倶留尊山、古光山

倶留尊山 1,037.3m 古光山 952.4m

 山行情報

山行日       2016年5月13日(金) 快晴

山頂所在地/山域  奈良県/近畿 高見山地

アクセス/出発地  車/曽爾高原ファームガーデン駐車場から周回

行程詳細      曽爾高原ファームガーデン駐車場(4:45-5:45)→ 曾爾高原駐車場(6:18)→ 亀山峠(6:53-7:00)→
          二本ボソ山頂(7:24-7:40)→ 倶留尊山山頂(8:01-8:15)→ 二本ボソ山頂(8:34)→ 亀山峠(8:54)→
          亀山山頂(9:04-9:15)→ 長尾峠(9:33)→ 後古光山山頂(10:15-10:20)→ フタカワ峠(10:33)→
          古光山山頂(10:58-11:15)→ フタカワ峠(11:33)→ 後古光山山頂(11:50-12:00)→ 長尾峠(12:24)→
          曽爾高原ファームガーデン駐車場(12:51)

所要時間/距離   行動時間:5時間46分 休憩時間:1時間20分 合計:7時間6分/11.4km

服装/装備     長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

兜岩、鎧岳

4:45 曽爾(そに)高原ファームガーデン駐車場に到着(写真上)。

12日午後9時30分頃に家を出る。
13日午前2時20分頃伊勢SAで45分ほど仮眠を取り、3時頃出発する。

朝食におにぎりを2個食べてから、再び20分ほど仮眠を取る。
西に2014年5月に登った兜岳と鎧岳(写真下)が見えている。

5:45 曽爾高原ファームガーデン駐車場を出発。

車道を登り、左カーブを直進方向の東海自然歩道に入る(写真)。

一旦車道に出るが、すぐに右脇の東海自然歩道に入り、10mほど先で右の笹道に入る(写真)。

OLポスト40番の十字路(写真)を左折し、建物の前を過ぎて丁字路を右折する。
車道を横切りさらに登って行くと、曾爾高原駐車場の下の段に出る。

帰路はこの十字路を右へ直進する予定。

6:18 曾爾高原駐車場に到着(写真上)。

トイレの前を抜け坂を上がり、左に駐車場の管理小屋を見て先に進むと、おかめ茶屋の前に出る。
お亀池越しにこれから向かう二本ボソと倶留尊山が見えている(写真下)。

ベンチとテーブルの横からお亀池の北側フチに延びる遊歩道に入り、5分ほどでお亀池を周回する道が交差するOLポスト36番に出る(写真)。
火口壁のような斜面に付けられた、丸太の土留めの階段を倶留尊山に向かってゆるやかに登って行く。

後を振り返ると、亀山や古光山、さらには住塚山、屏風岩、国見山、兜岳、鎧岳など曾爾の山並みが広がる。
50mほど上がると傾斜がきつくなり、右へのゆるやかな登りのトラバース道となり、丸太の土留めの階段(写真)が続き、10分ほどで稜線に登り着く。

屏風岩、兜岳、鎧岳、お亀池

6:53 亀山峠に到着(写真上)。小休止。

ベンチや曾爾の山並みの案内板などがあり、曾爾の山並みとお亀池などを一望する(写真下)。
南へ行けば亀山、北は二本ボソと倶留尊山、東は美杉町太郎生へと降り立つ。

7:00 亀山峠を出発。

稜線を北へたどる(写真)。
狭い稜線のゆるやかに登りから岩場を越えると、平坦なテラスのような展望広場に出る。

やや急な登りから潅木帯に入り、岩場を越えてゆるむと、ほどなく前方に入山料の案内板と小屋(写真)が見え、その先の二本ボソの山頂に登り着く。

7:24 二本ボソ山頂に到着(写真右)。小休止。

山頂に到着後、小屋に戻って入山料500円を投入箱に入れる。なぜか12日付のチケット1枚と、「チケットよかったら持って行って下さい」とのメモが貼られていたため、日付が違うが遠慮なく頂いた。
岩の露出した山頂はそれほど広くはないが、北から東にかけて展望が広がる。
北から倶留尊山、尼ヶ岳、大洞山、そして紀伊半島の山並みが広がる(写真下)。
よく分からないのがイワシの口だ。降りてみると展望が広がるが、山頂とはそれほど違いはない。

二本ボソ山頂からのパノラマ

7:40 二本ボソ山頂を出発。

岩場の急下降からシャクナゲやヤマツツジの咲くゆるやかな潅木帯をたどり、ロープの付いた急な登り(写真)から岩場を越え倶留尊山山頂に出る。

8:01 倶留尊山(くろそやま)山頂に到着(写真右上)。小休止。

美杉町側から上がってきたという登山者が1人休憩中だった。少し話をすると下山して行った。
小広い山頂にはベンチが多数あり、南側に展望が広がり、二本ボソ、古光山、高見山、住塚山、屏風岩、国見山、兜岳、鎧岳などを一望する(写真下)。
一方満開のヤマツツジ(写真右下)も目を楽しませてくれる。

木曽前岳山頂からのパノラマ
亀山、古光山、後古光山、高見山

8:15 倶留尊山山頂を出発。

往路を戻る。二本ボソの先からは前方に亀山、古光山、後古光山、高見山、お亀池などの大パノラマ(写真)を見ながら亀山峠まで戻り、小ピークを越えると、ほどなく亀山山頂に登り着く。

9:04 亀山山頂に到着(写真)。小休止。

標識も何もない、ちょっと寂しい山頂だが、展望だけは良い。

9:15 亀山山頂を出発。

山頂から駐車場方面に延びる尾根上の木段を急下降し、ゆるむと道標の立つ分岐を左の支尾根に入る(写真)。

OLポスト57番の分岐を左に折れ(写真)、山腹をたどり小ピーク上で左へ下ると、ほどなく車道に飛び出す。

9:33 長尾峠に到着(写真)。

車道を横切り杉林に入り、木段の急登から小ピークを越える。

笹道に変わり、小屋への分岐を右に、さらにこれ何の木園とすぐ先の広場への分岐(写真)を左に見送る。
丸太の土留めの階段が断続する急登が続いた後、小ピークを越え後古光山山頂に登り着く。

10:15 後古光山(うしろこごうやま)山頂に到着(写真)。小休止。

狭いピークで先着の登山者が2人休憩している。
展望はあまり良くなく、前方に古光山が見えるだけ。

10:20 後古光山を出発。

ロープの付けられた急下降からさらに急になり、最後は何本ものロープが付けられた岩混じりのほとんど断崖様の斜面(写真)を下る。

10:33 フタカワ峠に到着。

すぐにロープの付けられた急登となり、途中で一度ゆるむものの、終始胸突八丁の急登が続く。

10:58 古光山(こごうやま)山頂に到着(写真)。昼食。

山頂は狭く、潅木に囲まれ展望もない。

11:15 古光山山頂を出発。

往路を戻る。

11:50 後古光山山頂に到着。小休止。

さすがに急登急下降の連続でかなりへばる。

12:00 後古光山山頂を出発。

往路を戻る。すぐ先でギンリョウソウ(写真)を見かける。

12:24 長尾峠に到着。

車道を左に下り、5分ほどで曾爾高原入口の三差路(写真上)を左に曲がり、さらに5分ほどで「10ホール」と書かれた道標(写真下)を左に入る。
往路のOLポスト40番を直進し、車道に降り立ち往路を戻る。

12:51 曽爾高原ファームガーデン駐車場に到着。


 感想

長尾峠までは比較的おだやかでハイキング的な気持ちで歩けるが、特に後古光山山頂からは急下降と急登が続き、かなりの体力が要求される。それでも山頂からの展望はなく、ひたすら疲れが残る。。。一方、倶留尊山から亀山にかけての稜線上は歩き易く、展望も良いので気持ちが良い。
とにかく天気が良過ぎて暑く、疲れた。。。ファームガーデンでヤーコンのアイスを食べ癒す。
ちなみに、奥にあるお亀の湯は兜岳・鎧岳のときに来ていたことを思い出した。


 日帰り温泉&車中泊

大宇陀温泉あきののゆ

これで3度目か。。。
内風呂は4つあり広くてユッタリしている。露天風呂も割りと広い。あまり混むこともなく、ノンビリできた。なかなか良い温泉でした。

ここで車中泊。何かと便利だ。国道に出ればコンビニがあり、裏手に駐車すれば心の森・総合福祉公園のトイレもある。