鶏冠山(黒川山)
2022.02.06
鶏冠山(黒川山) 1,716m
◎ 山行情報
山行日 2015年5月10日(日) 快晴
山頂所在地/山域 山梨県/大菩薩連嶺
アクセス/出発地 車/柳沢峠市営駐車場から往復
行程詳細 柳沢峠市営駐車場(6:10-6:30)→ ブナのみち柳沢口(6:34)→ ブナ坂(6:40)→ 展望台(7:05-7:10)→
梅ノ木尾根(7:12)→ 六本木峠(7:27)→ 横手山峠(7:55)→ 横手山(8:01)→
鶏冠山(黒川山)山頂(8:27-8:29)→ 見晴台(8:33-8:40)→ 鶏冠山(黒川山)三角点(8:41-8:44)→
小ピーク(9:02-9:05)→ 鶏冠神社(9:08-9:25)→ 鶏冠山(黒川山)山頂(9:31)→ 横手山峠(9:48)→
新横手山峠(10:01)→ 作業道(10:10)→ 林道出合(10:18)→ 六本木峠(10:30)→
展望台(10:46-11:15)→ ナラ坂(11:29)→ 柳沢峠(11:35)→ 柳沢峠市営駐車場(11:37)
所要時間/距離 行動時間:4時間1分 休憩時間:1時間6分 合計:5時間7分/12.6km
服装/装備 半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
6:10 柳沢峠市営駐車場に到着(写真)。
未舗装の広い駐車場で、立派なトイレがある。
ちょっと肌寒い。
塩山から奥多摩へと向かう国道411号線で柳沢峠のドライブイン先を左に入ると、駐車場がある。
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6:30 柳沢峠市営駐車場を出発。
駐車場を出ると柳沢峠登山口が正面にあるが、今日はここから入らず、左に少し行ったブナの道柳沢口(写真)から登り始める。 ここの路肩に10台ほど駐車できるスペースがある。
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左のブナ坂への道に入る。遊歩道は傾斜もゆるく、歩き易い。 ブナ坂分岐(写真)では右に花ノ木尾根への道を、さらにすぐ先の分岐(写真)で左に花ノ木沢を経て梅ノ木尾根への道を見送る。 おだやかなトラバース道からブナのみち案内図の立つイモノキ尾根を直進し、10分ほどで多摩川源流域を望む展望台に着く。
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7:05 展望台に到着(写真右)。小休止。
ベンチやテーブル、案内板がある。 北側が開け、木賊山、破風山、雁坂嶺、笠取山、唐松尾山、飛龍山など、奥多摩山地(写真下)を一望する。 鳥のさえずりだけが響き渡り、気持ちの良い展望台だ。
展望台からのパノラマ |
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7:10 展望台を出発。
すぐに梅ノ木尾根分岐(写真)に出て柳沢峠登山口からの道と合わさる。
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おだやかなトラバース道が続き、途中苔生した岩場(写真)を通り10分ほどで分岐に着く。
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7:27 六本木峠に到着(写真)。
左の横手山峠・鶏冠山方面の道に入り、すぐに監視道路を左に分け、ヒノキ林の中をゆるやかに下って行く。
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10分ほどで左から作業道が合流し、その先で林道を横切る(写真)。
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新横手山峠への道を左に分け、さらに10分ほどの分岐(写真)で黒川金山跡への道を右に分け横手山峠に出る。
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7:55 横手山峠に到着(写真)。
すぐ西側のピークが横手山山頂だと思われる。
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南西側の尾根に取り付く(写真)が、道標や目印、踏み跡はないので、とりあえずピークに向かって登る。
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すぐにピークの東側に登り着き、わずかに右へ行ったところが山頂(写真)と思われるが、標識など山頂を示すものは何もない。 横手山峠に戻り鶏冠山へ向かう。 今日初めての登りらしい登りとなる。途中木立の合間に富士山が見えるようになると、ほどなく黒川山山頂に登り着く。
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8:27 鶏冠山(黒川山)山頂に到着(写真)。
鶏冠山(黒川山)の道標があるが、正確にはこの上の三角点のある場所が山頂のようだ。
8:29 鶏冠山(黒川山)山頂を出発。
三角点は後回しにして、左の見晴台へ向かう。稜線をわずかにたどると、岩が積み重なったような小ピークに出る。
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富士山 |
8:33 見晴台に到着(写真上)。小休止。
ここが最高地点で展望が良い。大菩薩嶺、富士山(写真下)、そしてうっすらとだが南アルプス、その横には奥秩父山塊が連なる。
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8:40 見晴台を出発。
黒川山山頂手前で左の小ピーク上にある三角点(写真)に寄る。実際にはここが山頂になるようだ。
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道標まで降りて鶏冠神社方面に向かう。ゆるやかに下り、5分ほどで分岐(写真)に降り立つ。 鶏冠神社方面へ直進し、大岩を左に巻いて岩場を上がれば、何もないピークに登り着く。
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9:02 小ピークに到着(写真)。小休止。
鶏冠山(黒川山)の北東側の小ピークになるが、岩があるだけで何もない。
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9:05 小ピークを出発。
岩場を越え、前方に見えてきた岩峰(写真)を左に巻いて登ると、鶏冠神社下に出る。
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大菩薩嶺、富士山 |
9:08 鶏冠神社に到着(写真上)。小休止。
狭い岩峰には鶏冠山とだけ記され山頂標識と鶏冠神社の奥宮が祀られた祠がある。 南側から大菩薩嶺と富士山(写真下)を望む。
9:25 鶏冠神社を出発。
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9:48 横手山峠に到着。
ここから10分ほどで新横手山峠への分岐(写真上)を右に登り、途中の道標(写真下)を左へ折れると、ほどなく林道に飛び出す。
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10:01 新横手山峠に到着(写真)。
林道を左に進むと、ほどなく往路の登山道と交わる。
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登山道に入り、少し先で右の作業道(写真)に入り、P1614の南側のコルを横切り林道に降り立つ。
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林道を少したどり、右カーブの頂点から登山道(作業道か?)(写真)に入ると六本木峠への道標があり、20分ほど沢沿いに登れば六本木峠に飛び出す。
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10:30 六本木峠に到着。
往路を梅ノ木尾根分岐(写真)まで戻り、朝展望を楽しんだ展望台に向かう。
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10:46 展望台に到着。昼食。
再び展望を楽しみながら昼食を取る。
11:15 展望台を出発。
梅ノ木尾根分岐まで戻り、柳沢峠へと向かう。 ブナの巨木を過ぎ、ナラ坂分岐(写真)を左に進む。
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11:35 柳沢峠に到着(写真)。
11:37 柳沢峠市営駐車場に到着。
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◎ 感想
鶏冠山(黒川山)山頂標識から鶏冠神社への道以外はハイキング気分でノンビリ歩ける。また、展望台や見晴台からの展望も良い。ちょっと物足りないときは、鶏冠神社への岩場で、ちょっとだけスリルを味わえる。
ところで、山名について判然とせず調べてみたところ、一般的には鶏冠山(黒川山)山頂標識の上の三角点が黒川山、鶏冠神社への途中の小ピークが鶏冠山のようで、標高は黒川山が三角点の場所が1710m、見晴台と鶏冠山が1716mになる。
◎ 日帰り温泉
ぶどうの丘温泉 天空の湯
時間的に早いためだと思うが、ガラガラだった。広さも温泉もごく普通なのだが、露天風呂からの展望は素晴らしい。霞がちではあったが、南アルプスも見えた。
休憩所は食事処と兼用だが、広くて見晴らしも良い。
こんなに展望の良い温泉は初めてだ。なかなか良い。