高見山

高見山 1,248.4m

 山行情報

山行日       2015年5月3日(日) 曇り

山頂所在地/山域  奈良県/近畿 高見山地、台高山脈

アクセス/出発地  車/たかすみ温泉駐車場 高見登山口(平野口)〜高見登山口(杉谷口)

行程詳細      たかすみ温泉駐車場(6:15-6:40)→ 平野登山口(6:44)→ 高見杉(7:31)→ 杉谷・平野分岐(8:02-8:04)→
          高見山山頂(8:40-8:55)→ 杉谷・平野分岐(9:14-9:24)→ 小峠(9:24)→ 杉谷登山口(10:03)→
          出合(10:26)→ たかすみ温泉駐車場(11:09)

所要時間/距離   行動時間:4時間2分 休憩時間:27分 合計:4時間29分/12.6km

服装/装備     長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

6:15 たかすみ温泉駐車場に到着(写真)。

朝食を取ったり、準備をしている間に、家族連れが出発して行った。

6:40 たかすみ温泉駐車場を出発。

駐車場奥の建物右の高見登山口の道標(写真)を見て川辺に降り、川沿いから赤い橋の袂を上がる。

橋を渡り突き当たりを左に折れる(写真上)と、民家左に平野登山口(写真下)がある。

沢沿いをたどり、出合の先で堰堤(写真)の前を左に横切ると、土留めの階段が続く。
暑くなり途中で長袖山シャツを脱ぐ。

階段を登り切ると、杉林の中の平坦な尾根道が続き、ほどなくピークを右に巻き、ゆるやかな下りから右の沢に降り横切る(写真)。
間伐された杉が放置された沢沿いをゆるやかに登ると、ほどなく杉の巨木とレンガ壁の避難小屋が見えてくる。

7:31 高見杉に到着(写真)。

周りの杉と比べても一際その大きさがわかる。小屋の横にはなぜか鳥居がある。

すぐに細い沢を横切り、狭い尾根をゆるやかに登って行く。
傾斜が増すと土留めの階段(写真)から分岐に登り着く。

8:02 杉谷・平野分岐に到着(写真)。小休止。

天候が怪しく、疲れもほとんどないので2分ほどで出発する。

8:04 杉谷・平野分岐を出発。

わずかに下った後、急斜面をジグザグに登り返し、ヒメシャラのトンネル(写真上)を抜けると国見岩(写真下)に着く。
神武天皇がこの岩に上がって四方を展望したとあるので、上ってみたが展望はない。

さらに息子岩の標識、揺石(写真)と過ぎ、直登気味に登って行く。

山頂だと思っていた隠れピークを右に巻き(写真上)、展望の良い(今日はガスり気味)笛吹岩(写真下)からさらに直登して行くと、前方に避難小屋が見えてくる。

迷岳、明神岳、国見山

8:40 高見山山頂に到着(写真上)。小休止。

小屋のすぐ先が山頂だが、大方を石造りの神社が占めている。神社の裏に三角点がある。
小屋を覗くと三方が板張りで座れるようになっている。屋上は展望台になっていて、望遠鏡まである(写真中)。
展望は良いのだが、今日は雲がかかり気味であまり良くない。
それでも迷岳、桧塚、明神岳、国見山(写真下)などが見られる。天候さえ良ければもっと景色を楽しむところだが、風も強く肌寒いため、早々に退散する。

8:55 高見山山頂を出発。

杉谷・平野分岐まで往路を戻る。

9:14 杉谷・平野分岐に到着(写真)。

小ピークを越え乳岩の標識を過ぎて、ひたすら急下降し、鳥居をくぐり小峠に降り立つ。

9:24 小峠に到着(写真)。

高見山登山口と刻まれた標石がある。

杉林の中の広い林道のようなゆるやかに下りから台風での崖崩れ跡を迂回し、10分ほどで石畳(写真)のジグザグの下りに変わる。

雲母曲の道標(写真)を見るとその後は尾根上をひたすら下って行く。
案内板とベンチを左に折れると、山神が祀られた祠を見て、ほどなく車道に降り立つ。

10:03 杉谷登山口に到着(写真)。

すぐ左の国道には出ず、右の集落の間の道をたどる。

いったん国道に出るが、すぐに集落の間の県道28号線に入る(写真)。

赤い欄干の橋を渡り、出合の交差点を右に進む(写真)。
県道を40ほど歩き、郵便局の先を右に入れば、朝上がった赤い橋が見える。
郵便局を見逃して直進しても、すぐに右にたかすみ温泉が見えてくるので、心配することはない。

11:09 たかすみ温泉駐車場に到着。


 感想

冬の樹氷で有名だが、この時期は山頂の展望と登山口の温泉か。。。
あいにくの天候だったが、山頂はほぼ360度の展望がある。
杉谷・平野分岐までは淡々としたゆるやかな道が続き、高見杉が唯一の見所になる。分岐から先はやや傾斜が増し、国見岩を始めとする謂れのある岩などの見所が続く。この日も1組いたが、家族連れに良さそうだ。
山頂から高見峠に下り、小峠に出たかったが、生憎と高見峠小峠間は土砂崩れで通行できないとのこと(山頂避難小屋の中に掲示あり)。


 日帰り温泉

たかすみ温泉

駐車場の奥に登山口入口がある。
かなり奥地にあるにもかかわらず、訪れる客は多い。極くありきたりの温泉のように思われるのだが。。。