富士山御殿庭(積雪期)
2022.02.14
富士山御殿庭 2,170m(御殿庭上)(積雪期)
◎ 山行情報
山行日 2014年1月25日(土) 快晴
山頂所在地/山域 静岡県/富士山
アクセス/出発地 車/水ヶ塚公園駐車場から周回
行程詳細 水ヶ塚公園駐車場(7:15-7:30)→ 須山上り一合五勺(8:42-8:47)→ 御殿庭下(9:50-9:55)→
御殿庭中(10:35-10:45)→ 御殿庭上(11:17)→ 御殿庭入口(12:08)→ 小天狗塚(12:27)→
三辻(12:44-12:57)→ 幕岩上(13:27)→ 須山下り一合五勺(13:34)→ 須山御胎内上(13:47)→
南山林道分岐(14:19)→ 水ヶ塚公園駐車場(14:22)
所要時間/距離 行動時間:6時間19分 休憩時間:33分 合計:6時間52分/9.9km
服装/装備 アウタージャケット、長袖山シャツ、長袖シャツ、トレッキングタイツ、雪山パンツ、雪山登山靴、ゲーター、トレッキングポール
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
7:15 水ヶ塚公園駐車場に到着。
富士山を見てみると雪は斑で地面が露出も広いためスノーシューは要らないと判断する。結果的に後悔先に立たずなのだが。。。
7:30 水ヶ塚駐車場を出発。
見慣れた須山口登山歩道入口(写真)を入る。 すぐに分岐で須山御胎内への道右に見送るが、足跡が1人分でしかも消え消えに続くばかりで、あまり歩かれていない様子が伺われる。夏道が明確なので迷うことはない。
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8:42 須山上り一合五勺に到着(写真)。小休止。
気温が高く暑いためジャケットを脱ぐ。
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8:47 須山上り一合五勺を出発。
ツガ林に入ると雪がやや潜るが、歩行に支障はない。ツガ林が途切れると、見え隠れしていた富士山山頂が前方に姿を現す(写真)。
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9:50 御殿庭下に到着(写真)。小休止。
立派な案内板がある。右は双子山方面になる。
9:55 御殿庭下を出発。
やや傾斜を増すがまだまだアイゼンを履くほどでもない。風も出てきた。 振り返ると愛鷹連峰や伊豆の山々、駿河湾を一望する。 ルート上の新雪がやや深くなり、膝ほどまで潜ることが多くなる。
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10:35 御殿庭中に到着(写真)。小休止。
ここでスパッツを装着する。
10:45 御殿庭中を出発。
宝永第二火口を目指して直進するが、数歩でかなり潜ることが判明、変更し双子山方面に向かう(写真)。
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しかし、こっちもかなりハードで、ルートははっきりしているものの、膝まで潜るのは当たり前(写真)で、時には足全体が埋まったり、途中の倒木は腹這いになって越え、全身雪まみれになる。 トレースが途切れ、少し先に頭を出している道標を目指してラッセルする。わずか20〜30mほどだが、道標に着いた時は一瞬ホッとする。
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宝永山の山腹を横切る夏道上の御殿庭上の道標を目指して進む(写真)。しばらくはラッセルが続くが、すぐに風で雪が飛ばされた場所が続き歩きやすくなる。
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11:17 御殿庭上に到着(写真)。
完全に樹林帯から離れているためか、やや強い風が吹き抜ける。ラッセルで熱くなっているためか、それほど寒さは感じない。
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ここからトレースが全くないが、地形図で夏ルートを確認して、まずは愛鷹連峰のやや左の道標を目指して下る(写真)。樹林帯に入ってからは、左の大きな沢に近づいて行く。
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しばらくして夏道の道標(写真)が見つかると、相変わらずトレースは全くないが、雪に埋れながらも道の形がはっきりと分かるようになる。
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12:08 御殿庭入口に到着(写真)。
左の沢に降り、P1913へと延びる尾根下に付いたスノーシューの跡をたどる。
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12:27 小天狗塚に到着(写真)。
P1913のコルになる。 直進し疎林を抜けると、前方に双子山が見えてくる。
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12:44 三辻に到着(写真)。昼食。
それほど風も強くないため、ここで昼食にする。と言ってもパン2個だけだが。
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12:57 三辻を出発。
ここからは無雪期に一度降りた道をたどる。わずかながらトレースも付いている。 途中の道標で本来は直進するはずだが、全くトレースがないため、左の沢沿いに付いたトレースをたどる(写真)。
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13:27 幕岩上に到着(写真)。
ここからは圧雪で歩き易く、また何度も歩いたルートなので快調に下山する。幕岩へは道は見えるものの、歩かれた様子はない。
13:34 須山下り一合五勺に到着。
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13:47 須山御胎内上に到着(写真)。
右の水ケ塚方面に向かう。
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14:04 南山林道分岐に到着(写真)。
右の一合五勺を結ぶ登山道からのトレースが付いている。
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15分ほどで須山口登山歩道(写真)に出て、左へわずかで須山口登山歩道入口に着く。
14:22 水ヶ塚公園駐車場に到着。
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◎ 感想
宝永火口の下あたりまで行けたらと考えていたが、後1時間足らずのところでツボ足状態になり諦めた。あれだけ潜ると倍近くの時間が掛かりそうだ。スノーシューを携帯しなかったのを今更ながら後悔する。
御殿庭あたりはほとんど歩かれていないようだ。特に下山側は御殿庭入り口まで全くトレースがない。