岩菅山 2,295.3m
◎ 山行情報
山行日 2015年6月14日(日) 曇り
山頂所在地/山域 長野県/甲信越 志賀高原
アクセス/出発地 車/高天ヶ原駐車場から周回
行程詳細 高天ヶ原駐車場(7:05-7:20)→ 東館山高山植物園(8:00)→ 岩菅山登山口(8:28)→ 寺子屋山山頂(8:40)→
金山沢の頭(8:50)→ のっきり(9:54-10:00)→ 岩菅山山頂(10:24-10:30)→ 裏岩菅山山頂(11:03-11:15)→
岩菅山山頂(11:45-12:25)→ のっきり(12:41)→ 岩菅山中間点(13:03)→ アライタ沢出合(13:31)→
小三郎小屋跡(13:49)→ ファミリースキー場岩菅山登山口(14:16)→ せせらぎ遊歩道入口(14:28)→
高天ヶ原駐車場(14:33)
所要時間/距離 行動時間:6時間9分 休憩時間:1時間4分 合計:7時間13分/17.5km
服装/装備 半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
7:05 高天ヶ原駐車場に到着(写真)。
駐車場はホテル銀嶺の前の道路沿いにあり、スキー客用なのだろうかなり広い。この先にも何箇所かあるので、登山ルートに合わせて選べそうだ。
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7:20 高天ヶ原駐車場を出発。
少し戻り、高天ヶ原ホテルの前にある時計台(写真上)からミズバショウの群生する湿原を横切り、左にある第3ペアリフト乗り場(写真下)の先からゲレンデを上がる。 地形図の破線の通りにブルドーザーのキャタピラ跡をたどり、林間コースに入る。
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コースが交差するところで右に進み(写真上)、さっきのゲレンデに出て、第3ペアリフトの終点(写真下)に行き合う。これなら最初から第3ペアリフト沿いに付いた道を登れば良かった、と思っても後の祭りだ。
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ここからは右隣の高天ヶ原クワッド沿いに登り、終点(写真)から左上に見える東館山ゴンドラリフトの山頂駅を目指して階段を登って行く。
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山頂駅下に広がる東館山高山植物園(写真)に登り着くと、一帯にはキヌガサソウやエンレイソウ、ミズバショウ、シラネアオイ、ミヤマキンポウゲなどが咲き乱れている。 左へ上がると山頂駅のようだ(写真)。
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道標(写真)に従って少し下り、ミズバショウの群生地からゆるやかに登ると、右からの林道のような広い道と合流し、左へゆるやかに登って行く。
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ほどなく寺子屋スキー場のゲレンデ(写真)に出て、寺子屋クワッドの終点に向かってゆるやかに登る。
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8:28 岩菅山登山口に到着(写真)。小休止。
登山口は寺子屋クワッド終点のすぐそばにある。
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8:33 岩菅山登山口を出発。
笹の間の丸太留め階段を上る。少し泥濘気味だ。 三角点が設置されているものの、登山道の途中のような山頂の寺子屋山(写真)を越え、狭い稜線をたどり金山沢の頭に出る。
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8:50 金山沢の頭に到着(写真)。
笹と雑木林に囲まれ展望はない。右に赤石山や大沼池への道を分ける。 ゆるやかな下りから右が開けた稜線に出るが、ガスで何も見えない。
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隠れ小ピークに続きP2085(写真上)を越えると、雲の中に山頂が隠れた岩菅山(写真下)を見る。 途中ミツバオウレンやイワカガミなどを見ながら、幾つかの隠れ小ピークやP2042を越え、ややキツイ登りからP2072の右下を通過する。
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9:54 のっきりに到着(写真)。小休止。
小広い場所にベンチがある。左にアライタ沢からの道が合流し、そちらから多くの登山者が上がって来る。
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10:00 のっきりを出発。
笹原のややガレ気味の登りが続き、途中でやっと岩菅山山頂を望む。 次第に道は険しさを増し、石や岩がゴロゴロした道や土留めの階段を交えた急登(写真)が続く。
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10:24 岩菅山山頂に到着(写真上)。小休止。
大きな岩が目立つ山頂は広く、山頂標識(写真下)や避難小屋、祠などがある。 時間に余裕があるので、裏岩菅山に向かうため、記念撮影も早々に出発する。
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10:30 岩菅山山頂を出発。
ちらほら雪渓の残る裏岩菅山までの稜線を望みながら(写真)、小ピークを幾つか越えて行く。 山頂の一角になるP2337に登り着き、ハイマツのおだやかな稜線から短いガレ場を登れば裏岩菅山山頂に飛び出す。
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烏帽子岳、苗場山 |
11:03 裏岩菅山山頂に到着(写真上)。小休止。
ハイマツに囲まれた山頂は狭いが展望が良く、北東に鳥甲山や烏帽子岳とその稜線、佐武流山、微かに苗場山を望む(写真下)。
11:15 裏岩菅山山頂を出発。
往路を戻る。 岩菅山山頂近くで往路で見過ごしていたオオバキスミレを見つける。
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11:45 岩菅山山頂に到着(写真)。昼食。
つい1時間ほど前は多くの登山者で賑わっていたのに、今は2〜3人しか居ない。雲であまり良くないが、景色の良い岩場でノンビリと昼食を取る。
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12:25 岩菅山山頂を出発。
のっきりまで下り、右のアライタ沢への道に入る。 きどき木の根の段差があるものの、概ねゆるやかな下りが続く。岩菅山中間点の道標(写真)を過ぎると、断続する階段を下り、アライタ沢に降り立つ。
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13:31 アライタ沢出合に到着(写真)。
渓流を渡り、ニリンソウが咲き乱れる左岸の水路沿いを下って行く。
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13:49 小三郎小屋跡に到着(写真)。
右に岩菅山登山口(聖平登山口)への道を見送り、水路に沿って直進方向(一の瀬スキー場)へ進む。
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14:16 ファミリースキー場岩菅登山道入口に到着(写真)。
右へゲレンデを横切る。
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志賀高原オリンピックホテル前のオコジョ通りを左へ道なりにたどり、一の瀬案内所(写真)からタンネの森通りに入る。
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県道との交差点で左のせせらぎ遊歩道(写真上)に降りて、そのまま木道をたどる。コバイケイソウやリュウキンカなどの咲く草原を5分ほどでたどれば、朝横から入った時計台(写真下)が見えてくる。
14:33 高天ヶ原駐車場に到着。
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◎ 岩菅山で出逢った花たち
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ミズバショウ
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キヌガサソウ
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エンレイソウ
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ミズバショウ
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ミヤマキンポウゲ
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シラネアオイ
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ミズバショウ
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ミツバオウレン
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イワカガミ
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オオバキスミレ
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ツガザクラ
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ハクサンイチゲ
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ニリンソウ
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コバイケイソウ
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リュウキンカ
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◎ 感想
稜線に出てしまえばそれほど高低差がないため、距離があった割にそれほど疲労はない。あと1時間早く出発できていれば、烏帽子岳も視野に入りそうだ。
山頂からの展望や多くの花が見られ、手軽な山行が楽しめる。多いのは一の瀬側の登山口からの往復のようだ。
事前に調べてあったホテル銀嶺で山バッジ購入。
◎ 日帰り温泉
元湯箱山温泉
当初は湯田中温泉の楓の湯を予定していたが、駐車場がいっぱいだったため、急遽ここに決めた。
ちょっと鄙びた温泉で、浴室も湯船も洗い場も狭い。あまり知られていないのか、それほど混んでないので、これはこれでいいかな。ただ地元の人だろうか、訪れる人はそれなりに居る。
玄関先には無料の足湯がある。