由布岳 1,583.3m
◎ 山行情報
山行日 2014年5月4日(日) 快晴
山頂所在地/山域 大分県/九州
アクセス/出発地 車/由布岳登山口駐車場 由布岳登山口から往復
行程詳細 由布岳登山口(7:45-8:10)→ 合野越展望所(8:45)→ マタエ(9:45-9:50)→ 由布岳西峰山頂(10:05-10:15)→
(御鉢巡り)→ 東登山口・日向岳分岐(10:53)→ 由布岳東峰山頂(11:00-11:30)→ マタエ(11:42)→
合野越展望所(12:30-12:35)→ 由布岳登山口(13:00)
所要時間/距離 行動時間:4時間 休憩時間:50分 合計:4時間50分/6.8km
服装/装備 長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
7:45 由布岳登山口駐車場に到着(写真)。
バス停前の無料駐車場はすでにいっぱいで、向かいの有料駐車場に停める。500円。 正面に由布岳東峰が見えている。
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8:10 由布岳登山口駐車場を出発。
駐車場を出たすぐ右隣に標識や案内板の立つ登山口(写真)がある。
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入るとすぐに正面にドーンと大きな由布岳(写真)を見ながら、広々とした草原をゆるやかに登って行く。
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8:23 由布高原園地休憩所に到着(写真)。
簡易トイレがあり、右に日向自然観察路が分岐する。 直進し雑木林の中の沢沿いの道をゆるやかに登る。 沢を2度横切り、小さく折り返して登ると、少し開けた場所に出る。
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8:45 合野越展望所に到着(写真)。
休憩するほどの時間でもないので、展望は下山時に味わうとして先に進む。
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折り返しの登りが続き、背後にくじゅう連山などの展望が開けると、登山口から2500mの道標(写真)を見る。
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岩がゴロゴロした道(写真上)を小さく折り返して登ると、わずかに咲いているキスミレ(写真下)を見ながら、30分あまりで東西山頂のコルに登り着く。
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9:45 マタエに到着(写真)。小休止。
狭いが展望が良い。多くの登山者がこれからの急登に備え、休憩している。
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9:50 マタエを出発。
すぐに短いクサリが掛かった岩場(写真)を登り、矢印に従って左へ回り込む。
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さらに何箇所かクサリの掛かった岩場を登り、難所(?)の由布岳西峰鎖場の縦横にクサリが掛かった岩場(写真上、下)を越える。背後には東峰を一望する。 岩場から潅木帯に変わると、ひと登りで西峰山頂に飛び出す。
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10:05 由布岳西峰山頂に到着(写真右上)。小休止。
山頂標柱と三角点がある。 あれだけの車の数にしては思ったほど人が居ない。登り易そうな東峰に行ったのだろうか。 狭い山頂からは360度の大パノラマ(写真下)が広がる。 東峰は岩峰っぽく、山頂は尖っている。 眼下に一望するお鉢(写真右下)を念入りに見てみると、岩場が連続するものの、それほど難しくはなさそうだ。しかも、何人もの登山者が歩いているのが見える。
由布岳西峰山頂からのパノラマ |
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10:15 由布岳西峰山頂を出発。
お鉢巡りを決行する。 ゆるやかな稜線下りから、途中で右の斜面を下りる(写真)。
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途中でタチツボスミレの群落(写真)を見ながらコルに降り立ち、東峰からの稜線に取り付きピークに上がる。
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岩峰(写真)のような場所で、右に火山岩が積もった火口底を覗きながら4mほど垂直に降りる。
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その後はひたすら火口縁北側の岩場をアップダウンしながら登って行く(写真)。
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10:53 東登山口・日向岳分岐に到着(写真上)。
東峰への登山道を一望する(写真下)。 潅木帯を進み、最後に岩場を急登して、東峰に登り着く。
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11:00 由布岳東峰山頂に到着(写真右)。昼食。
山頂はゴツゴツした岩場で、西峰よりも狭いかも知れない。登山者が多く何とか座る場所を確保する。 当然ながら展望は良く、なだらかで広々とした西峰や、鶴見岳、くじゅう連山を一望し(写真下)、眼下には駐車場が見えている。
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11:30 由布岳東峰山頂を出発。
ややザレ気味で急な下りもあるが、急峻な岩場はなくこちらの方が歩きやすい。 ただ、登ってくる登山者が多く(写真)、擦れ違いに注意が必要だ。
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11:42 マタエに到着(写真上)。
往路を下る。 時間が早いため、登ってくる登山者が後を絶たない。 途中登りで見逃したエヒメアヤメ(写真下)を見る。
12:30 合野越展望所に到着。小休止。
それ程展望は良くない。
12:35 合野越展望所を出発。
13:00 由布岳登山口駐車場に到着。
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◎ 感想
これ程の人気があるとは思わなかった。東峰は多くの登山者で賑わい、家族連れも目立つ。それに比べて西峰はクサリ場があるためか、それ程多くなく、お鉢巡りに至っては別世界のように静かな山行が楽しめる。
お鉢巡りは岩場が多く、一部切れ落ちた場所もあるが、西峰に登頂できるスキルがあれば問題ない。
時間的には東登山口に戻り、日向岳経由の下山がいい。
◎ 日帰り温泉
柚富の郷 彩岳館
道沿いにあるが、見えないため見過ごしてしまいそうだ。
外観は高級旅館の趣だが、料金は620円とリーズナブル。ただ、立ち寄り温泉としては、受付が15時までなので注意が必要だ。