赤城山〜鍋割山、荒山〜
2022.02.02
赤城山 〜 鍋割山 1,332.3m 荒山 1,572m 〜
◎ 山行情報
山行日 2016年6月4日(土) 晴れ
山頂所在地/山域 群馬県/関東 赤城山外輪山
アクセス/出発地 車/鍋割山登山口(駐車スペース)から周回
行程詳細 鍋割山登山口(駐車スペース)(5:15-5:45)→ 鍋割山山頂(6:56-7:16)→ 竃山山頂(7:32)→ 火起山山頂(7:38)→
荒山高原(7:51)→ 荒山山頂(8:42-9:05)→ ひさし岩(9:14-9:19)→ 東屋(9:26)→ 棚上十字路(9:47)→
赤城森林公園荒山登山口(駐車場)(10:20-10:30)→ (林道鍋割相吉線)→ 鍋割山登山口(駐車スペース)(11:48)
所要時間/距離 行動時間:5時間5分 休憩時間:58分 合計:6時間3分/11.1km
服装/装備 半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
4:00 起床。
前日の有笠山下山後、道の駅ぐりーんふらわー牧場・大胡で車中泊。 起床後洗面・トイレを済ます。
4:20 道の駅ぐりーんふらわー牧場・大胡を出発。
国道353号線沿いのコンビニで食料飲料水を調達する。すぐ先の富士見町皆沢の丁字路を右折し、林道鍋山線から林道鍋割相吉線に行き当たって右折、道なりで赤城森林公園荒山登山口駐車場に着く。 最初は赤城森林公園荒山登山口駐車場に行くが、林道歩きを最後にするため鍋割山登山口へ戻る。 鍋割山登山口は林道鍋山線から林道鍋割相吉線に行き当たった左にある。
5:15 鍋割山登山口(駐車スペース)に到着(写真)。
時間が早いためか、どちらも先行車はない。おにぎり2個食べる。鍋割山登山口のすぐ手前に駐車 する。
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5:45 鍋割山登山口(駐車スペース)を出発。
簡易地図(写真上)を確認して登山口(写真下)を入り、ヒノキ林を抜けて石段を登る。
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文字の擦れた道標の立つ分岐(写真)で、左に鍋破山前不動コース分けて右に進む。 少し上がると石段が終わり、右に前橋市街や榛名山、浅間山を見ながら山腹をトラバース気味に登る。
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岩の露出した登りに変わり、ときどきロープの付いた岩場を急登し、ゆるやかな笹原に出る。 現在地表示板(写真)を過ぎ再び傾斜が増すと、潅木の中の岩混じりの急登が続く。
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ロープの付いた岩場を短く急登し、潅木帯を大きく左へカーブしながらわずかに下り、抜けると道標の立つ笹原(写真)をゆるやかに登り返す。 背後に富士山を見ながら土留めの丸太階段を登れば、ほどなく鍋割山山頂に飛び出す。
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6:56 鍋割山山頂に到着(写真上)。小休止。
広い山頂の中央はクズ岩が集まり、箱状の山頂標識や三角点、石仏、案内板、温度計などが置かれている。 朝早いためか、誰も居なくて、山頂を独り占めする。 南に展望が広がり、前橋市街や榛名山、浅間山(写真中)、そしてかすかに富士山(写真下)を望む。
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7:16 鍋割山山頂を出発。
山頂一角のなだらかなピークを越え、ハルゼミの賑やかな声の中をゆるやかに下る。 ところどころで見かけるヤマツツジは満開を過ぎ、遠目には見応えあるが、近づくと花が萎れかけガッカリする。 長い登り返しは土留めの丸太階段が続き、岩の露出した竃山(かまどやま)山頂(写真右)に登り着く。展望が良く、越後山脈を背後に鈴ヶ岳や鍬柄山、地蔵岳、荒山を一望する(写真下)。
竃山山頂からのパノラマ |
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稜線をおだやかにたどり、わずかな登りから火起山(ひおこしやま)山頂(写真)に立つ。竃山山頂と同じような展望が広がる。
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ゆるやかな下りから丸太ベンチの置かれた展望所(写真)を過ぎ、2度の折り返しから一頻り下り、開けた場所に降り立つ。
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7:51 荒山高原に到着(写真)。
鍋割山と荒山とのコルで、左に荒山高原登山口、右に棚上十字路への道が分かれる。荒山高原登山口からの登山者が多く、棚上十字路経由で荒山に登るようだ。 芝の広場が棚上十字路方面すぐにあると勘違いし100mほど入るが、すぐに勘違いに気付いて戻る。
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地図板の横を入り、ゆるやかに登る。整備された石の階段を登り、箕輪への分岐のある展望の広場に出る(写真)。樹林に囲まれ展望はないが。。。
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ヤマツツジ(写真)の咲く比較的ゆるやかな登りが続き、1480m付近でロープの張られた短い岩混じりの急登となる。 ゆるやかな笹原を経て、岩の間を縫って登り、急斜面ををひと登りで山頂に飛び出す。
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小野子山、子持山、鈴ヶ岳、越後山脈 |
地蔵岳、駒ヶ岳、長七郎山 |
8:42 荒山山頂に到着(写真上)。小休止。
広い山頂には石造りの祠や山頂標識、三角点があるが、木立に囲まれ少し鬱蒼としている。 展望は限られ、北西の岩場からは小野子山や子持山、鈴ヶ岳、その背後に谷川岳など越後山脈(写真中)が、北東の少し開けた場所からは地蔵岳や駒ヶ岳、長七郎山など(写真下)が見られる。
9:05 荒山山頂を出発。
潅木帯をゆるやかに下り、10分ほどで前方が開けた場所に出る。
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9:14 ひさし岩に到着(写真)。小休止。
明るい岩場で、山頂よりも休憩に良さそうだ。展望も良く、地蔵岳や黒檜山、駒ヶ岳、小地蔵岳、長七郎山、足尾山地、みどり市街などのパノラマが広がる。
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9:19 ひさし岩を出発。
少し急な一部丸太が散乱(写真上)した荒れ気味の下りが続き、少し開けた道標の立つ場所(写真下)に降り立つ。道標では左に小沼、右に棚上十字路・荒山高原となっているが、直進すれば赤木温泉方面になる。 右の棚上十字路・荒山高原方面に道を取り、東屋を左に見て荒山山腹をトラバース気味に下って行く。ときどき大きな段差があるが、概ねゆるやかな下りが続く。
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涸れた沢を横切ると、ほどなく右に東屋(写真)を見送り棚上十字路に出る。
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9:47 棚上十字路に到着(写真上)。
すぐ先の左が芝の広場(写真下)になっている。 直進からゆるやかに続く笹道を下り、整備されたジグザグの石段から土留めの丸太階段に変わると、ほどなく赤城森林公園荒山登山口に降り立つ。
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10:20 赤城森林公園荒山登山口に到着(写真)。トイレ休憩。
駐車場はほぼ満車。
10:30 赤城森林公園荒山登山口を出発。
林道鍋割相吉線を道なりにたどる。
11:48 鍋割山登山口(駐車スペース)に到着。
この後鈴ヶ岳へ向かう。
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◎ 感想
鍋割山までは急登が続くが、それ以外は比較的おだやかで歩き易い。また、荒山以外は展望も良く、特に竃山山頂や火起山山頂からは思い掛けない展望が得られ、得した気持ちになった。
もう少し早ければツツジが見ごろだったか。。。
人気の山だけあって登山者が多いが、早朝出発のお陰で鍋割山では山頂独り占め、荒山山頂では先着1人で後で1人2人と登ってきた程度。荒山から棚上十字路への下りで数組の登山者と擦れ違ったことを考えると、やはり早朝出発は大正解だった。