乾徳山、黒金山
2022.02.13
乾徳山 2,031m 黒金山 2,231.8m
◎ 山行情報
山行日 2014年5月24日(土) 快晴
山頂所在地/山域 山梨県/東海
アクセス/出発地 車/林道脇駐車場 乾徳山登山口から周回
行程詳細 林道脇駐車場(5:50-6:25)→ 乾徳山登山口(6:35)→ 銀晶水(7:04)→ 錦晶水(7:46)→ 国師ヶ原(7:54-7:59)→
月見岩(8:23)→ 扇平(8:27)→ 乾徳山山頂(9:14-9:30)→ 水のタル(9:39)→ 笠盛山山頂(10:14-10:24)→
大ダオ分岐(11:01)→ 黒金山(11:08-12:00)→ 大ダオ分岐(12:03)→ 大ダオ(12:40-12:50)→
大ダオ方面登山道入口(14:15)→ 乾徳山登山口(14:59)→ 林道脇駐車場(15:10)
所要時間/距離 行動時間:7時間12分 休憩時間:1時間33分 合計:8時間45分/14.4km
服装/装備 長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
5:50 林道駐車場に到着(写真)。
早目に来たつもりだったが、すでに10台ほどの広さの駐車場は7台駐車していた。 朝食はおにぎり1個。
6:25 林道駐車場を出発。
2箇所の林道分岐を右、左と進む。
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6:35 乾徳山登山口に到着(写真)。
暑くなり長袖を脱ぐ。杉林を折り返して登り、雑木林になると林道を横切り、沢沿いを石積みを交えて登って行く。
この林道は下山時の徳和渓谷遊歩道へと続いている。
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7:04 銀晶水に到着(写真)。
湧き水はおろか、一面泥の覆われて見る影もない。唯一文字が消えかけた標識で銀晶水とわかる。 前回のときはもっと水が流れていて、何とか飲めたと思ったのだが。。。勘違いか? すぐ先で尾根に乗り、赤松の雑木林を進むと、開削中の林道を横切る。
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さらに10分ほど登ると駒止め(写真)に着くが、道端に文字の消えかけた道標があるだけだ。 少し行くと岩がゴロゴロした道となり、さらに行くとゆるやかでまっすぐな道に変わり、綿晶水に着く。
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7:46 綿晶水に到着(写真)。
水量はまずまずだが、すぐ上を見ると飲む気になれない。
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少し進み雑木林が切れ前方に乾徳山を見る(写真)と、ほどなく国師ヶ原に着く。
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7:54 国師ヶ原に到着(写真)。小休止。
何のためだろう、数メートルほど舗装されている。左奥に奥に見えるヒュッテまで整地されているので、大平辺りから林道を通すのだろうか。
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7:59 国師ヶ原を出発。
雑木林の中をゆるやかに登り、木々が疎らになり傾斜が増すと、背後に富士山や南アルプスを見る。笹原の途中では多くの登山者が休憩し、眺望を楽しんでいる。 さらに登ると月見岩(写真右)があり、ここからも富士山や南アルプスを一望する(写真下)。
月見岩からのパノラマ |
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すぐ先の扇平(写真)を過ぎると雑木林に入り、大小の露岩の間を縫って登る。
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次第に傾斜が増し岩尾根に変わると、真っ二つに割れた髭剃岩(写真)に登り着く。
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さらに南アルプスや富士山を見ながら岩場をたどり、雷岩(写真上、下)に出る。 2段の大きな岩で、下部に1本(写真上)、上部2本(写真下)のクサリが掛けられているが、手掛かり足掛かりが豊富で難しくはない。
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雷岩を越えるとしばらくは潅木を縫って歩き、右に迂回路が分かれる鳳岩(写真)に出る。乾徳山で一番の岩場で、山頂直下のほとんど垂直の20mほどの一枚岩は、雷岩とは打って変わって手掛かりがあまりない。 クサリを頼りに細い割れ目に手先足先を引っ掛けて、ほとんど力任せに登れば、ほどなく岩の積み重なった乾徳山山頂に登り着く。
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9:14 乾徳山山頂に到着(写真右)。小休止。
前回(2004年9月)はガスで何も見えなかったが、今日は360度の眺望が広がり、富士山や南アルプスの眺望は見応えある。 また、北側にはこれから向かう黒金山が大きく見え、さらには国師ヶ岳や甲武信ヶ岳などを一望する(写真下)。
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9:30 乾徳山山頂を出発。
山頂北側の岩場を下る。いきなりロープやハシゴ(写真)が出てくるが、登り側ほどの険しさはない。
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10分足らずで迂回新道の分岐になる水のタル(写真)を直進する。
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あまり歩かれていないのか、道はやや不明瞭だが、目印のテープやアサヒビールの文字の入った丸いプレート(写真)で迷うことはない。
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P2016を越えると、倒木が目立つ稜線(写真)を、いくつか小さなコブを越えながらたどる。 あちこち残雪が見られるようになる。
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10:14 笠盛山山頂に到着(写真)。小休止。
露岩の目立つ狭い山頂で、樹林に囲まれ眺望は得られない。
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乾徳山、富士山 |
10:24 笠盛山山頂を出発。
樹林帯の中の直登気味の急な登りがしばらく続き、少し開けた場所で背後に富士山や乾徳山、道志山塊、御坂山地などを見る(写真)。
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11:02 大ダオ分岐に到着(写真)。
直進するとやや急な丸太の階段が続き、ゆるんでからさらにひと登りし残雪を越えると、潅木に囲まれた山頂に出る。
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11:08 黒金山山頂に到着。昼食。
三角点と標識のある山頂(写真右上)は狭いものの、北西の奥がなだらかなガレ場(写真右下)で展望が良い。 富士山から南アルプス、国師ヶ岳、甲武信ヶ岳、破風山、雁坂嶺などを一望する(写真下)。 登山者で賑わう乾徳山山頂とは打って変わって、先客は1人だけ。しかもすぐに下山したため、この大パノラマを一人占めしてノンビリ過ごす。
黒金山山頂からのパノラマ |
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12:00 黒金山山頂を出発。
大ダオ分岐を右に下る。 傾斜はそれほどでもないが、残雪で滑り歩きにくい。踏み跡はやや不明瞭な場所もあるが、道標(写真)やプレートが多く設置されていて、迷うことはない。
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笹原のコルから小ピークを越えると、広々とした笹原の大ダオ(写真)が見えてくる。
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乾徳山 |
12:40 大ダオに到着(写真上)。小休止。
広々とした気持ちの良い笹原が広がり、南には乾徳山(写真下)や富士山、三ツ峠山を始めとする道志山塊のパノラマが広がる。
この方向から乾徳山を見ることはまずないだろう。
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12:50 大ダオを出発。
南斜面の笹原から樹林帯に入る。 途中で道が不明瞭な場所はあるが、まれに道標(写真)があるものの、赤や黄色のテープなどの目印を拾いながら下る。
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ひたすら沢沿い(写真)に下り、堰堤を2つ越えると林道に降り立つ。
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14:15 大ダオ方面登山道入口に到着(写真上)。
林道をひたすら下り、20分あまりでゲートを抜け、徳和からの林道と合流する。 少し先で長尾ノ滝(写真下)を見ると、7分ほどで乾徳山登山口に着く。
14:59 乾徳山登山口に到着。
15:10 林道脇駐車場に到着。
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◎ 感想
前回は秋口の9月で時々小雨の混じる曇り空だったが、今日の快晴の元ではまるで違う山の印象だった。
笹原から月見岩間と乾徳山山頂からの大パノラマは壮大だ。
同じコースでは面白味がないので黒金山や大ダオを回った。途中はほとんど樹林の中で眺望はないが、黒金山と大ダオからの眺望はなかなか良い。乾徳山山頂とは違って広々としているのも良い。
◎ 日帰り温泉
花かげの湯
地元の方が多いようです。