白砂山

白砂山 2,139.8m

 山行情報

山行日       2014年8月2日(土) 晴れのち曇り一時雨

山頂所在地/山域  長野県/甲信越

アクセス/出発地  車/野反湖展望台駐車場(白砂山登山口)から周回

行程詳細      野反湖展望台駐車場(白砂山登山口)(6:45-7:05)→ ハンノキ沢(7:20)→ 北沢取水分岐(7:36)→ 地蔵峠(7:45)→
          堂岩広場(8:45-8:50)→ 堂岩山山頂(9:13-9:20)→ 八間山分岐(9:25)→ 猟師の頭(9:44)→
          白砂山山頂(10:28-11:15)→ 猟師の頭(11:57)→ 八間山分岐(12:15-12:20)→ 中尾根の頭(12:36)→
          黒渋の頭(13:15)→ 八間山山頂(13:45-14:25)→ 野反湖見晴(14:50)→ 茅の尾根(15:03)→
          八間山登山口(15:08)→ 池の峠(15:20)→ 野反湖展望台駐車場(白砂山登山口)(15:30)

所要時間/距離   行動時間:6時間41分 休憩時間:1時間44分 合計:8時間25分/14.7km

服装/装備     半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

6:45 野反湖展望台駐車場(白砂山登山口)に到着(写真)。

広い駐車場で道路を挟んだ向かいに売店がある。登山口は駐車場の中央奥にあり、すぐ近くに駐車する。

7:05 野反湖展望台駐車場(白砂山登山口)を出発。

登山口(写真)を入り下生えの笹が生い茂る白樺林を抜ける。P1619.9の山腹をゆるやかに下る。日向は暑いものの木陰などは涼しい。

木橋の架かるハンノキ沢(写真)を渡り、再び渓流を横切った後、尾根を折り返して登る。

ゆるむと北沢取水分岐(写真)に出て、右へ登るとほどなく切明への分岐に登り着く。

7:45 地蔵峠に到着(写真上)。

しっかりとした道標はあるものの、地蔵峠の標識(写真下)は木に付けられた小さなプレートだけで気付きにくい。

平凡な登りが続き、気付くと地蔵山を通り過ぎてしまい、ゆるやかな下りからシラビソ尾根の標柱(写真)まで来てしまった。
山頂を示すようなものは何もなかったように思うのだが。。。
標柱にあるようにシラビソ林に変わると、ゆるやかな登りから小さく上下を繰り返して高度を上げる。
前方に堂岩山が見えてくると、小さく開けた場所に登り着く。

8:45 堂岩広場に到着(写真上)。小休止。

道標には小さな広場と手書きがされ、その下には堂岩山よりここで休んだ方が良いと手書きされている(写真下)。左は水場まで5分とある。
南西方向が開け、野反湖や草津白根山(山頂は雲が掛かっているが)を見る。

8:50 堂岩広場を出発。

道がえぐれた急な登りが続く。

9:13 堂岩山山頂に到着(写真)。小休止。

登山道の途中にあり、展望もほとんどない。水場分岐で休んだ方が良いの意味がわかる。

猟師の頭、白砂山

9:20 堂岩山山頂を出発。

花後のイワカガミゴゼンタチバナなどを見ながらの下りから突然大展望が広がり、猟師の頭から白砂山へと延びる稜線、さらには北と東へと延びる伸びやかな稜線(写真)が目に入る。また、ここからは高木がなく一面笹原やお花畑が広がる。

9:25 堂岩分岐に到着(写真)。

左へ道を取り、白砂山へと続く雄大な稜線をたどる。ただ登山道に笹が覆い被さり少し歩きにくい。

猟師の頭(写真上)と次のピークを越え、金沢のレリーフ(写真下)を過ぎると、いよいよ白砂山への登りとなる。
一部急登はあるものの、クルマユリキオンハクサンフウロエゾシオガマコウゾリナタテヤマウツボグサミヤマホツツジなど多数の花々を見ながらゆっくりと登る。

10:28 白砂山山頂に到着(写真)。昼食。

山頂は狭いが立派な標柱と360度の大パノラマが広がる。ただ山頂に掛かるガスで展望はあまり得られない。
途中で1組の夫婦が上がってきたが、先に下山して行った。
下山の準備を始めるとポツリポツリと雨が落ち始め、出発の頃には小雨になり上だけカッパを着る。

11:15 白砂山山頂を出発。

しばらくして雨がやや強くなり下も着るが、猟師の頭を過ぎる辺りで上がった。

12:15 堂岩分岐に到着。小休止。

上を脱ぐ。

12:20 堂岩分岐を出発。

小さな上下はあるものの、笹の生い茂ったおだやかな稜線上の道(写真)が続く。

途中に鬱蒼とした樹林帯を挟み、中尾根の頭(写真上)、黒渋の頭(写真下)など幾つかの小ピークを越える。

長い笹尾根をたどり、分岐(写真)を左に折れて八間山山頂に出る。

白砂山

13:45 八間山山頂に到着(写真上)。小休止。

山頂は笹が刈り払われ、今日一番広い。
展望も良く白砂山から堂岩山そしてここ八間山までの稜線を一望する(写真下)。

14:25 八間山山頂を出発。

最初は荒れた急な下りだがすぐにゆるみ、野反湖見晴(写真)、茅の尾根を過ぎ、八間山登山口に飛び出す。

15:07 八間山登山口に到着(写真)。

池の峠駐車場前の富士見峠湖畔コース入口を入るが、すぐに間違いと気付き駐車場に戻る。

駐車場の北側の池の峠の道標(写真)を入り、車道沿いから池の峠へと上がって行く。

ほどなくP1619.9の池の峠(写真)に登り着く。ベンチがあり野反湖など、展望もまずまずだ。

野反湖を眼下に尾根伝いに下り、ほどなく往路の登山道(写真)に降り立ち、左へわずかで白砂山登山口に着く。

15:30 野反湖展望台駐車場(白砂山登山口)に到着。


 白砂山で出逢った花たち


 感想

下山時の雨は久しぶりだったため少々慌てたが、すぐに上がって事無きを得た。しかし家に帰って確認すると、ザックの中はかなり濡れてしまっていた。
かなり長い行程だが、比較的おだやかな道が続き、体力的にはそれほどキツくはない。白砂山への往復ではなく、八間山を行程に入れた周回を薦める。
白砂山山頂からの展望も良いが、堂岩山から先でいきなり広がる大展望は感動もので、この山行中最大のハイライトかも知れない。


 日帰り温泉

応徳(おうどく)温泉・くつろぎの湯

道の駅六合と併設された温泉。温泉の湯は良いのだが、施設が古い、狭い、種類がない。そこそこ来場者はあるのでもう少し何とかしてもらいたいものだ。救いは休憩室がまあまあ良いことか。
次はなし。