小辺路)伯母子登山口駐車場から往復
行程詳細 熊野古道(小辺路)伯母子登山口駐車場(6:00-6:25)→ 伯母子岳(大股)登山口(6:33)→ 萱小屋跡(7:07)→
桧峠(7:49-7:54)→ 夏虫山分岐(7:57)→ 小辺路分岐(8:18)→ 伯母子岳山頂(8:31-8:46)→
伯母子峠(避難小屋)(8:55-9:00)→ 赤谷峰山頂(9:31-9:45)→ 伯母子峠(10:12)→ 小辺路分岐(10:26)→
夏虫山取付(10:29)→ 夏虫山山頂(11:05-11:40)→ 夏虫山分岐(11:55)→ 伯母子岳(大股)登山口(12:48)→
熊野古道(小辺路)伯母子登山口駐車場(12:52)
所要時間/距離 行動時間:5時間13分 休憩時間:1時間14分 合計:6時間27分/15.1km
服装/装備 半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
3:30 起床。
かもきみの湯で車中泊。 起床後洗面とトイレのため駐車場のトイレに行くが閉鎖されていて使えず。
3:40 かもきみの湯を出発。
4:00 道の駅吉野路大淀iセンターに到着。
洗面とトイレを済まし、トレッキングタイツを装着。
4:10 道の駅吉野路大淀iセンターを出発。
大和街道から五條ICで京奈和道路に乗り、高野口ICで降りる。 高野龍神スカイラインに入り、途中で野迫川村方面に入り、県道733号線を南下する。 県道733号が直進方向の橋を越えて延び、野迫川温泉経由で高野龍神スカイラインへの道が右に分かれる交差点が目的地になる。
6:00 熊野古道(小辺路)伯母子登山口駐車場に到着(写真)。
4台駐車可能で、横にトイレがある。おにぎり2個食べ、トイレを済まし準備にかかる。
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6:25 熊野古道(小辺路)伯母子登山口駐車場を出発。
南側の橋を渡り、民家の間の坂道に入る(法面に道標あり)(写真)。 なかなかの急坂で足に堪える。
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水道施設を過ぎ、左下に集落を見て登り、墓地前を左に曲がると、舗装が途切れ、ほどなく伯母子岳(大股)登山口(写真)に着く。 急傾斜の尾根の折り返しの登りが続いた後、P1050の山腹をたどると、ほどなく丸太小屋が見えてくる。
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7:07 萱(かや)小屋跡に到着(写真)。
P1050から延びる尾根に乗り、抉れた少し急な道を登る。やがて尾根下のトラバース道になり、しばらく続いてから尾根に乗ると、ほどなく桧峠に着く。
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7:49 桧峠に到着(写真)。小休止。
伯母子峠と大股までともに3.5kmとあるので、伯母子岳までのほぼ中間点になる。
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7:54 桧峠を出発。
少し先で右の尾根に続く夏虫山への道を見送り(写真)、山腹をトラバース気味にたどる。 ゆるやかな下りから平坦になると、ほどなく尾根に乗る。夏虫山への南側の取り付きがあると思われるが、道標や目印はなく、踏み跡も見つからない。
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少し登り返し小辺路が交差する分岐(写真)に出て、真ん中の尾根をゆるやかに15分ほどのぼると、開けた伯母子岳山頂に飛び出す。
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8:31 伯母子岳山頂に到着(写真)。小休止。
展望は良いが、今日は少しガスり気味で、特に南側は霞んでいる。境界杭を三角点と勘違いしたが、地形図を見ると三角点は記されていない。 少し風が強く、じっとしていると肌寒い。
8:46 伯母子岳山頂を出発。
山頂の一角をゆるやかにたどり左に折れると、やや急な下りが続き、避難小屋の建つ伯母子峠に降り立つ。
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8:55 伯母子峠(避難小屋)に到着(写真)。小休止。
小屋の中は8畳ほどで、珍しく板間にゴザが敷かれ、壁には化粧板が貼られている。横にトイレがある。
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9:00 伯母子峠(避難小屋)を出発。
赤谷峰方面を示す道標はないが、尾根伝いに目印の赤テープをたどる。 小ピークを越えると左から小辺路からの道が合流するが、目印を拾いながら尾根をたどる(写真)。
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途中でリフトの残骸と思われる、ワイヤーや丸太が散乱(写真)する場所を過ぎる。 おだやかに尾根をたどり、小ピークを越えると、ほどなく赤谷峰山頂に着く。
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母子岳、夏虫山 |
9:31 赤谷峰山頂に到着(写真上)。小休止。
狭い山頂だが、ここには三角点がある。 展望は狭いが、伯母子岳と夏虫山を一望する(写真下)。
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9:45 赤谷峰山頂を出発。
伯母子峠まで戻り、伯母子岳を巻く小辺路から小辺路分岐に出る。 夏虫山への南側の取り付きと思われるコルで、登山道を離れ稜線に入る(写真)。
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目印の赤テープ(写真)を拾いながら短く急登するが、ゆるむと目印も踏み跡もほとんどなくなるが、稜線上を忠実にたどりP1273を越える。
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次のピークを越えると、左に夏虫山山頂が見え隠れするようになる。 境界杭のある3つ目のピークを左へ折れ(赤テープあり)(写真上)、一部シャクナゲ(写真下)の咲くおだやかな稜線をたどると、ほどなく夏虫山山頂に着く。
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11:05 夏虫山山頂に到着(写真)。昼食。
山頂は狭く、展望はないが、ここにも三角点がある。
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11:40 夏虫山山頂を出発。
3つ目のピークに上がる手前のコルで左の斜面に入り(薄い踏み跡あり)(写真)、そのままトラバースから北東の尾根に乗る。 尾根をゆるやかに下れば、5分ほどで往路に出合う。
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11:55 夏虫山分岐に到着(写真)。
往路を下る。
12:52 熊野古道(小辺路)伯母子登山口駐車場に到着。
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◎ 感想
大股の集落の急登以外比較的おだやかで歩き易い道が続き、自然にペースが上がり、距離の割に短時間の山行になった。
赤谷峰と夏虫山へのルート以外は良く整備され、モミやツガ、ブナなどの原生林を満喫する山行ができる。また、天候が良ければ伯母子岳山頂からは、奥高野の山々や大峰山が一望できる。
それにしても、主役の伯母子岳にない三角点が、脇役の赤谷峰と夏虫山になぜあるのか???